富士通

PRIMEPOWER導入によるシステム化で、販売実績の報告・集計
業務にかかる時間を削減して、大幅な効率化を実現

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

コスモ石油株式会社様


業種:石油元売
システム名:特約店DWHシステム
サーバ:PRIMEPOWER800 1台 PRIMERGY MS610 2台 GR730 1台
アプリケーション:Naviイントラエース SymfoWARE Navigator

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導入前の課題 導入による効果

販売実績の把握に時間と手間がかかっていた。
業界の競争に勝ち抜くために、業務の効率化、スピードアップを進める必要があった。

システム化により、実績把握の時間と手間がほぼゼロになった。
この結果、業務が大幅に効率化され、スピーディーな対応、質の高い販売支援活動が可能になった

東京都港区に本社を置き、日本の石油会社の中核企業として高い技術力を活かした製品の開発、中東などでの独自の原油開発、お客様への高品位なサービス提供などを推進しているコスモ石油株式会社様(以下、敬称略)。その中でも、全国に広がる約6,000のサービスステーション(以下SS)を通した石油製品の販売業務が中核業務となっています。そうした全国約6,000のSSネットワーク、SSの運営主体である約400の特約店、そしてコスモ石油をインターネットで結び、POSデータを加工した販売支援情報を提供するシステムを構築。こうした日々の業務をPRIMEPOWERがサポートしています。今回はそのPRIMEPOWER選定のポイント、導入に至った経緯などについて、コスモ石油株式会社 ネット事業部事業2グループの冨田 充紀氏、熊木 陽二氏、そして今回のシステム構築を担当された株式会社インテック様(URL http://www.intec.co.jp/)にお話を伺いました。


導入の背景

SSはPOS日報を基に特約店本社に実績を報告、特約店本社は手作業で集計のうえ結果をフィードバック。これには時間の浪費、データの不整合など問題点が多くあった。

ネット事業部
事業2グループ グループ長
冨田 充紀氏

SSでは、販売実績の特約店本社への報告を紙ベースで行っていたため、手間やコスト面など、何かと非効率な部分がありました。 「従来は、SSから特約店本社に紙ベースで報告するとともに、コスモ石油に対してもFaxなどで実績を報告して頂いていました。このため、記入・収集・集計の手間はもちろん、店ごとに実績把握の基準が違っているなど、改善の余地が多くありました。」(冨田氏)

そこで、SS、特約店向けの情報提供サービスである「コスモオンラインシステム」に業務の効率化を目標とした特約店DWHシステムを組み入れることを計画しました。「今はどの業界もそうですが、競争が激しくなるばかりです。ITツールを使って効率化できるところはどんどんやっていき、余裕のできた時間は考える時間、行動する時間にあてていかなければなりません。そこで、まず日々の実績管理という基本的かつ不可欠な業務をオンラインシステムで構築し、効果を実感してもらおうと考えました。」(冨田氏)

そこで、コスモ石油株式会社では、従来よりPOSシステムの運用・管理を担当してきた株式会社インテック様にシステム構築を依頼されました。


導入のポイント

ツールが先に決まり、その稼働環境としてPRIMEPOWERが決定。
約6000店のデータを処理するのに、十分な性能、信頼性、拡張性があった。

コスモ石油のお二人とインテックの皆さま

今回のシステム構築にあたって、先に使用するツールが決定。その稼働環境として最適だったのが、ツールと同じ富士通製であるPRIMEPOWERだったそうです。
「今回のシステムを構築にあたっては、まずツールの決定が先でした。富士通さんのショールームで社内情報活用システムである“Naviイントラエース“を拝見して、「このツールなら理想通りのシステムを実現できる。」と思いました。その後、ツールを稼働させる最適なハードウェアとして選定したのが、同じ富士通製のPRIMEPOWERでした。毎日約6000店のデータを処理するわけですから、当然強いマシンパワーが必要です。その点PRIMEPOWERは、非常に優れた性能、拡張性、信頼性を備えており、ツールの稼働環境として最適でした。」(インテック様)

また、システムのインフラとしてPKIとインターネットを利用しており、そのシステムとの連携がスムーズだったことも大きなポイントだったようです。
「当初インターネットを利用するのは、セキュリティ面から少し不安があったのですが、PKIを利用することでこの問題をクリアしました。このシステムは他社製品を利用しており、PRIMEPOWERとのインテグレートが難しかったのですが、富士通さんが親身に対応してくれたおかげでうまく統合できたことも非常に大きいですね。」(インテック様)


導入の効果

報告書の作成、集計にかかっていた手間と時間をほぼゼロに。
また、各店に対しての的確な営業サポートを実現。

インテック様
サーバールーム近影

従来各SSでは実績報告の作成作業に毎日約15~20分程度の時間がかかっていました。また、その報告書を集計する特約店本社側も約1時間程度の時間を要していました。これをPOSから集信されるデータを基に特約店DWHシステムを利用して処理することで、所要時間と手間をほぼゼロに近づけることが可能になりました。

また、従来は店ごとに実績把握の基準が異なっており、正確に結果を評価することが難しかったのですが、システム化と同時に基準も統一することで、コンサルティング活動のベースとなる実績情報の共有が容易になりました。加えてシステム化により報告書の出し忘れ、提出遅れということもなくなり、現在では営業を開始する前に昨日の実績を確認することができます。

このため、コスモ石油、特約店、SSが三位一体となった販売活動改善がスピーディーかつ的確に実施できるようになりました。


導入効果:1.発注データの提出、収集にかかっていた時間がほとんどなくなった。2.店ごとのやり方によるデータの不整合がなくなった。3.帳票化の終了する時間が一定になった。4.各店の営業に対してスムーズなフォローアップが可能になった。結果:業務の効率化、コスト削減を実現。

システム概要

ハードウェアPRIMEPOWER800×1台
PRIMERGY MS610×2台
GR730×1台 など
アプリケーションNaviイントラエース
SymfoWARE Navigator

システム概要

システム概要の拡大図 (新しいウィンドウで表示)

今後の展望

ペーパーレスによる大幅なコスト削減など
今回のシステムの活用範囲を広げていきたい

ネット事業部
事業2グループ
熊木 陽二氏

今後の展望としては、今回のシステムリソースを活かし、活用範囲を広げていきたいそうです。

「このナレッジマネジメントインフラをもっと活用し、センターから情報を提供するだけでなく特約店やSSからも情報を入力できるようデータのやりとりを双方向的なものにしていきたいと考えています。このとき、いかにコストミニマムで行うかというのも重要ですね。また、実際には、現状リリースしている機能だけではツールの機能、マシンパワーを使い切っていないので、現在は夜間に行っている処理業務を今後はリアルタイム処理にしていく、電子帳票化を更に進めてペーパーレスにより大幅にコストを削減するなど、このリソースをうまく活用していきたいと考えています。」(熊木氏)


会社概要

所在地東京都港区芝浦1-1-1
従業員数1970名
資本金518億8.681万6.126円
事業概要石油精製・販売
URLhttp://www.cosmo-oil.co.jp/