富士通

クロスバースイッチによる高速データ転送

PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。

各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。

高速・広帯域なクロスバースイッチ

SPARC64™ Vのパフォーマンスを最大限に発揮するため、スーパーコンピュータの高速インターコネクト技術を投入し、高速・広帯域なクロスバースイッチを開発しました。CPU、メモリ、I/O間やシステムボード間をクロスバースイッチで接続することで、複数のCPUやメモリの間を1対1で直結できます。そのため、広帯域幅・低レイテンシを実現し、高速データ転送が可能です。最上位モデルであるPRIMEPOWER 2500では、最大133GB/sという高スループットを提供します。

高速・広帯域なクロスバースイッチを搭載したPRIMEPOWERは、OLTP(オンライントランザクション処理) やデータウェアハウス、アプリケーションサーバなど、高性能を必要とするITインフラに対して、最適なプラットフォームを提供します。

L1クロスバースイッチ:CPU、メモリ間の高速データ転送を実現

L1クロスバースイッチはCPU、メモリ、I/O間を1対1で直結して、CPUとメモリ間のデータ転送を制御します。本機能により、複数のCPUが同時にメモリにアクセスできるので、データ転送効率が向上します。

L2クロスバースイッチ:システムボード間の高速データ転送を実現

複数のシステムボードを搭載するモデルの場合、2階層のクロスバースイッチで結合しています。システムボード内は、CPU、メモリ、I/OをL1クロスバースイッチで接続しています。システムボード間は、L2クロスバースイッチと呼ばれるインターコネクトで接続しています。

2階層のクロスバースイッチにより、すべてのCPUがすべてのメモリに対して、メモリの搭載位置に関係なく同じようにアクセスすることができます。また、システムボード間の距離の最小化、低レイテンシ、ケーブル・レス等により、高性能、高可用性を実現しています。

PRIMEPOWER 2500の場合、 2組のL2クロスバースイッチで構成されており、転送速度はそれぞれ66.5GB/sです。万一片方のクロスバースイッチで異常が起きても、サーバの再起動により異常の起きたクロスバースイッチを切り離して、サーバを継続運用することができます。

PRIMEPOWER 2500の場合