Windowsベースのサーバで、メインフレーム並の信頼性と
冗長性を備えた基幹システムを構築

The Anthony Marano Company
The Anthony Marano Company様 導入事例
シカゴ最大の独立系食品会社であるThe Anthony Marano Company が、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」をはじめ、PCサーバ「PRIMERGY」、ストレージシステム「ETERNUS」を採用し、メインフレーム並の信頼性と冗長性を備えた基幹システムを構築。
[ 2008年2月5日掲載 ]
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導入の背景
リアルタイム在庫管理システムによる営業店(フロントオフィス)運営の自動化は、99.999%のシステム稼働率を実現する高い信頼性と冗長性を持ったインフラを必要としていた。
「我々は、Microsoft製品をサポートしているプラットフォームの中で最高の信頼性と冗長化を求めたため、富士通に切替えた」
(The Anthony Marano Company CTO Chris Nowak氏)

Anthony Maranoの最新倉庫は、世界中から集まる1,400種類以上の商品をストックしている。
1950年、Anthony 氏とJosephin Marano 氏は、シカゴと中西部へ生鮮品を提供する卸売業者としてThe Anthony Marano Companyを設立した。Marano氏は、長い間Anthony Maranoを指揮し、同社に就職した6人の子供や孫を見てきた。 - 彼らは皆、優れたサービスを提供するという家訓に忠実であり、会社は、小売業・食品業・卸売業として変化する顧客ニーズに対応するため、積極的に最新テクノロジーを導入してきた。ビジョンを実現するためにAnthony Maranoは、富士通のサーバとストレージソリューションによる最新のインフラを構築し、競合他社との差別化を図った。
リアルタイム在庫管理によるAnthony Maranoの他社差別化
365日年中無休で営業し、年商2億ドル以上に及ぶAnthony Maranoは、毎月100万ケース以上の生鮮品の効率的な入出庫が可能な最先端設備を構築した。ただし、それも独自の挑戦なしに成功したわけではなかった。腐りやすい農産物を扱うコモディティビジネスの物流業務は非常に複雑である。実際に、Anthony Maranoが日々受け付けている2,000~3,000の注文のうち、70~80%は数時間以内に入荷・梱包・出荷しなければならない。また、世界中から随時入荷する1,400種類以上の商品を、それぞれ異なる棚に異なる方法で保管しながら、在庫管理・価格設定していくことは、言い表せないほど複雑である。
これらの課題を解決するためにAnthony Maranoは、Microsoft.NETフレームワークを使って構築した独自のリアルタイム在庫管理アプリケーションにより、紙ベースの営業店運用を自動化した。同アプリケーションは、Microsoft SQL Server 2005データベース上で稼働し、Microsoft Dynamics 会計管理ソフトウェアともシームレスに連携している。「販売員は、リアルタイムな在庫情報に基づいて、納期や価格の決定、顧客やサプライヤーとの取引などに確実に対応できるようになった」とAnthony MaranoのCTO、Chris Nowak氏は説明する。
最新式のリアルタイム在庫管理システムは、同様のインフラを持たない多くの競合他社との差別化をもたらしている。「リアルタイムに在庫確認できることで、競合他社よりも素早く顧客の要望に対応でき、頼りになる卸売り業者として我々の評判を押し上げるのに役立っている」とNowak氏は付け加える。また、リアルタイム在庫管理は、より戦略的な価格設定をも可能にしている。このことは、顧客が要求する品目や数量に応じて、あるいは市況に応じて価格が多様に変動するビジネスにおいて、大きな優位点となっている。
複雑なビジネスには高度なテクノロジーが必要
ビジネスの中核となるリアルタイム在庫管理システムを実現するために、Anthony Maranoは高速で極めて高信頼なITインフラを必要としていた。1枚のシステムボードのトラブルでビジネス全体を停止させてしまうという事態を経験し、Nowak氏はITインフラを刷新すべき時が来たことを知った。「新しいリアルタイム在庫管理システムを運用するにあたり、ビジネスの継続性を守るためには、テクノロジーが生命線となる。我々は、Microsoft製品をサポートしているプラットフォームの中で最高の信頼性と冗長化を求めたため、富士通に切替えた」とNowak氏は説明した。
Anthony Maranoは、Microsoft Windows Server 2003が稼働し、Intel Itanium プロセッサーに最適化された富士通の基幹IAサーバ PRIMEQUESTを中核に据えた新しいITインフラを導入した。同社のPRIMEQUEST 540では2つのパーティションが稼働している。一方のパーティションでは、リアルタイム在庫管理システムとMicrosoft SQL Server 2005を運用しており、もう一方のパーティションでは、ファイルサービス、Microsoft SQL Server 2005レポーティングサービス、Microsoft Dynamics会計管理ソフトウェアを運用している。PRIMEQUESTが誇る高密度実装による小さな設置面積は、Anthony Maranoにとって重要な評価ポイントとなった。「他のベンダーが提供している同等クラスのサーバは、PRIMEQUESTに比べて50%も大きかった。データセンターにとってスペースの問題は最重要であるため、サーバのサイズはサーバ選択基準の1つとなった」とNowak氏は説明する。
また、同社はPRIMERGY RX300 S3を2台導入し、それぞれMicrosoft Exchange 2007用サーバ、PRIMEQUEST 540の運用管理サーバとして利用している。さらに、富士通のSANソリューションとしてETERNUS4000 モデル300を採用し、PRIMEQUEST 540の起動と約2TBに及ぶデータの処理に利用している。
システム概要
基幹IAサーバPRIMEQUEST 540上では、リアルタイム在庫管理、Microsoft SQL Server 2005データベース、ファイルサーバ、Microsoft SQL Server 2005レポーティングサービス、Microsoft Dynamics会計管理ソフトウェアを含めたミッションクリティカルなアプリケーションを運用している。また、2台のPRIMERGY RX300 S3は、それぞれMicrosoft Exchange 2007用サーバ、PRIMEQUEST 540の運用管理サーバとして稼働。さらに、ETERNUS4000 モデル300によるSAN(Storage Area Network)ソリューションを利用している。
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【導入事例(PDF版)印刷用】(英語版)
- PDF導入事例 The Anthony Marano Company様 (370KB / 4ページ)
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