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THE POSSIBILITIES ARE INFINITE
Japan
PRIMEPOWER

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。


本コンテンツは、2002年8月26日から(株)リクルート社のキーマンズネットで掲載していた内容を、(株)リクルート社の許可を得て転載しています。
掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更等がある場合がございますがご了承ください。

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掲載日:2002年8月26日

富士通
ミッションクリティカル特集/今求められるオープン・ミッションクリティカルの確立/連載第2回/富士通が提案するオープンミッションクリティカルシステム構築事例

第1回 富士通が提案するオープン環境でのミッションクリティカル
第2回 富士通が提案するオープンでのミッションクリティカルなシステムの構築事例

現在、注目を集める「ミッションクリティカル」。
連載第2回目の今回は、富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」と高信頼ソリューション基盤ソフトウェア「PRIMECLUSTER」、さらに、他社ベンダ様のソフトウエア、ハードウエアとの連携によって実現された二つの構築事例をご紹介いたします。



  構築事例その1  大手ISP顧客管理システム
▼ システム構築の背景
韓国外換銀行様では、他社のメインフレームにより勘定系、情報系のデータベースシステムを運用してきました。そして、競争力を高めるために、このシステムで蓄積されたさまざまなデータを活用してCRMシステムを新規に構築することになりました。
▼ 導入の課題
システムの大前提となったのは、ISPという性格上、24時間365日の業務、サービス提供の継続ということでした。また、統合前のシステムは汎用機により構築されていましたが、やはり今後も増加するであろうユーザ数に、柔軟に対応できるスケーラビリティを考慮して、新システムはUNIXによるオープンシステムでの構築に決定しました。また、オープン環境を採用したその他の理由として、システムをダウンサイジングすることで、運用コストはもとより、効率的、効果的なシステムを構築するという狙いもありました。
▼ システム構成
新しい顧客管理システムは、24時間365日の業務の継続が求められることから、3台のPRIMEPOWER 600(8CPU)をPRIMECLUSTERにより冗長化し、可用性を高めています。また、PRIMECLUSTERにより、サーバの可用性だけではなく、ストレージの冗長化、ネットワークの冗長化を実現し、システム全体の信頼性を一層高めています。さらに複数のPRIMEPOWERを並列に動作させることで、サーバの負荷分散が可能となり、システムの安定稼働を実現しています。データベースについてもPRIMECLUSTERと連携し、より高い耐障害性、スケーラビリティ、運用性を実現するOracle9i RAC(Real Application Cluster)を採用することで、信頼性の高いシステムの構築を実現しています。

システム構成

システム構築のポイント
PRIMECLUSTERの高可用機能を利用し、信頼性の高いシステムを構築
Oracle 9i RACのスケーラビリティと可用性を最大限に引き出す高速/低レイテンシなクラスタ系間通信機構
PRIMEPOWERによる高速かつ確実なダウン検出
サーバ内のシステムボリュームミラーと共用RAID装置間ミラーによるデータ保全
全ノードからファイルシステムを同時共用
業務LANの性能/可用性を向上させるネットワーク多重化機構



  構築事例その2  韓国外換銀行様CRMシステム
▼ システム構築の背景
韓国外換銀行様では、他社のメインフレームにより勘定系、情報系のデータベースシステムを運用してきました。そして、競争力を高めるために、このシステムで蓄積されたさまざまなデータを活用してCRMシステムを新規に構築することになりました。
▼ 導入の課題
CRM業務を行うためには、メインフレームに接続されたストレージに蓄積されているデータを、新しく構築するシステムに接続するストレージへ転送しなくてはなりません。その際にネットワークへの負荷を軽減するために、既存のメインフレームに接続されているストレージが持つLANフリーレプリケーション機能を活用したいという要望があり、今回導入するPRIMEPOWERにも同じメーカのストレージ製品を接続することになりました。また、CRMソフトは「SAS」、トランザクションモニタとして「Tmax」という韓国国内で評価の高い製品の導入も、お客様から要望として上がっていました。これらのハード、ソフトを導入したうえで、かつCRM業務という重要な業務を行うということで、高い信頼性をもったシステムを構築する必要がありました。
▼ システム構成
新しいCRMシステムは、膨大なデータを解析する必要性から、2台のPRIMEPOWER 2000(20CPU)上でPRIMECLUSTERとOracle9i RACを使用してシステム構築。障害発生時でも業務の継続ができる形態にしました。

また、導入の必要があった「SAS」「Tmax」といったソフトに関しても、韓国のスタッフと共同で、綿密な接続試験、実証試験を重ねPRIMEPOWERおよびPRIMECLUSTER上でも問題なく稼働することを確認しました。そして、さまざまなメーカの製品によって構築されたオープン環境ならではの、このシステムも、オープンシステムの信頼性、可用性を高めることを目的として開発された、自社製品はもちろん、他社製品とも親和性の高い「PRIMECLUSTER」を導入することで、個々の性能を引き出し、なおかつ信頼性の高いシステムを実現しています。

システム構成

システム構築のポイント
ソフトウエアベンダー様/ハードウエアベンダー様の製品との組合せによる高可用システム構築
Oracle9i RAC、SAS、Tmax、EMCなどの他社製ソフトウエア/ハードウエアとの整合性
Oracle9i RACの並列データベースとアプリケーションの相互待機運用の混在
徹底した検証作業を行うことで、他社製品に関しても安心して導入可能
サーバのパーティション運用機能により柔軟なシステム運用が可能

以上、2つの事例は、オープン環境でのミッションクリティカルシステム構築には、システムを止める可能性がある箇所については二重化、冗長化が必須であるということ、また、さまざまなメーカの製品によるシステムにおいても、安定稼働を実現しなければならないことを示しています。

そのために富士通では、トータルサプライヤーとしてPRIMEPOWERなど信頼性の高い製品の提供をはじめ、PRIMECLUSTERといったシステムの可用性を高めるソフトウエアもあわせて提供いたします。また、パートナー企業様製品との接続性について、日頃から接続性試験を実施することで、お客様に安心してさまざまな製品をご導入頂ける体制づくりを行っています。



  富士通がワンストップでシステム構築に対応いたします

今回ご紹介した事例の様に、さまざまなメーカの優れた製品を導入し、システムを構築できることが、オープンシステムの大きなメリットの1つです。しかし、そのためにシステム構築の対応窓口が複数存在しては、効率の良いシステム構築は不可能です。

そこで富士通では各社様と連携することで、システム構築にワンストップで対応する体制を整えております。今回の連載企画において協賛頂いた、日本オラクル様、日立製作所様、ベリタスソフトウェア様をはじめ、さまざまなパートナー様の製品について、当社製品との整合性を検証し、富士通からご提供できる体制を整えています。

お客様の負担を減らし、なおかつ迅速にさまざまなご要望にお応えできるワンストップ体制で、富士通は対応いたします。

いかがでしたでしょうか、時代が求めるオープン環境でのミッションクリティカルシステムの構築。ビジネスのIT化がますます進む現在、ますますこうしたニーズは高まっていくでしょう。そうしたとき、富士通はスーパコンピュータやメインフレームで培った技術をオープン環境に活かし、高い可用性を実現するハード、ソフトを提供しています。また、自社製品にこだわることなく、ベンダー様各社と協業することで、オープン環境ならではの、さまざまなメーカの製品を導入しながら、システム全体の可用性を損なうことのないシステム構築を実現しています。こうしたオープンな姿勢こそ、これからのミッションクリティカルシステムの構築には必要なものだと考えます。
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