富士通

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

世界で活躍するPRIMEPOWER -さらなる飛躍を目指して-
2005年5月17日

1998年11月、当社はUNIXサーバ PRIMEPOWERをアジア・オセアニア地域(日本を含む)に向けて発表しました。その後、1999年11月に欧州、中近東、アフリカ地域、2000年11月には北米地域で販売を開始、着々と出荷台数を増やしていき、PRIMEPOWERは全世界で活躍するサーバに成長しました。

■欧州・北米を中心とした海外ビジネスが好調

PRIMEPOWERは販売開始以来、出荷台数・売上金額ともに順調に伸長しています。
近年は特に欧州、北米を中心とする海外市場での販売が伸長し、2004年度(当社会計年度)は、海外市場向けの出荷台数が全体の約60%を占めるほどになりました。また海外のエンタープライズ市場(8CPU以上)において、出荷台数の伸長率が前年度比約130%(当社調べ)を達成しました。

PRIMEPOWERは、欧州の通信販売会社のSchäfer Shop GmbH様、米国の携帯電話会社のCellular South様など、多くのグローバル企業にご利用いただき、全世界で約4200社の導入実績があります。Oracle社やEDA業界における開発マシンとして導入していただいた実績もあり、世界の様々なビジネスシーンで活躍しています。

■世界中のお客様に利用されているPRIMEPOWER

当社は世界の30ヶ国以上における拠点において、PRIMEPOWERの販売・サポートを行っています。特にFujitsu Siemens Computers(欧州)、Fujitsu Computer Systems(北米)、Fujitsu Asia Pte. Ltd.(東南アジア)の3社を主要拠点として、グローバルビジネスを展開しています。

欧州では、1999年にドイツSiemens社と当社の合弁会社「Fujitsu Siemens Computers(以下FSC)」を設立して、PRIMEPOWERの販売を開始しました。Siemens社のブランドイメージや販売拠点を利用したビジネス展開により、通信や製造、流通市場を中心に、多くのPRIMEPOWERが導入されています。

欧州における拡販支援を担当。米州・欧州ビジネス本部、欧州営業統括部、担当部長 佐藤 俊也 ソフトウェアベンダー様との密接な連携を、お客様が評価

欧州のお客様からは、PRIMEPOWERの高性能、高信頼に加えて、SAP社やOracle社との密接な連携を評価していただいています。
FSCは、ソフトウェアベンダー様の中でも特に利用者が多い、SAP社・Oracle社と強固な提携関係を結んでいます。お客様のシステム構築に共同で取組み、効率の良いシステムを構築してTCO削減を実現している点が、多くのお客様に受け入れられている理由の一つだと思います。
PRIMEPOWERの高性能・高信頼についても、お客様から「PRIMEPOWERの導入によりダウンタイムが減り、業務効率が向上した」と満足いただいています。

また欧州におけるITビジネスの特徴は、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた標準パッケージ・ソリューションの需要が高いことです。例えば通信市場向けに、PRIMEPOWERとPRIMECLUSTERの高信頼プラットフォームにミドルウェアを組み合わせたソリューションがあるのですが、とても人気が高く、欧州だけではなく世界中で利用されています。

一方北米では、昔から当社メインフレームの販売・サポートを行っていたFujitsu Computer Systems(以下、FCS)が、その販売網とサポート体制を利用してPRIMEPOWERビジネスを展開していきました。メインフレームのオープンシステム化の流れにも乗り、米国政府や金融系企業など、幅広いお客様層に受け入れられています。

北米地域におけるサポート業務を担当。サーバシステム事業本部、担当部長 上田 健介 ハードウェアの高信頼が認められ、半数以上のお客様がリピート購入

お客様のニーズに応えるため、FCSと富士通の協力体制の元、北米の企業環境に適した製品やサービスが提供できるように推進してきました。 その積み重ねにより、様々な業種・業務のシステムでPRIMEPOWERが採用されるようになりました。

お客様には、ハードウェアの高信頼・高品質とサポート力を高く評価していただいており、半数以上のお客様がリピーターとして、再度PRIMEPOWERを購入してくださっています。
あるお客様に「当社の保守サービスでご不満はありませんか」とお聞きしたところ、「ハードウェアの品質が良いので、保守サービスを利用したことがない」と、うれしいお言葉をいただいたこともあります。

北米にもお客様システムやISV/IHV製品との検証を行うための施設「North American TRIOLE Integration Center」があります。事前にお客様資産の動作検証や性能検証ができる点も、お客様にPRIMEPOWERを選択していただけるポイントの一つだと思います。

また東南アジアでは、シンガポールに本社のあるFujitsu Asia Pte. Ltd. (以下、FAPL)を中心にビジネスを展開しています。 2004年4月には、プロダクトビジネスの基盤となる新たな組織を立ち上げ、従来国ごとに行っていたプラットフォーム拡販やサポートなどを、東南アジア地域横断で行えるように、体制を整えました。

東南アジアにおける拡販・サポート業務を担当。FUJITSU ASIA PTE LTD Regional Marketing Group Assistant Vice President、中原 雅哉 販売からサポートまで地域横断の支援体制が、お客様ビジネス形態にマッチ

東南アジアの企業は、1つの国に閉じることなく、複数の国を対象にしてビジネスを行っています。そのため当社も地域横断でお客様のシステムを販売・サポートできる組織を立ち上げて、お客様のビジネス形態に合わせた支援ができるようにしました。支援体制の強化により、2004年度はインドネシアの通信系企業などに、ハイエンドモデルを中心に多数のPRIMEPOWERを導入していただきました。

また、2005年5月5日には、シンガポールにPlatform Solution Center Singaporeを開設しました。センターでは、お客様システムの検証やセミナー開催等を行う予定です。東南アジア各国からインターネットを通じて、当センターの設備に加えて日本のセンター設備も利用できるので、今まで以上にお客様ビジネスに対して充実した支援が行えると思います。

PRIMEPOWERは、特に信頼性の高さが認められて、他にも東アジア、南米など世界中のお客様にご利用いただいております。

海外のお客様の声

Schäfer Shop GmbH様 (ドイツ)
「PRIMEPOWER 1500のパフォーマンスはとても優れています。また、非常に柔軟かつ容易にシステムを拡張することができ、投資保護の観点でも最良の選択肢です。」
“The performance specifications of the PRIMEPOWER 1500 server are outstanding, and it offers maximum investment protection because it is so flexible and can be easily expanded.”

Cellular South様 (米国)
「どんなビジネスでも、システムがダウンした場合の損失は非常に大きく、顧客へのサービスレベル低下は避けられません。しかし、富士通のPRIMEPOWERは私たちがデータセンターの運営に必要とするパフォーマンス、信頼性、可用性を提供してくれます。」
“As with any business, downtime is very costly and provides an unacceptable level of customer service. But with PRIMEPOWER servers from Fujitsu, Cellular South is assured of the performance, reliability and availability we need to keep the data center up and running.”

KGI Asia Limited様 (中国)
「PRIMEPOWERを選んだことで運用コストを約30%削減することができました。私たちのスタッフの業務は非常に効率化され、お客様により良いサービスを提供することが可能となりました。」
“We save about 30% in operational cost by opting to install PRIMEPOWER server... More importantly, it helped tremendously in improving efficiency of our staff, which means we can provide good customer service”

他にも、サウスウエスト航空様(米国)、ダイムラー・クライスラー銀行様(ドイツ)などのシステムで利用され、高い評価をいただいています。

■PRIMEPOWERの今後

2005年5月17日、UNIXビジネスサーバとして初めて2GHzを超える高速プロセッサを搭載したPRIMEPOWERを発表しました。2.16GHzのSPARC64 Vを搭載したPRIMEPOWERは、プロセッサ性能指標の一つであるベンチマークテストSPECint®2000において、他社を抜いてUNIXサーバで世界第一位を達成しました。また、SAP標準ベンチマークテストやJava標準ベンチマークテスト等でも、世界最高性能を達成しています(いずれも2005年5月17日現在)。
各種ベンチマークテストで実証された高性能と、メインフレームの設計技術を継承した高信頼とを併せ持つPRIMEPOWERは、お客様ビジネスのROI最大化を支えるIT基盤として最適なプラットフォームです。そして、多くのソフトウェアベンダー様・ハードウェアベンダー様・システムインテグレーター様に、「信頼できるサーバ」としてPRIMEPOWERを支持していただいております。

今後もPRIMEPOWERは、全世界のお客様に利用していただけるような高性能・高信頼なサーバとして成長し、更なる飛躍を目指します。

■関連情報

[注記事項]

  • 掲載されている内容は発行日時点のものです。