富士通

ダイムラー・クライスラー銀行様

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

ドイツ:ダイムラー・クライスラー銀行様導入事例


ドイツ ダイムラー・クライスラーサービスAGの金融サービス会社がPRIMEPOWERを採用。従来システムとの性能比較テストにおいて、卓越した性能を実証。

ダイムラー・クライスラー銀行様は(以下、敬称略)、業務に必要なアプリケーションを動かすために、ハードウェアサプライヤが提供するアウトソースシステムを利用していました。しかし、基幹システムの処理を行うには性能が不足してきており、システムのリプレースを行うことになりました。

富士通の関連会社である富士通シーメンスコンピュータが提案したシステムは、多彩なメリットに富んでいました。そのため、ダイムラー・クライスラー銀行のITシステム部門はPRIMEPOWER 2000に興味を持ち、従来のシステムとの性能比較テストを実施しました。
その結果、PRIMEPOWERの性能は競合他社よりはるかに上回っていることが明らかになりました。

導入事例概要
お客様:独ダイムラー・クライスラーサービスAGの金融サービス会社、ダイムラー・クライスラー銀行グループ。
課題:約1.5倍のデータ量増加に対応できるUNIXプラットフォームへのリプレース。
採用のポイント:比較テストで実証された卓越した性能と、OSにSolaris(TM) オペレーティング環境を採用していること。
システム構成:ハードウェア
PRIMEPOWER 2000×2台
(各36CPU /32CPU、16GBメモリ/20GBメモリ)
OS
Solaris 7 オペレーティング環境
データベース
Oracle 8i
ストレージ管理システム
Veritas

企業概要

ダイムラー・クライスラー銀行様ダイムラー・クライスラー銀行は、独ダイムラー・クライスラーサービスの金融サービス会社です。ダイムラー・クライスラー社製自動車(メルセデスベンツやスマート、クライスラー、他)の購入者に対して、オーダーメイド可能な自動車に関する金融サービスや保険オプションなどを提供します。
ダイムラー・クライスラー銀行グループは、同グループの自動車の売上向上に一役買っています。ドイツのダイムラー・クライスラーが販売する自動車のうち、3台に1台はダイムラー・クライスラー銀行グループを通しての融資・リースが行なわれています。

自動車に関する金融サービスに加え、対人保険を含む多様な保険商品を用意していますので、利用者は自分にあった保険を選択することができます。2002年には、投資や貯蓄に関する商品、ファンド、クレジットカード等のサービスも発表しています。
ダイムラー・クライスラー銀行の従業員数は約1250名で、2000年度の総売上高は26.5億ユーロでした。


導入の背景-システムの性能向上

システム稼動風景(イメージ)ダイムラー・クライスラー銀行は業務に必要なアプリケーションを動かすために、あるハードウェアサプライヤが提供するアウトソースシステムを利用していました。しかし、基幹システムの処理を行うには性能が不足してきており、システムのアップグレードかリプレースを検討する必要がありました。
さらに同銀行グループには、24時間365日体制のシステムが求められていました。新しいサービスを導入するためにはさらに優れた性能が必要ですし、データ量も将来的に1.5倍以上の増加が見込まれていました。

ダイムラー・クライスラー銀行はハードウェアサプライヤにUNIXプラットフォームの提供を求めていましたが、それが富士通シーメンスコンピューティング(以下、FSC)にとってはPRIMEPOWERを提案する絶好のチャンスとなりました。なぜならPRIMEPOWERはSun社のSPARCプロセッサとバイナリ互換であるSPARC64(TM) GPプロセッサを搭載しているからです。
SPARC64 GPは、富士通が高い技術を投入して開発したプロセッサです。他社のプロセッサと同等、あるいは低い周波数であっても、より高い性能を提供します。このことは、多くの標準ベンチマークテストにおいて実証されています。
さらにPRIMEPOWERはOSに Solaris(TM) オペレーティング環境(以下、Solaris OE)を採用していますので、Solaris OE用に開発されたアプリケーションをそのまま利用することができます。


比較テストで実証された、卓越した性能

富士通の関連会社であるFSCが提案したシステムは、多彩なメリットに富んでいました。そのため、ダイムラー・クライスラー銀行のITシステム部門はPRIMEPOWER 2000に興味を持ち、従来のシステムとの性能比較テストを実施しました。
その結果、PRIMEPOWERの性能は競合他社よりはるかに上回っていることが明らかになりました。例えば、従来のシステムでは1回のバッチ処理に48時間かかりましたが、PRIMEPOWERは6時間で処理を完了させました。
テストの結果、ダイムラー・クライスラー銀行はPRIMEPOWER 2000を2台導入することを決定しました。
ダイムラー・クライスラー銀行のシニアマネージャは、PRIMEPOWER 2000を選んだ理由として魅力的なサーバ価格、高性能、高信頼性を挙げています。
新しいサーバ戦略の下、災害対策も考慮して、2台の中央システムをそれぞれの別の場所で稼動させています。

スムーズなシステム移行

PRIMEPOWER2000PRIMEPOWER 2000はSPARC64 GPを最大128CPUまで搭載可能ですので、スケーラビリティの点においても大変優れています。ですから、将来の事業拡大やハードウェア戦略を考慮しても、PRIMEPOWERが真っ先に候補に挙がりました。

スムーズなデータ移行、FSCのシステム構築に関するノウハウや、FSC内オラクルコンピテンシーセンタによるサポートなど、プロジェクトが進むにつれてPRIMEPOWERの印象はさらに良くなりました。
また、FSCは前システムのアウトソーシング契約期間が終了すると同時に新システムが稼動できるような移行計画を立て、そのスケジュールどおりシステムの移行を完了することができました。
現在PRIMEPOWERのディスク使用率は90~95%ですが、スケーラビリティに大変優れているため、CPUやディスクドライブを簡単に増設でき、将来的なデータ量の増加にも対応することができます。


オラクル社とのアライアンス

オラクル社とFSCとのアライアンスも、このプロジェクトの成功要因です。
オラクル社とFSCは、それぞれデータベースソリューション、サーバに関する高い専門技術を持っており、強力な業務提携を行っています。オラクルデータベースを用いて測定した2階層SAP SDや2階層SAP ATOベンチマークテストにおいて、PRIMEPOWERは世界最高性能を保持しています(2003年11月11日 現在)。
ダイムラー・クライスラー銀行グループは、電子商取引を行うためのe-business環境の構築するためにオラクルデータベースを採用しているので、2社のアライアンスもPRIMEPOWERを選択した理由の一つとなっています。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。