富士通

約2000種類の帳票で、年間2億ページ以上の出力を支えるPRIMEPOWER。
ランニングコストを削除しつつ、性能・信頼性の向上を実現。

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

株式会社シンフォーム様


業種:情報サービス
ソリューション:新プリントインフラ構築
製品:PRIMEPOWER 650(クラスタ構成), PRIMEPOWER 400

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導入前の課題 導入による効果

年間約3億円かかっているプリントコストの削減

従来比で約20%程度のランニングコストを削減

約2000種類の帳票で年間2億ページを超える大量出力を可能にする高い処理性能

処理性能と信頼性の向上を実現

24時間止まらない印刷業務に耐えられる信頼性

UNIXに対するノウハウがさらに深化し、技術者が増加

株式会社シンフォーム本社社屋
▲株式会社シンフォーム 本社社屋

進研ゼミなどで知られるベネッセコーポレーションの子会社として、アプリケーションの開発や運用、システムの保守、各種メンテナンスなどを主に行っておられる株式会社シンフォーム様(以下、敬称略)。近年ではその業務範囲を拡大し、情報処理分野におけるアウトソーシング、データセンター、ASP、コンサルティング事業などを展開されています。

なかでも、12~3年前から行っているデータ・帳票の出力業務は実績・ノウハウともに豊富で、大量のデータをスムーズに処理し、高品質かつ短納期で提供できることが同社の強みです。また、膨大な顧客データを扱うことから、情報セキュリティ管理実施基準であるISMSも取得されています。こうした同社のプリントシステムを支えているのがPRIMEPOWERです。そこで、同社がPRIMEPOWERを導入するに至った背景や採用の理由などについて、業務プロセス管理部 部長 中村公一氏、ITソリューション事業本部 岡山テクニカル・サービス部 リーダー 藤原説夫氏にお話を伺いました。


導入の背景

コスト削減を目標に、プリントシステムをダウンサイジング
しかし、新システムのパフォーマンスや帳票資産の移行に不安が

中村公一氏
▲業務プロセス管理部
部長 中村公一氏

シンフォームでは2000年からの3年間をかけて約30%のコスト削減を目指す、「業務効率化プロジェクト」という運動を全社で行っていました。

「そこで見直すことになったのが、主力業務であるプリントシステムです。これには年間で約3億円の設備コストがかかっており、メインフレームからダウンサイジングを行うことでコストを削減。また、システムを刷新することで、サービス力を上げたいという考えもありました」と、業務プロセス管理部 部長中村公一氏は語ります。

しかし同社のシステムは、数千万の顧客データを管理し、約2000種類の帳票で年間2億ページを超える大量出力を行うという、世界的に見てもあまり類のないもの。同氏は、「発送する通信教材の宛名や模試の成績表など、多様な種類の帳票を短納期で大量に出力しなければなりません。このため、24時間フルにバッチ処理を行っていますが、新システムでも十分な性能や信頼性が得られるのか、また帳票資産をスムーズに移行できるのか、という不安がありました」と、新システムに対して高度な要求があったことを語ります。


導入のポイント

長年の実績とノウハウによる的確な移行プランと、
厳しい納期に対応できるPRIMEPOWERのパフォーマンス

藤原説夫氏
▲岡山テクニカル・サービス部 リーダー 藤原説夫氏

導入にあたって3社に提案を受けたところ、富士通の提案が一番移行リスクが少なく、総合的な面でニーズにマッチしていたそうです。
リーダー藤原説夫氏は、「富士通とは10年以上の付き合いがあったこともあり、約2000種類にも及ぶ帳票移行のリスクが一番少ない提案でした。アプリの中身なども熟知されていたので、より少ない手間とコストでコンバートできる仕組みを提案してもらえました。しかし他社の提案は、一時的に同じ台数のプリンターを別の場所に用意する必要があるなど、コスト的に見ても厳しいものでした」と、パートナーとしての実績が提案の差に出たことを語ります。

また同氏はPRIMEPOWER選定の理由について、「例えば、進研ゼミの帳票は何百種類もあり、プログラムの数にするとゆうに1000は超えてしまいます。これだけのプログラムがちゃんと性能を発揮できる信頼性、厳しい納期に対応できるだけのパフォーマンスという観点から、PRIMEPOWERを選択しました」と、語ります。


システム概要

約20%のコスト削減を実現しながら、性能・信頼性ともに向上

今回のプリントシステムでは、高い信頼性を確保するためにクラスタ構成を採用。実際、ハードに起因するトラブルなどもなく、安定した稼働を実現しています。また、当初の目標であったインフラランニングコストの削減も、従来比で約20%程度削減することができたそうです。また、当初心配していたパフォーマンスについても、十分な結果が得られたと藤原氏は語ります。

「出力業務は非常に短納期を要求されるため、1分の遅れでも信用低下につながります。このため処理速度については、メインフレームと比較して何度もベンチマークテストを行いました。当初は満足のいく結果は得られませんでしたが、アプリケーションのチューニングを繰り返すうちに十分な結果が得られ、一部では以前よりパフォーマンスアップを実現しました。また、クラスタ構成を採用したことによって信頼性が以前より増し、印刷を止めることなくメンテナンスを行うことなども可能となりました」

さらに同氏は、「これまではメインフレームを中心にやってきたため、UNIXの技術者が比較的少ない状況にあった。考え方からすべて違うので、我々がイチからやっていたら多大な手間がかかっていたでしょう。しかし、よく使う機能のテンプレートなどを作成してもらい、なおかつ的確なサポートをしてもらえたため、とてもスムーズに移行できました。また同時に、UNIXの技術者も増加しました」と、的確なサポートが得られたことを語ります。

ネットワーク構成図

導入効果:1.従来比で約20%程度のランニングコストを削減。2.処理性能と信頼性の向上を実現。3.UNIXの技術者が増加した。

今後の展望

より付加価値の高い出力サービスと、E関連サービスの充実を目指す

本稼働がスタートした現在、システムに関する不満は特にないそうです。しかし今後は、カラー化を進めてより付加価値の高い出力サービスを提供すること、出力以外にもE関連のサービスを充実させていきたいと中村氏は語ります。

「今後は、当社の強みを活かしてデータの管理から出力までを、競争力のある価格でトータルに提供していきたい。そこで他社との差別化、付加価値を高めるという意味でも、多種帳票をカラーで大量に印刷できるようにしたいと考えています。またこの他にも、インターネットを通じてPDFファイルを利用したサービスの展開や、100台以上運用しているWebサーバーを生かしてASP事業などにも力を入れていき、一般企業取引を拡大していきたいです」

自社のコアコンピタンスにさらに磨きをかけるとともに、新たなステージでも高品質なサービスを提供できるよう努めておられるシンフォーム様でした。

会社概要

所在地岡山県岡山市高柳東町10-1
従業員数423名(2003年4月現在)
資本金9500万円
事業概要情報処理サービスにおけるアウトソーシング、データセンター、ASP、コンサルティング事業
URLhttp://www.synform.co.jp/
お問い合わせ株式会社シンフォーム 西日本営業部
連絡先086-253-7423