実力No.1プロセッサSPARC64™ V
PRIMEPOWER本体装置は、(2008年5月に)販売終息いたしました。
なお、本製品の後継製品は、SPARC Enterpriseとなります。
各モデルの販売終息時期の詳細につきましては、「今までに発表した製品」をご参照ください。
SPARC64 Vは90nmプロセス技術の採用により、動作周波数の向上、トランジスタの高集積、低消費電力を実現しました。チップサイズ、システム接続バス方式などのシステムの実装要件を満足しつつ、サーバシステムとしてのポテンシャルを最大限に引き出します。
さらに、メモリアクセスの負荷と演算パワーのバランスをとるなど、プロセッサ内の性能に関するボトルネックを解消しています。
さまざまな工夫により、一般的なアプリケーションから大規模トランザクション処理に至るまで、常に高いスループットを発揮します。
高性能を実現する機能
スーパースカラー
命令の実行ユニットを複数持ち、依存関係の無い複数の命令を並列に実行できる仕組みです。SPARC64 Vの場合、4命令を同時に解読し、6つの演算器に命令を同時投入できます。
Out-of-Order(アウトオブオーダー)実行
プログラムに記述された命令の順番に関係なく、処理に必要なデータが揃った命令から実行します。先の命令処理に必要なデータが揃っていなくても、後の命令処理に必要なデータが揃っていた場合、後の命令から先に実行することができます。
分岐予測
プログラムがどのような命令順序で実行されるかを予測する分岐予測機構により、分岐処理のロスを最小限に抑えます。
ノンブロッキングキャッシュ制御
ある命令処理に必要なデータがキャッシュメモリになく、メモリまでデータを取りに行く間でも、別の命令処理に必要なデータをキャッシュメモリに取りに行くことができます。
ハードウェア・プリフェッチ機構
プログラムのキャッシュアクセスの規則性から、今後のデータアクセスをハードウェア自身により予測し、あらかじめメインメモリからキャッシュメモリにデータの転送を行う機構です。
アウトスタンディング数の増強
プロセッサからメモリやディスクなどへ応答を待たずに続けて発行できる命令の数を、アウトスタンディング数といいます。SPARC64 Vではアウトスタンディング数がSPARC64 GPより増えています。
