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THE POSSIBILITIES ARE INFINITE
Japan
PRIMEPOWER

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。


本コンテンツは、2002年8月26日から(株)リクルート社のキーマンズネットで掲載していた内容を、(株)リクルート社の許可を得て転載しています。
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掲載日:2002年8月26日

富士通

PRIMECLUSTER/連載第2回/ストレージ、ネットワークの可用性を高める機能をご紹介

第1回 サーバの可用性を高めるクラスタリング技術をご紹介
第2回 ストレージ、ネットワークの可用性を高める機能をご紹介

連載第1回目では、「PRIMECLUSTER」のサーバの可用性を高めるための機能についてご紹介いたしました。「PRIMECLUSTER」は、サーバの高可用性だけでなく、システムの安定稼働に必要な、ストレージ、ネットワークの可用性を高める機能も備えています。
今回は、「PRIMECLUSTER」が搭載する、ストレージ、ネットワークの可用性を高める機能についてご紹介いたします。



ストレージの可用性を高める、ストレージ管理機能
サーバのシステムボリュームとSAN環境におけるストレージデバイスを統一的に管理し、
最も重要な資源であるデータを確実に守ります
多くのシステムにおいて、データアクセスの性能や可用性を高めるためにディスクアレイ装置が採用されています。しかし、設置環境や衝撃、経年劣化の影響を比較的受けやすいコンポーネントでもあります。そのため、ミッションクリティカルシステムにおいては、ディスクアレイ装置同士をミラーリングすることにより、さらに可用性を高めるシステムを構築することが少なくありません。


Global Disk Services (GDS)

「PRIMECLUSTER」が備える「GDS」は、ディスクのミラーリング、ストライピングおよびコンカチネーション機能と、複数のサーバとストレージがネットワークで結合されたSAN(Storage Area Network)環境におけるボリューム管理機能を提供します。論理的なディスク単位でミラーリングすることで冗長化を行い、ディスク故障の際にも、複製したディスクによって業務は問題なく継続することが可能となります。

図

大規模ストレージ環境における高信頼ソリューションを実現
システムボリューム、クラスタ共用ディスクなど、ディスクのミラーリングが可能です。幅広い環境におけるすべてのディスク装置をGDSで一元管理したシステムが構築できます。システムディスクのミラーリングやディスクアレイ筐体間のミラーリングも可能とし、データの可用性を向上します。 図

徹底的なEasy to useの追求により、設定・運用管理のミスを防止します
複雑な処理を隠蔽した単純な操作と運用管理の簡易化により、人為ミスによるトラブルを防止します。また、アクセスコントロール機能により、サーバ間の不当なディスクアクセスを防止し、重要なデータを安全に運用することができます。 図



Global File Services (GFS)

「PRIMECLUSTER」の「GFS」では、 複数のサーバから同時にアクセスできる共用ファイルシステムを提供しています。

一般には、サーバ間のファイル共用にはNFS(Network File System)が使用されています。NFSはLANを経由してNFSサーバのデータをアクセスする形態であるため、ネットワーク負荷の問題や専用のファイルサーバを設置する必要がありました。「PRIMECLUSTER」の共用ファイルシステムは、専用のサーバを設置せずに、直接Fiber Channelを経由してデータアクセスができるため、ネットワークに負荷を与えずにSAN環境の特性を活かした高速なファイルアクセスが可能になります。

図

高速リカバリ機能、オンラインサイズ拡張
ファイルシステムアクセスログ管理機能により、サーバダウン後の復旧はログ情報を使って高速で行うことが可能であり、フェイルオーバ時間を短縮することができます。また、データ領域枯渇が生じた場合などにも、ファイルシステムを再構築することなくデータ領域をオンラインのまま拡張できます。 図



ネットワークの可用性を高める、ネットワーク冗長化機能
ネットワーク異常やネットワーク機器の故障から業務を守ります
サーバやストレージを冗長化し、信頼性を高めたとしても、通信相手までのネットワーク経路上に存在するハブ、ルータやケーブルなどのネットワーク機器に故障が発生した場合、相手システムとの通信が途絶え、業務が停止してしまいます。そこで、ネットワーク自体の冗長化も、ミッションクリティカルなシステムでは必須といえます。


Global Link Services (GLS)

GLSは、ネットワーク経路を冗長化し、通信全体の高信頼化を実現します。接続相手装置やネットワーク構成などのさまざまな要件に応じて最適な二重化方式を選択できます。二重化されたネットワークを論理的に一つに見せる仮想化により、故障した場合でもアプリケーションはネットワークの故障を意識することなく、自動的にネットワークの縮退、切替えが行われます。また、次世代技術として注目される、IPv6アドレスを使用したネットワークの冗長化も可能です。

図

NIC()切替方式(マルチベンダー/異機種間接続)
NIC切替え方式では、二重化したNICを同一ネットワークに接続し、排他使用して伝送路の切替えを制御します。通信相手が限定されないため、マルチベンダー環境におけるネットワークの高可用化が可能です。
注:NIC : Network Interface Card
図

高速切替方式
専用の監視フレームで伝送路故障を監視し、正常運用時には最大2本の伝送路を並列に使用するため高速な通信が可能です。また、伝送路の故障時は、高速に故障した伝送路を切り離し通信を継続することができます。NIC切替え方式と異なり、通信相手はPRIMECLUSTER GLSが動作する同一ネットワーク内のサーバに限定されます。 図



ミッションクリティカルシステムの構築には、システムを構成する三つの要素、サーバ、ストレージ、ネットワークにおいて高信頼な製品を採用するとともに、それらを組み合わせたシステム全体の信頼性を高める必要があると考えます。
PRIMECLUSTERは、ミッションクリティカルに最適な高信頼基盤ソフトウエアであり、弊社のハードウエア、ソフトウエア製品ばかりでなく、ソフトウエアベンダー様/ハードウエアベンダー様との協調により、事前検証済のシステム構成でお客様に最適なオープン・ミッションクリティカルシステムをご提供いたします。

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服部裕慈氏
服部裕慈氏
富士通 コンピュータ事業本部
サーバソフトウェア事業部
第二開発部
プロジェクト課長
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