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PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

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PRIMEPOWERが提案するサーバ統合 第三回:サーバ統合に最適なPRIMEPOWER
2005年2月8日号

前回は、スケールアップ型のサーバ統合の具体的な効果について紹介しました。スケールアップ型サーバ統合を行うためには、1台のサーバ上で複数のシステムが稼動できたり、リソースを柔軟に配分したりする機能が必要になります。今回はスケールアップ型サーバ統合を実現するための機能の1つである「パーティショニング」について説明します。またPRIMEPOWERで提供しているパーティショニングの特長について紹介します。

■サーバ統合を実現するパーティショニング

スケールアップ型サーバ統合では、複数のサーバに分散していた業務システムを、1台のサーバに集約させます。しかし、単純に1つのOS上で複数のアプリケーションを動作させると、万一あるアプリケーションでトラブルが発生した場合、OSを経由して全てのシステムに影響が波及する可能性があります。そのためシステム同士が互いに干渉しあわないような仕組みが必要です。それを実現するのがパーティショニングです。


図1:トラブルの影響範囲

パーティショニングは、一台のサーバを複数の領域に区切り、それぞれの領域でOSやアプリケーションを動作させて、複数のシステム構築を可能にする技術です。区切られた1つ1つの領域をパーティションと呼びます。パーティショニングには、ソフトウェアパーティショニング、論理パーティショニング、ハードウェアパーティショニングの3種類があります。

■ソフトウェアパーティショニング
ソフトウェアパーティショニングは、1つのOS空間を仮想的に分割して複数のOSが動作しているようにみせる技術です。ユーザアカウントやアプリケーションごとに仮想OS空間を分割して利用することができます。複数のアプリケーションをそれぞれ異なる仮想OS空間で動作させておけば、互いに影響をおよぼすことはありません。
仮想OS空間は細かく分割することができ、3つのパーティショニングの中では一番多くパーティションを設定できます。
パーティション間はハードウェアリソースを柔軟に移動でき、パーティションごとに優先順位を設定してリソースを動的に配分することもできます。
一方、OSパニックやハードウェア故障が起きたり、性能のボトルネックが発生した場合など、サーバ上の全システムに影響が波及する可能性があります。

■論理パーティショニング
論理パーティショニングは、ハードウェアリソースを論理的に分割して、それぞれ独立したパーティションとして動作させる技術です。ソフトウェアパーティショニングと異なり、パーティションごとにそれぞれ独立してOSを動作させることができるので、パーティションの独立性は高くなります。
ソフトウェアパーティショニングより作成できるパーティション数は少ないですが、ハードウェアリソースを動的に移動できるなど、柔軟にリソースを活用できます。
一方、パーティションはファームウェアで制御されているので、ファームウェアやハードウェアでトラブルが発生すると、全システムに影響がおよびます。また、パーティションを制御するためにハードウェアリソースが消費されるため、性能のオーバーヘッドが発生する可能性が高く、ハードウェアリソースが余分に必要となる場合があります。

■ハードウェアパーティショニング
ハードウェアパーティショニングは、CPUやメモリなどが搭載されているボード(以下、システムボード)単位でハードウェアリソースを区切り、区切られたハードウェアリソースごとにOSやアプリケーションを動作させる技術です。システムごとにハードウェアリソースからOSアプリケーションまで完全に分割して利用できます。
システムボード単位でパーティションを区切るため、他のパーティショニング技術と比べて作成できるパーティション数は少ないです。
しかし、例えハードウェアで故障が起きても、その影響はパーティションを超えることなく、故障が発生した箇所に関連するシステムにだけ影響するので、高い障害隔離性を確保できます。パーティションの制御はハードウェア自身で行うため、パーティションによる性能への影響もありません。

各パーティショニングの特長について、表1にまとめました。


ソフトウェアパ-ティショニング 論理パーティショニング ハードウェアパーティショニング
構成 OS空間を仮想的に分割
OSレベルで分割
ハードウェアレベルからOS、アプリ層まで完全に分割
分割単位 CPUをパーセンテージ単位 CPUをパーセンテージ単位 システムボード単位
資源配分 柔軟 柔軟 あまり柔軟ではない
パーティション数 数千個 数十個~数百個 数個~十数個
性能劣化 数% 数十% なし
障害隔離性 アプリ層のみ OS 、アプリ層 ハードウェア、OS、アプリ層を完全に隔離

表1:各パーティショニングの特長

PRIMEPOWERは信頼性の高いハードウェアパーティショニングを採用し、さらに独自の工夫を盛り込むことで、 パーティションを柔軟に活用できるようにしています。

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関連情報

PRIMEPOWERが提案するサーバ統合
第一回 PRIMEPOWERが提案するサーバ統合
第ニ回 事例から検証するサーバ統合の効果
第三回 サーバ統合に最適なPRIMEPOWER
PRIMEPOWERのテクノロジー
PRIMEPOWER製品情報
Solarisコンテナ

※パーティショニングの特長について、ここでは一般的に紹介されている情報をまとめています。同じ呼び方のパーティショニング技術でも、ベンダーにより特長が異なる場合があります。