富士通サーバ ISV/IHV技術情報 お客様導入事例
先進的なe-ビジネスを展開されているお客様をご紹介いたします。
お客様に活用いただいているパートナー様のソリューションについても、お話を伺いました。

世界に名だたる企業であるソニー。プレイステーション、VAIOと立て続けにヒットを放ち、家庭内ネットワークにおけるポジションを確固たるものにしつつあるのは周知の通り。そしてこのたび、「bit-drive」というブランドを冠し、満を持して通信事業に参入した。そのbit-drive事業の中心サービスのひとつ、ストリーミング放送をサポートしているのがPRIMEPOWERだ。ブロードバンド時代を見越したその戦略について、ソニー株式会社 コミュニケーションシステムソリューションネットワークカンパニーの神田雅之氏、藤平大輔氏、守谷淳氏の三氏にお話を伺った。
最初に、bit-driveの概要についてお聞かせ下さい。
【神田氏】
昨年、「bit-drive」というブランドで、インターネット接続サービスとアプリケーションサービスの両方を始めました。どちらも法人向けがターゲットになっております。
ソニーが通信事業に参入した背景をご説明しますと、ソニーはハードウェアとコンテンツに強みを持っている会社ですが、これを本当の意味でシナジーを持たせていくためには間をつなぐブロードバンドネットワークの普及が急務であったことにあります。
もう少し順をおって説明しますと、ハードウェア商品については3年ほど前から「つながる」ということをコンセプトに、i-LINKやメモリースティックなど、家庭内のブロードバンド化を進めてきました。すなわち、VAIOや、ハンディカムといった機器をつなげてきたわけです。このように家庭内ネットワークのブロードバンド化が実現できた次の段階として、どうやってそれを外のインターネットの世界につないでいくか、がポイントになってきました。それをつなぐことによって今度はコンテンツとハードウェアを含めた形で、新しい楽しみ方を提供できる、と考えたわけです。
その意味で、我々はユーザーから見たアクセスラインを「ファースト・ワンマイル」という呼び方をして、そのファースト・ワインマイルのブロードバンド化を促進していくような事業に取りかかっていこうということが大きな背景となっています。
現在はまず法人向けの無線インターネット接続を提供しています。昨年あたりから、DSLやケーブルテレビ、光ファイバ、そして無線などが出てきて、かなりブロードバンドのインターネット接続サービスが多様化してきました。しかし将来的に、それぞれのサービスが有利な地域で伸びていくものであり、どれか一つに集約されることはないと思います。我々は無線方式はサービスエリアの拡張性も容易ですし、またエリア内のお客様に迅速にサービス提供できる優位性がありますので、ブロードバンドネットワークの普及に大きな可能性があると考えています。
一方で、提供しているアプリケーションサービスには、大きく分けて2つのサービスがあります。一つ目はブロードバンド時代のコンテンツ制作支援として「bit-promotion」というサービスを提供しています。これは、お客様が自分でコンテンツを作りたいという時に必要な素材......動画ですとか、フォト素材などをダウンロードできて、決済まで終わってしまう、という内容です。もちろん、ホームページの制作そのものも承っています。それと、最近始まりました、プレゼンテーションのフォーマットを提供する「e-presen」というサービスなども含まれます。
二つ目は、この後で詳しくご説明いたしますが、配信系のサービスとして「Mega-Channel(メガチャンネル)」というサービスです。