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THE POSSIBILITIES ARE INFINITE
Japan
PRIMEPOWER

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

本コンテンツは、2002年12月26日から(株)リクルート社のキーマンズネットで掲載していた内容を、(株)リクルート社の許可を得て転載しています。
掲載されておりますサービス内容・料金などは掲載日時点のものです。変更等がある場合がございますがご了承ください。

掲載日:2002年12月26日

富士通株式会社UNIXサーバ PRIMEPOWER
世界トップクラスの性能を誇るPRIMEPOWER
第1回 目指せ! メインフレームに匹敵する高信頼性・高性能UNIXサーバ
第2回 検証!ユーザーの抱えるオープンシステムの問題点と解決策
第3回 PRIMEPOWERを活用した総合ソリューションと総括をレポート


SUMMARY
ITの進化とともに、ビジネス環境もまた大きく変化しつつある昨今。B to B、B to C、ECなどのサービスをはじめ、基幹業務システムや全社レベルでのナレッジマネジメントなど、企業内にはさまざまなシステムが存在します。
しかし同時に、これらのシステムを稼働させるためのサーバに関しては、「止まらないこと」「運用が簡単でコストもかからないこと」など、さまざまな課題もあります。
富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」は、こうしたミッションクリティカルなシステムに最適なサーバです。メインフレームに匹敵する高可用性とスーパーコンピュータレベルの高性能を目指し、アップタイムおよびスループットの最大化を実現。激しい競争を勝ち抜くための能力と同時に、決して止まることのない高い信頼性を提供します。
連載第1回目の今回は、世界最高の性能と信頼性を誇るPRIMEPOWERの特長と、開発の背景に隠された富士通の取り組みについてご紹介します。


INDEX
↓ 富士通PRIMEPOWER〜その世界最高の性能と信頼性を支えるもの
↓ アップタイム最大化―「止めない」「止まらない」コンピューティングを実現
↓ スループット最大化――高性能・スケーラビリティで業務を効率化
↓ 情報システムのオープン化にともなう問題点とPRIMEPOWERによるアプローチ



富士通PRIMEPOWER〜その世界最高の性能と信頼性を支えるもの
ユーザがシステムに求める最大のポイントは、「投資に見合う効果が得られること」「トラブルが起こらないこと」「運用・保守に時間やコストがかからないこと」などの点に集約されます。そこで富士通が目指したのが、トラブルに強く、たとえトラブルが起きても業務の継続を保証できる信頼性、そして誰もが満足できる高い性能でした。この世界最高の性能と信頼性を誇るPRIMEPOWER――それを支えるものはどのようなところにあるのでしょうか?

開発秘話
目指せ、世界最高の性能と信頼性
世界中の誰もが、ビジネスの根幹を安心して任せることができ、そこから最大の利益を得ることができる――そのようなシステムのサーバには、何より信頼性と性能の高さが求められます。
そこで、富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」が目指したのは、メインフレームに匹敵する高信頼性とスーパーコンピュータレベルの高性能を兼ね備えること。すなわち世界最高の性能と信頼性を実現することでした。
しかし、その開発の道は決して平坦なものではなかったのです。さまざまな問題が浮上しては、ひとつひとつ地道にクリアしていく――世界最高のUNIXサーバ誕生の背景には、技術者たちの努力と協力、そして何よりも「世界最高のUNIXサーバを作ろう」という強い意志がありました。

開発現場


世界最高を目指す!富士通のDNAが開発部・品質保証部・製造部をまとめる
PRIMEPOWERが誇る「世界最高」――それを支える一端として挙げられるのが、PRIMEPOWERの開発体制です。世界最高の性能を求める開発部と、顧客に対してPRIMEPOWERの品質と信頼性を保証する品質保証部。そして、それらを実際にカタチにする製造部。各セクションが、それぞれ異なる角度から世界最高のサーバを追求し、互いにサポートしあうのです。
この過程で品質保証部が洗い出した問題点はじつに1万点以上。それらを1年もの歳月をかけ、ひとつひとつ改善していきました。この絶え間ない改善とフィードバックのサイクルの結果が、PRIMEPOWERの性能と信頼性なのです。

What's PRIMEPOWER

PRIMEPOWERのテクノロジ


佐藤氏
エンタープライズサーバ事業部
第三開発部
佐藤 清

品質保証部からはさまざまなフィードバックがありました。たとえば、128個のCPUに対して故障箇所を細かく特定できるような機能の付加などもそうですね。UNIXサーバでメインフレームと同等の高信頼性を確保しなければならなかったのです。

我々の部署はお客様に対してPRIMEPOWERの品質を保証する部署。設計図や試作機などで評価をしては開発部にフィードバックして改善につなげます。とにかく、起こり得る障害はすべて見つけ出し、トラブルが起きないようにするのです。 加藤氏
コンピューター事業本部
品質保証部
加藤 一也


吉田 氏
株式会社富士通ITプロダクツ
取締役(兼)第一製造統括部長
吉田 武
部品や組立て、試験の工程で、品質管理を徹底しています。各工程で問題が起きないように、常に監視すると同時に、もし万一、問題が発生したら、関係各セクションと連携して早期に問題を解決する仕組みを構築しています。

ときには意見を対立させることもあったのですが、その対立は、さらに高次元の解決方法を生み出すことにつながります。各部門の徹底的なこだわりが、PRIMEPOWERが誇る世界最高の性能と信頼性を支えているのです。


徹底した検査と耐久試験がPRIMEPOWERの品質をさらに高める
富士通がPRIMEPOWERを世界最高のUNIXサーバとして送り出すためには、徹底した検査と耐久試験による品質の保証が必要となります。
そのため、およそ通常では考えられないほど過酷な環境での試験が実施されました。筐体も凍り付くマイナス10度から高温70度までの熱耐久性、95%の高湿度での耐久性、さらには阪神大震災を上回る振動に対する耐久性など、ありとあらゆる環境での耐久性が確認されたのです。
-10℃から高温70℃の試験
-10℃から高温70℃の試験
そして、PRIMEPOWERの試験過程で最も重要なのが、お客様が使用される構成での長時間ランニング試験です。
これは、完成したPRIMEPOWERをお客様の要望するシステム構成で実際に構築し、5日間にも及ぶ動作試験を通じてシステム評価をおこなうもので、ここでもあらゆる負荷をかけて試験を実施。この試験に合格して、初めて出荷となります。
考えられる限りの徹底した検査と過酷な耐久試験、そしてお客様のシステムごとの評価をクリアして、PRIMEPOWERは「世界最高の性能と信頼性」を冠することになったのです。
お客様が使用される構成での長時間ランニング試験
お客様が使用される構成での長時間ランニング試験


フィールドでの品質確保も万全なPRIMEPOWER
しかし、富士通が目指す品質確保はこれだけにとどまりません。出荷すればそれで終わりということはなく、その後のフィールド管理も徹底しています。世界各地に出荷されたPRIMEPOWERのフィールド情報は、ネットワークや回線を使ってサポートセンターが随時収集。万が一トラブルが発生しても、ただちに関連部署が復旧に取りかかる体制が整っています。
さらに、そのトラブル情報をフィードバックすることも万全です。同じような部品や周辺機器を利用しているシステムを追跡し、トラブルを未然に防ぐのです。
こうしたリモート監視の体制を強化することで、PRIMEPOWERは顧客のビジネス継続性を最大に保証しています。

リモート通報機能による対応 リモート通報機能による対応
リモート通報機能による対応

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アップタイム最大化-「止めない」「止まらない」コンピューティングを実現
ミッションクリティカルなシステムのサーバには、決して業務を止めないこと、止まらないことが求められます。PRIMEPOWERは、富士通がこれまで培ってきたメインフレームの技術を最大限に活かし、ファイブ・ナイン――すなわち99.999%の稼働率という、メインフレームと同レベルの高信頼性を確保。業務の継続性を向上させ、アップタイムの最大化を実現します。

メインフレーム同等レベルのRAS機能を搭載した
高信頼プロセッサ SPARC64(TM) V
「止めない」「止まらない」コンピューティングを実現するためのキーコンポーネントのひとつが、ハードウェアRAS(Reliability/Availability/Serviceability:信頼性/可用性/保守性)技術を搭載したプロセッサ SPARC64(TM) Vです。
エラー検出とエラー訂正機能の強化に加え、命令リトライやキャッシュの動的縮退機能を搭載。メインフレームと同等のRAS機能によって、システムエラーのほとんどを救済します。
高信頼プロセッサ SPARC(TM) 64V

<信頼性を強化したSPARC64(TM) V>

信頼性を強化したSPARC64(TM)V

PRIMEPOWERの自律プロセッサ「SPARC64(TM) V」


徹底した冗長化構成と活性交換技術により可用性を大幅アップ
主要コンポーネントを全て冗長構成にすることで、万が一ハードウェア故障が生じた際にも決して「止まらない」サーバを実現。一方で、主要コンポーネントの活性交換・活性増設を可能にしたことで、計画的なシステム停止を排除――すなわち「止めない」サーバを実現しました。サーバの可用性が向上することで、業務の継続性がさらに保証されるようになりました。

<PRIMEPOWERが実現する「止めない」「止まらない」コンピューティング・サイクル>

PRIMEPOWERが実現する「止めない」「止まらない」コンピューティング・サイクル

高信頼基盤ソフトウエア「PRIMECLUSTER」との連携
さらに、富士通とFSC(Fujitsu Siemens Computers)の技術を結集した高信頼の基盤ソフトウエア「PRIMECLUSTER」と組み合わせることで、システムレベルでのさらに高い可用性を実現。徹底して業務無停止を追求しました。

PRIMECLUSTER

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スループット最大化-高性能・スケーラビリティで業務を効率化
ビジネス活動の根幹を支えるシステムには、信頼性と同時にシステム全体のスループットの高さも求められます。そこで PRIMEPOWERの設計にあたっては「サーバシステム全体の一貫した高スループット」が重要なポイントとなりました。
PRIMEPOWERは高性能プロセッサ、高性能クロスバを搭載し、さらに優れたスケーラビリティとパーティション機構によって、 ハードウェアの能力を十分に引き出すことができます。これによって、スループットを最大化し、業務の効率性を向上させます。

高性能ギガヘルツプロセッサ
PRIMEPOWERに搭載されるSPARC64(TM) Vは、先進のマイクロアーキテクチャを採用したギガヘルツプロセッサ。「SPARC V9」アーキテクチャでは世界最速となる動作周波数1.35GHzを誇ります。一次・二次キャッシュの二階層となるノンブロッキング方式のキャッシュを採用し、従来は外部SRAM(Static Random Access Memory)であった二次キャッシュをSPARC64(TM) V内部に内蔵。また、アウトオブオーダ命令実行、16アウトスタンディングメモリアクセス、高スループットバスよって非常に高速なアクセス性能を実現しました。


高性能クロスバ
クロスバにはこれまで富士通がスーパコンピュータの開発で培ってきた技術を導入。Wave Pipeline、ソース同期方式を採用することにより、540MHzという超高速システム周波数を実現し、クロスバ帯域幅138GB/s、メモリ帯域幅265GB/sという高スループットのデータ転送速度を実現しました。


最大128CPU、圧倒的なスケーラビリティ
拡張性もまたPRIMEPOWERの大きな特長です。SMP(Symmetric Multi-Processor)で最大128CPU、512GBのメモリ、PCIスロットはじつに320スロットという優れた拡張性を実現。圧倒的なスケーラビリティがビジネスの成長をサポートし、成功へと導きます。


優れた耐障害性と柔軟性を実現するパーティション機能
PRIMEPOWERの提供するExtended Partitioningは、最小で1CPU/1GBメモリ単位での分割が可能。ハードウェアパーティショニングによる優れた耐障害性と自由な組み合わせでパーティションを構成できる柔軟性を合わせ持っています。また、動的再構成機構により、業務を停止せずに動的なリソース最適配分が可能であり、スループットの最大化を実現します。

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情報システムのオープン化にともなう問題点とPRIMEPOWERによるアプローチ

次回ダイジェスト
Q. あなたの会社で実際に「オープン・ミッションクリティカル・システム」を構築するとしたら、サーバーについては、どのようなプラットフォームが望ましいと思われますか?
「ミッションクリティカルシステム構築実践セミナー」におけるアンケート
上記の質問と回答は、富士通主催で2002年9月6日に開催した「ミッションクリティカルシステム構築実践セミナー」におけるアンケートの一部です。
また、これと合わせたフリー記述回答によれば、プラットフォームを選択する際に基準となるのは、コスト、信頼性、実績、ノウハウ、セキュリティ、サポートなど、さまざまな理由があります。

PRIMEPOWERはこうしたお客様のさまざまな要求に対し、どのような形でソリューションを提供しているのでしょうか?
次回は、情報システムがオープン化するのにともなって、ユーザの間にどのような問題や不満、疑問が生じているのかを明らかにし、それらの問題を解決するためにPRIMEPOWERがどのようなアプローチを取っているのかをご紹介します。

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