富士通

24時間365日ノンストップの新ビジネス基盤
卓越した信頼性と柔軟性をPRIMEPOWERが提供

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

東邦銀行様


業種:金融
ソリューション:次世代勘定系システムPROBANK(プロバンク)
ソフトウェア:SafeCLUSTER、Interstage、Systemwalker、Symfoware Parallel Server
ハードウェア:PRIMEPOWER 1000,800,400、GS8500、GR740,730,710

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導入前の課題 導入による効果

人材を有効活用し競争力を強化すること

勘定系システムのアウトソーシングにより経営資源を競争力強化のためのコア業務に集中

卓越したバッチ処理性能と高可用性を保証できること

メインフレームGS8500と関連装置の完全二重化による堅牢なシステムを構築

経営環境にスピーディに対応できる柔軟性を確保できること

柔軟性を求められるシステム部分にUNIXサーバPRIMEPOWERを採用し、クラスタシステム構築による信頼性向上

「24時間365日ノンストップという卓越した信頼性に加えて、柔軟な拡張性も不可欠。この要求に応えてくれたのが、PRIMEPOWERでした」

東邦銀行 吉田喜一氏
東邦銀行事務本部システム部
取締役システム部長
吉田喜一氏

強固な堅牢性が必須となる銀行の勘定系システム。その一方で、スピード経営が求められる今、各種窓口からの柔軟なデータ受け入れやタイムリーな新サービス開始など、優れた柔軟性も不可欠です。東邦銀行様(以下、敬称略)では、「システムの発展性・拡張性の確保」・「システムの安全性の向上」・「システムコストの削減」を大きな目的として、富士通が新たに開発した「次世代勘定系システムPROBANK(プロバンク)」をアウトソーシング・サービスとして採用。多様化するユーザニーズに迅速に対応するとともに、オンラインサービスを24時間365日連続で提供できるシステムインフラを確立し、充実したサービスを提供することが可能になりました。PROBANKは、勘定系システムとして富士通のメインフレーム(GS8500)を採用、また、店舗窓口やATM、コンビニエンスストア、他行との連携システムに富士通のUNIXサーバPRIMEPOWERを、そして勘定系の情報をDWHとして保持し、他系システムへの受渡しデータを容易に作成する部分にもPRIMEPOWERを採用し、堅牢性と柔軟性を同時に確保したシステムとなっています。


導入の背景

人材の有効活用と激変する経営環境への即応

東邦銀行 関根洋志氏
東邦銀行事務本部システム部
副部長
関根洋志氏

1990年代半ばに第3次オンラインシステムを稼働させた多くの地方銀行が、システム再構築の時期を迎えています。しかし、日本経済は体力を完全に取り戻してはおらず、特に地方経済には疲弊が残っています。経営環境は当時と異なり、限られた予算で最大限の効果をあげなければなりません。

また、「2007年問題」と言われるように、勘定系システムを知り尽くしている人材が、一斉に退職する時期を迎えようとしています。競争力を強化するためにも、人材の再配置と有効活用が求められています。

さらに、経営環境が激変する今、その速やかな対応が不可欠です。従来のような信頼性はもちろん、システムの柔軟性をいかに付加していくかが、新たな勘定系システムの大きな課題となっています。

福島県内のリーディング・バンクである東邦銀行も、これらの課題を抱えていました。新システムを模索している頃、富士通から提案されたのが、次世代勘定系システムPROBANK(プロバンク)のアウトソーシング・サービスでした。「私達のような規模では、IT投資に莫大な資金が必要となり、経営上の大きな負担となります。『PROBANK(プロバンク)』は、多様化するお客様のニーズに迅速に対応するとともに、オンラインサービスを24時間365日連続で提供できるシステムインフラを確立でき、また、システムの維持・運営をアウトソーシングすることで、経営資源をコア業務に集中することができます。これによって、これまで以上にお客様の期待と信頼にお応えし、充実したサービスをご提供することができます。PROBANKのアウトソーシング・サービスは、当行のニーズに一致することから採用を決めました」と、東邦銀行事務本部システム部取締役システム部長吉田喜一氏は採用の理由を語ります。


導入のポイント

徹底したテストを繰り返し最高レベルの品質を実現

2000年10月、富士通は東邦銀行様、清水銀行様から出資と人材を得て、開発と運用を担う新会社「富士通バンキングソリューションズ」(略称FBSOL)を設立しました。同時に、本格的な開発を開始。2002年6月には開発拠点を東邦銀行事務センタに移転し、ここがFBSOLの所在地となります。

本番開始に向け、移行テスト5回、移行リハーサル4回、全店テスト8回を繰り返すという徹底ぶりで、2003年9月16日(火曜日)無事、稼動を開始しました。

「システムは安定運行路線上にあり、極めて高品質なものができたと自負しております。稼働開始を2003年1月から9月に変更しましたが、これもシステムの品質に万全を期した結果でした。」と、新システムの品質の高さを東邦銀行事務本部システム部副部長関根洋志氏は認めます。

システム概要

卓越した信頼性と柔軟性を両立

東邦銀行 土田淳氏
東邦銀行事務本部システム部
システム開発課長
土田淳氏

PROBANKは、システムの中核となる勘定系に、堅牢性で定評のあるメインフレームGS8500を採用しています。そのメインフレームと関連装置を、平日系システムと休日系システムに完全二重化しています。この勘定系の周囲をオープン系システムで構築。これらによる堅牢性と柔軟性が、PROBANK全体の大きな特長です。

「預金や為替のデータは、ATMや店舗窓口、さらにコンビニや他行など、さまざまなルートを経由して届きます。それらに対応できる統合コミュニケーションシステム(E‐CON)という機能を設けました。これにより、データのルートを柔軟に増やしていくことができます」と、東邦銀行事務本部システム部システム開発課長土田淳氏は語ります。

このE-CONに採用されたUNIXサーバが、PRIMEPOWERです。「24時間365日のノンストップ運転には、卓越した信頼性が不可欠です。そして、柔軟な拡張性も必要です。この要求に応えてくれたのが、PRIMEPOWERでした」(関根氏)。

PROBANKでは、より信頼性を保証するために、E-CON用のサーバPRIMEPOWER 800をクラスタリング(SafeCLUSTER)して使用しています。また、勘定系DWH(Symfoware Parallel Server)サーバにもPRIMEPOWER 1000を使用。この勘定系DWH サーバから受け渡されるデータを活用して、情報系システムで営業戦略立案などの業務がタイムリーに行えるようになりました。さらに、テーブルウェア技術を採用することで、各行毎に異なる商品・サービスや機能・処理の選択が容易にできる構造になっており、PROBANKシステムにおける独自性を確保しています。「商品特性や取引条件といった銀行毎に異なる情報をプログラムに書き込まず、ロジック分岐のパターン化とパターンのテーブル化等、標準機能アプリケーションの汎用化を行ったプログラム構造となっているため、商品やサービスの追加が容易になりました」(土田氏)。


システム概要図

今後の展望

ベストパートナーとして富士通を高く評価

東邦銀行
東邦銀行

システムの安定稼働を実現した富士通の技術力、サポート力について東邦銀行は高く評価しています。

「無事システムの稼動を開始できたのも、安定稼働が続いているのも、富士通によるところが大きいと思います。富士通は、我々と共にゴールを目指してくれました。まさに、ベストパートナーです」と、吉田氏は評価します。

東邦銀行では、より一層お客様のニーズに的確・迅速に対応するとともに、地域に密着したサービス拡大を目指し取り組んでいきます。

導入1ヵ月後の10月20日(月曜日)、東邦銀行では早くもセブン-イレブンにおいて24時間ノンストップのATMサービスを開始。同行の新たな挑戦をPROBANKシステムが強力に支援しています。


会社概要

所在地〒960-8633 福島県福島市大町3-25
従業員数2,173人(平成15年3月末)
資本金186億8千4百万円
総資産2兆7,695億円(平成15年3月末)
預金2兆5,598億円(平成15年3月末)
貸出金1兆6,984億円(平成15年3月末)
事業内容預金、融資、為替、有価証券売買等の銀行業務、および付帯業務に従事。福島県内のリーディングバンクとして、地方経済の牽引役を担う。
設立昭和16年11月
店舗数(最新)114カ店(福島106、東京2、宮城2、茨城2、栃木1、新潟1)
URL

http://www.tohobank.co.jp/ (新しいウィンドウで表示)