PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。
各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。
2004年6月22日号
処理性能の高さはもとより、優れたRAS機能(Reliability - 信頼性 Availability - 可用性 Serviceability - 保守性)から、市場より高い評価を得ている富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」。そのPRIMEPOWERに搭載されているプロセッサ「SPARC64 V」が、このたび新技術の採用などにより、さらなる進化を遂げました。そこで、新プロセッサがもたらすメリットや魅力、そしてその開発にかけた熱き想いについて、開発に携わった技術者が紹介します。
サーバに求められるものは何か。それは高い性能と信頼性です。
そこで世界で一番の性能と他社にはない高い信頼性を持つ、そんなサーバを目指して我々はプロセッサ開発に日夜取り組んでいます。 ありがたいことに、2002年に発表したSPARC64 Vは各方面から好評を頂いており、特に信頼性の面では、我々設計チームも非常に完成度が高いものができたと自負しております。ですから、従来のSPARC64 Vの良いところをしっかり継承しつつさらに性能を向上させるため、当社の電子デバイス部門が研究・開発した90nm(ナノメートル)プロセス技術という最新の半導体技術をどのように実装するか、という点が今回のプロセッサ作りにおけるスタートでした。
そうですね。しかし、単純に周波数を1.35GHzから1.89GHzに上げたり、半導体を従来の130nmから90nmへ移行したりするだけでは、性能向上にはつながりません。90nmを採用することでチップに搭載できるトランジスタの数が増えるため、それらをチップ上に適切にレイアウトするなど90nmの特性に合わせた設計を行わなければ、性能向上は達成できないのです。
確かに大きな挑戦でしたが、最新技術を採用することは大きなアドバンテージにもなります。コンピュータの世界ではプロセッサの性能競争が大変激しく、競合他社が競争力を高めてくるなか、我々もさらに高い性能を目指さなければなりません。 他社も90nm技術を使ったプロセッサ開発を進めていますから、競争力強化という意味でも最新技術の採用は大変重要です。
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