富士通

PRIMEPOWERの導入によりビジネスチャンスが拡大

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

Cellular South

アメリカ:Cellular South様導入事例


米国の無線通信プロバイダであるCellularSouth様は、性能、サポートサービス、価格でPRIMEPOWERを選択。


導入事例概要
システム構成:PRIMEPOWER 650×5台
PRIMEPOWER 200、400×数台

企業概要

Cellular South様(以下、敬称略)は、ミシシッピ州初の無線通信プロバイダとして1988年2月に発足し、全米最大級のワイヤレス企業の1社に成長しました。
米国南東部の5つの州において顧客数を伸ばしており、現在の加入者数は580万人を超えています。

Cellular Southは75を超える小売拠点や、"Shop By Phone"と呼ばれるTeleServices Center(遠隔サービスセンタ)、eStoreウェブサイト、正規ディーラのネットワークなどを通じてサービスを提供しています。これらの流通チャネルはいずれも、Cellular Southの大容量トランザクション、データベース運用、増大し続けるストレージ需要などを管理する、信頼性の高いITインフラをベースにしています。
データ量の増大などにより、サーバ規模を拡張する必要性に迫られていたCellular Southは、富士通のPRIMEPOWERに着目しました。PRIMEPOWERは、Cellular Southが求めるパフォーマンス、信頼性、柔軟性などの機能を、同社の予算内で実現する製品だったのです。

Cellular SouthのITディレクタ、Tad Hamilton氏は、以前から富士通製品に興味をもっており、製品やサポートについて高く評価していました。そこでCellular Southのデータセンタで利用しているサーバのアップグレードを計画するにあたり、富士通に問い合わせました。
富士通であれば、Solaris(TM) Operating Environment(以下、Solaris OE)環境で運用している既存のシステムを引き継ぎながら、さらにパワフルで新しいハードウェアソリューションの提案が期待できる、とHamilton氏は考えたのです。

導入の背景

Hamilton氏は、Cellular SouthのITインフラやアプリケーション(請求書発行システム、顧客サポート、POS情報集配システムなど)の責任者です。さらに、同社のデータネットワーク、PC、インターネット/イントラネット環境、Cellular South社員550名が利用するIT環境なども管理しています。
75の小売拠点がそれぞれ基幹システムにネットワークで接続されており、アクセスが可能です。

Cellular Southのデータセンタの最重要課題は、Solaris OEベースのシステム基盤をリプレースすることでした。また、異なるプラットフォーム、ストレージなどの装置を効率的に統合することも求められました。

サーバ選択において最も重要な点は、性能と信頼性でした。これらはいずれも、Cellular Southのデータセンタで運用するミッションクリティカルなシステムを構築する際に、絶対に欠かせない条件です。
もし24時間365日態勢で稼働するサーバに支障が起これば、新規加入者への販売活動や、顧客サービスの提供に甚大な影響を及ぼします。システムの停止は、業務が完全にストップすることを意味するのです。

導入のポイント

PRIMEPOWER650Cellular Southは、運営している多くの事業を管理するために、PRIMEPOWER 650を5台の他、PRIMEPOWER 400PRIMEMOWER200をそれぞれ数台採用しました。
いずれも休みなく稼働するデータセンタで、ミッションクリティカルなアプリケーションを動かすために利用されています。

SPARC64 Vを8CPU搭載したPRIMEPOWER 650は、通話記録などさまざまな情報の処理を行い、POS情報集配システムや請求書発行システムなどとデータをやりとりします。

ITインフラには信頼性の高いサーバを使用しないと、携帯電話などの営業販売活動や新規契約の獲得、通話記録の処理などに影響が出たりします。このことは、Cellular Southのようにお客様を中心にワイヤレスサービスを提供する会社において共通の大きな課題です。24時間365日、常に新規ユーザの加入を受け付けるために、重要な顧客対応アプリケーションを常に利用可能な状態にしておく必要があります。

「あらゆる企業で同じことが言えますが、システムが停止すると多大なコストを引き起こすとともに、お客様に大変なご迷惑をおかけしてしまいます。Cellular Southは、富士通のPRIMEPOWERを導入することにより、データセンタの稼働に必要な高性能、高信頼性、高可用性を手に入れたのです」と、Hamilton氏は語ります。

PRIMEPOWER 200上で実行されているミドルウェアアプリケーションにより、Cellular SouthのPOS情報集配システム、請求書発行システム、顧客向け自動応答センタ、インターネットe-ケア(電子対応)アプリケーションの統合が可能になります。PRIMEPOWER 200の性能は、Cellular Southの保守コストを削減するとともに、業務の効率化も実現しています。

また、別のPRIMEPOWERはOracleデータベースサーバとして利用されています。データベースは、重要な企業データ、在庫管理、レポート機能などを含んでおり、Cellular Southの小売業務と接続しています。

「富士通は、Cellular Southの環境、条件、予算についての数値を理解した上で、当社が求める信頼性の高いハードウェア、効率的なソリューション、より高度な処理能力といったあらゆる要素を、リーズナブルな価格で提供してくれました」と、Hamilton氏は説明します。

Hamilton氏はシステム統合について不安がありましたが、それは杞憂にすぎませんでした。Cellular Southはマルチベンダ環境でしたが、データセンタで利用している他のシステムに容易にPRIMEPOWERを組み入れることができました。システム間の接続や通信等にも問題はなく、順調に稼働しています。
また、PRIMEPOWERの導入以降、システムの性能が約30%向上しました。Cellular Southのシステム管理者は、保守が容易であるPRIMEPOWERの設計にも満足しています。

結果的にCellular SouthがPRIMEPOWERを選択したのは、性能、サポートサービス、価格という3つの主な理由からでした。
「富士通のサービス部門の素晴らしいスタッフに我々のシステムをサポートしていただいており、大変満足しています。」とHamilton氏は話す一方で、PRIMEPOWERは大変安定したマシンであり、サポートを受けることはそれほど多くないとも感じています。

さらに重要な点は、PRIMEPOWERはOSにSolaris OEを採用していることでした。そのため、従来から利用してきたSolaris OEを基盤としたシステムの移行が大変スムースに行えました。
Hamilton氏はPRIMEPOWERの採用により、システムの処理能力を強化できたと感じており、他社よりも優位に立てると話しています。

Cellular Southは、PRIMEPOWERの秀逸な性能を実感しながら、将来的にもPRIMEPOWERに期待を寄せています。
「富士通となら、安心して業務を行えます」。


本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。