大規模データセンターのシステム移行により、銀行向けアウトソーシング・ビジネスを拡大
PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。
各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

スイス:B-Source社様導入事例
個人資産家向けのプライベートバンキングやウェルスマネージメント分野を対象とした、BPO/ITOソリューションを提供するためのITプラットフォームの開発
[ 2006年7月25日掲載 ]
「高信頼・高性能なPRIMEPOWERが、我々のビジネスに大きく貢献しています。」
B-Source社 ITオペレーション責任者 Giuseppe Battista氏
B-Source SA様(以下、 B-Source社。敬称略)は、銀行向けの新しいソリューションを、富士通シーメンス・コンピューターズ(以下、FSC)が提供するITプラットフォーム上に構築しました。新しいソリューションであるBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング(注1) )、ITO(ITアウトソーシング)は、B-Source社の戦略を推進するためのアウトソーシング・ソリューションで、高性能・高可用性・柔軟性・効率性をお客様に提供します。
ソリューションを支える戦略的ITプラットフォームとして、B-Source社はUNIXサーバ PRIMEPOWERを選択しました。SPARC®/Solaris™を搭載した高信頼・高性能なPRIMEPOWERは、B-Source社のニーズに最適なサーバです。
さらにB-Source社は、FSCが持つ専門知識や、既存システムとのシナジー効果、またFSCとSun・Oracle・BEAシステムズ各社とのパートナーシップによるメリット等を得ています。
| 導入事例概要 | |
|---|---|
| システム概要: | データセンター(2箇所)における、IBM メインフレーム(MVS)環境からPRIMEPOWER/Solarisへの移行 |
| システム構成: | ハードウェア PRIMEPOWER 2500 3台、PRIMEPOWER ミッドレンジサーバ 約40台 ソフトウェア OS:Solaris 10 データベース:Oracle 10g アプリケーションサーバ:BEA WebLogic システム管理:IBM Tivoli |
| 導入による効果 |
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銀行向けアウトソーシング・ソリューションを提供
1995年に設立されたB-Source社(旧:Boss Lab社)は、金融資産1億円を超える個人資産家向けのプライベートバンキングやウェルスマネージメント分野を対象にビジネスを行う、革新的なアウトソーシング・パートナーです。B-Source社は、スイス銀行当局の規制基準に従い、ビジネスプロセスやITインフラをアウトソーシングするサービスを、お客様の要望に合わせて提供しています。クオリティの高いサービスを提供するため、B-Source社は、St. Gallen大学等のパートナーと協力して開発した、安定かつ柔軟な処理を行える高性能なデータセンター(Lugano, Zurichで稼動)を運用しています。
銀行業務とITのスペシャリストを500名以上擁するB-Source社は、プライベートバンキングやウェルスマネージメント分野における、アウトソーシング事業のトップ企業としての地位を獲得しています。
ビジネスの成長に向けて新技術を採用
B-Source社は、世界中の銀行や保険会社に対してアウトソーシング・ソリューションを提供しています。B-Source社の顧客が管理する資産を合計すると、1,600億スイスフラン(約15兆円)以上になります。B-Source社の顧客は、同社が信頼できるパートナー企業であり、彼らのビジネスプロセスを改善するための新技術を提案する企業であることを知っています。
B-Source社は、銀行向けの新しいBPO/ITOソリューションを最高のITプラットフォーム上に構築するために、新サーバの導入を決定しました。
導入にあたり、最初に技術、開発計画、保守費用などを比較した結果、戦略的ITプラットフォームとしてUNIXサーバを選択しました。さらにサーバ上で動作させるOSとして、SolarisとAIX(IBM社)のどちらがよいか、技術、可用性、ISV/IHVの品揃え、利用効果などについて比較・評価を行いました。
その結果、B-Source社は、世界シェアNo.1 UNIX OSであるSolaris 10 と、Solarisが動作するプラットフォームとして高信頼・高性能なPRIMEPOWER(SPARC64 Vプロセッサ搭載)を選択しました。
B-Source社 ITオペレーション責任者であるGiuseppe Battista氏は、次のよう語ります。
「我々は、当社のBPO/ITOソリューションを実現させるためのITプラットフォームとして、FSCが提供するサーバとサポートを選択しました。FSCと協力することにより、当社の業績やITに関する専門知識を大幅に向上させることができると考えました。新プラットフォームの導入により当社のTCO削減を実現し、さらにお客様に提供するサービスの価格も抑えることができるでしょう。」
大規模データセンターのシステム移行
B-Source社はこの新しいソリューションに大きな期待を寄せています。「FSCが提供する高信頼・高性能技術は、我々の事業に大きく貢献するでしょう。」と、Battista氏は語ります。
その一つに、PRIMEPOWER/Solarisプラットフォームが、高性能・高信頼性に加えて、拡張性・柔軟性の高い機能を持つ点があります。拡張性・柔軟性に優れたPRIMEPOWERと、Solaris 10の仮想化機能を組み合わせることで、お客様に理想的なシステムを提供します。
例えば、パーティショニングやDR(動的再構成)機能により、既存の顧客環境を1台のサーバに集約して、効率よく運用することが可能です。さらにPRIMPOWERは、CoD(Capacity on Demand)機能をサポートしています。CoDの利用により、必要なときにCPUリソースを追加することができます。
B-Source社は、FSCが柔軟でかつセキュリティがしっかりとしたシステムを提供してくれる点に加えて、システムインテグレーションに関する豊富な知識と経験も評価しています。
B-Source社が、現在使用しているIBM社のメインフレームからPRIMEPOWERへ移行する際、データベースのOracle 10g移行や、BEA WebLogicプラットフォームの拡張、帳票処理の最適化などが必要となります。その際、移行に関するFSCの専門知識と経験は欠かせません。
B-Source社は、現在PRIMEPOWERへのシステム移行を推進しています。
新しいBPO/ITOソリューションを提供するシステムを構築するために、スイスの2ヶ所にあるデータセンターに、3台のPRIMEPOWER 2500と約40台のPRIMEPOWER ミッドレンジサーバを設置しました。
B-Source社のStrategy & Market責任者 Hendrik van Gammern氏は、同社の将来について次のように語ります。
「ワールドワイドで活躍するFSCと共に大規模データセンターを構築したB-Source社は、成長市場であるアウトソーシング・ビジネスを展開する企業として、スイスだけでなくその他各国において評価されています。」
本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
