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Windows環境のSAP基幹システムを
32ビットから64ビット環境へ刷新


コニカミノルタビジネステクノロジーズ無錫工場 (中国 江蘇省)

コニカミノルタホールディングス様 導入事例


ロジスティクス系業務やデータ・ウエアハウスといった基幹業務を、32ビットのWindows環境下でSAPアプリケーションによって運用していたコニカミノルタ。ソフトウェアや周辺機器のサポート打ち切りなどを契機に、プラットフォームのリプレースを検討した結果、インテル Itanium プロセッサーを搭載し、高度な二重化アーキテクチャーによりメインフレーム・クラスの信頼性を実現する「PRIMEQUEST」を採用、64ビットのWindows環境に移行することを決めた。新システムは2006年7月に稼働を開始、旧システムと比較して2倍~5倍の性能を実現している。

[ 2006年10月24日掲載 ]

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導入の背景

コニカとミノルタの経営統合によって、2003年8月に発足したコニカミノルタ・グループは、統合持株会社であるコニカミノルタホールディングス(以下、コニカミノルタ)のもと、イメージングの領域で感動創造を与え続ける革新的な企業を目指して、徹底したIT基盤整備を進めている。同社では、グループの生産管理、物流管理、購買管理などのロジスティクス系業務とデータ・ウエアハウスといった基幹業務を、32ビットのWindows環境でSAPアプリケーションによって処理してきた。SAP用サーバ導入後5年が経過し、リプレースも検討していたが、運用上では深刻な課題を抱えていた。


大久保寛
コニカミノルタホールディングス
IT企画管理部長

最大の問題は、2007年にはジョブ運用管理ソフト、バックアップ・ソフト、周辺機器などのサポート打ち切りが迫っていたことです。その一方で、システムを停止できるのは日曜日の限られた時間のみで、さらに短縮を求められることはあっても延長することは許されません。旧システムで各種ソフトのアップグレード作業を続けていくのは限界に近かったのです。そこで、一気に新規システムを導入する方がシステム保全面からもパフォーマンス面からもメリットがあると判断しました」と今回のシステム構築を担当したコニカミノルタ情報システムのサービス事業本部運用技術グループでグループリーダーを務める野間宏範氏(写真)は説明する。

コニカミノルタのIT企画管理部長の大久保寛氏(写真)は「持ち株会社では、グループ経営の立場からも、グループ価値を最大化する必要があり、グループ内外との連携を密にする共通機能を位置づけることも大きな使命の1つです。ITはその戦略を支える重要な基盤です」と説く。


野間宏範
コニカミノルタ情報システムサービス
事業本部データセンター運用技術グループ
グループリーダー

「コニカミノルタ・グループは世界各国に数多くの拠点を展開しています。拠点間の連携が強まるほどシステム停止可能な時間はよりシビアになり、夜間ジョブに遅延があれば停止可能な時間はさらに短縮されてしまいます。もしも保守作業が遅延すれば、グループ全体の業務に大きな影響を及ぼします。実際、大きなデータベース・テーブルの再編成などは行いたくても既に不可能な状況でした」と野間氏は明かす。

また、パフォーマンス面でも旧システムの導入時と比較するとデータベース・サイズは約3倍にも拡大し、バッチ処理のレスポンスが悪化していた。このほか、合併に伴うデータセンターの統合は終了していたが、その後も2種類のジョブ運用管理ソフトを併用していたことで運用効率も低下していた。これをプラットフォームのリプレースと同時に統一することを目指した。


システム概要

コニカミノルタのSAP基幹システムの構成図

システム構成図

拡大イメージ

Itaniumを30 CPU搭載のPRIMEQUEST 480と、12 CPU搭載のPRIMEQUEST 440の2台で、それぞれ5パーティションと3パーティション構成となっている。OSはWindows Server 2003、データベースはSQL Server 2000を採用している。アプリケーションはSAP R/3とSAP BWで、SAP R/3の主なモジュールは販売管理(SD)、在庫/購買管理(MM)、生産管理(PP)。PRIMEQUEST 480の待機システム・ボードは運用システム・ボード障害時の切り替え用、予備システム・ボードは業務負荷増大時の増設用として用意している。PRIMEQUEST 440のサンドボックスは任意の用途で随時利用できるようしている。


【プレスリリース】

【導入事例(PDF版)印刷用】

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