富士通

高度な処理性能が可能にした、緻密な設計シミュレーション。
質の高い建築物の提供を、PRIMEPOWERがサポート。

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

株式会社山下設計様


業種:建築設計・建築コンサルタント
サーバ:PRIMEPOWER200 4台、PRIMEPOWER600 1台、GR720 1台
OS:日本語Solaris 7

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導入前の課題 導入による効果
  • 大型ジョブの増加に伴うマシンのパワー不足
  • 維持コストの削減
  • ジョブの処理速度が従来装置の約1.5倍に向上
  • スムーズな移行、既存資産の利用などでコストを削減
  • 自動処理でのバックアップが可能に

株式会社山下設計株式会社 山下設計様(以下、敬称略)は昭和3年の創業以来、行政施設、教育施設、業務施設など、多様な分野において高品質な建築物を世に送り出しています。
常に質の高い建築物を提供するため、設計の段階で入念な検討を繰り返すのは、クライアント主義という設計姿勢を伝統としているからです。そのなかで構造設計という重要なフェーズを支えているのがPRIMEPOWERです。
そこで今回はPRIMEPOWER導入に関して、株式会社 山下設計の神谷 敏之氏、丸谷 周平氏、廣瀬 由紀氏の三氏にお話をお伺いしました。


導入の背景

現場からは、「もっと処理の速いマシンを」という声が。
しかし管理側では、維持コストを削減したいという課題もあった。

神谷 敏之氏
設計監理本部
第一構造設計部 部長
神谷 敏之氏

『システム導入の背景には、設計業務の増加に伴う“マシンのパワー不足”と、“維持コストの削減”という2つの問題がありました。』(神谷氏)

『建築物は設計の際に、コンピュータを使って解析を行い、構造をチェックします。詳細な検討を行うほど時間がかかるのですが、規模の大きいジョブが増えるとそれに伴って処理時間も増大してしまいます。そのため、現在のマシンではパワー不足になってしまい、現場の人間からは「もっと処理の速いマシンを」という声がでてきました。』(神谷氏)

しかし管理する側としては、“維持コストを削減しなくてはならない”という課題もあり、高速なマシンの導入は容易ではありません。

そうした状況のなか、富士通ではPRIMEPOWERをご提案しました。


導入のポイント

マシンの処理速度が上がっても、低コストで導入することができた。
しかも、従来システムからの移行が非常にスムーズだった。

丸谷 周平氏
設計監理本部
第一構造設計部 主任
丸谷 周平氏

『従来のマシンに比べて、PRIMEPOWERは処理能力が高く、しかも低コストで導入可能だった。また、Solarisを使用していることで、従来システムからの移行が非常にスムーズだった点も大きい。』(丸谷氏)

『当社ではユーザに負担をかけず、しかも管理を効率化するという理由から、サーバベースでアプリケーションを集中管理しています。その移行に関しても、PRIMEPOWERは非常にスムーズでした。すでに持っているハード資産やソフト資産を活かすことができたので、結果としてコスト削減にもつながりました。』(丸谷氏)

このほかに、以前より富士通のサーバをご使用いただいていたこともあって、可用性・安定性という面でも安心して導入できたということです。

『当社の場合、昼夜を問わず、365日ほとんどマシンを止めることはありません。このため可用性・安定性の高さも大切なポイントでした。以前から富士通さんの「AP3000」を使用していたこともあって、PRIMEPOWERには安心感がありましたね。』(丸谷氏)


システム概要

ジョブの負荷を分散するなど、処理速度が従来の1.5倍に向上。
さらに、データをPRIMEPOWER上で保存し、定期的なバックアップを実現。

山下設計様 サーバルーム近影
山下設計様
サーバルーム近影

「PRIMEPOWER」5台でジョブを分散して処理を実行。各ノードの独立性を保つことにより、冗長化も実現。同じ時間帯にジョブが集中してしまう場合にも、5台のうちで空いているマシンにジョブを割り振っていくことで処理待ちの状態をなくし、最適化を図りました。また、PRIMEPOWER自体が旧マシンに比べて性能が上がっているため、以前と比較して処理速度が約1.5倍に向上。その結果、計算精度をより高め、限られた時間に数多くの解析を実行できるなど、より品質が高く、経済性の高い設計をクライアントに提案することが可能になりました。

また、ユーザが個々に作成したデータは、PRIMEPOWER上で保存することにより、SafeFileの効果をフル活用しています。さらにこれと合わせて、クライアントレベルではなかなか難しかったデータのバックアップもPRIMEPOWER上で自動で行うようにし、定期的なバックアップが実現されました。


ハードウェアPRIMEPOWER200
(2CPU,2GB)×4台
PRIMEPOWER600
(4CPU,12GB)×1台
RAIDディスク装置 GR720
(90GB)×1台
OS日本語Solaris 7
その他AP-Net
LSF
SafeFILE
NetWorker
VisionFS

システム概要

システム概要図

システム概要の拡大図 (新しいウィンドウで表示)

導入効果:1. 5台でジョブを分散処理しているため、処理待ちがなくなった。2.処理速度が従来システムの約1.5倍に向上し、生産性が上がった。3.SafeFileを導入することで、高可用性⁄高速化に対応。4.自動処理での定期的なバックアップを実現できた。結果:より多くのシュミレーションが可能になり、設計の質が向上。

今後の展望

今後は電子帳票システムと連携して、紙への出力を低減したい。
さらに、リモートメンテナンス可能なシステムの導入も。

廣瀬 由紀氏
設計監理本部
第一構造設計部 主任
廣瀬 由紀氏

今後は電子帳票システムなどと連携し、紙への出力を低減することが目標だということです。
『設計のデータは紙に出力することが多く、その量もかなり膨大です。これは業務の効率化の観点からも、コスト的な面、環境的な面からも改善すべきポイント。データを電子化して最終結果のみを出力するようにし、紙の使用を最小限に抑えたい。あわせて、成果品の電子データ保存にも対応したい。』(廣瀬氏)

『また、ジョブは昼夜を問わず実行されているので、それに合わせて24時間休まず管理することは難しい。ですから、深夜などに何かあっても対応できるように、リモートメンテナンスが可能なシステムを導入していきたいとも考えています。また、エンドユーザからの多様なニーズに応えるために、さらに処理性能の向上を目指した拡張も検討したいですね。』(廣瀬氏)


会社概要

所在地東京都品川区南大井6-26-1 大森ベルポートA館 4F
従業員数596名(一級建築士314名)
資本金1億5千万円
事業概要建築計画・設計・監理
都市計画・PM・CM・FM
リニューアル・インテリアデザイン
ランドスケープデザイン
耐震診断・音響調査等技術調査 等
URLhttp://www.yamashitasekkei.co.jp/