Windowsベースのサーバで、メインフレーム並の信頼性と
冗長性を備えた基幹システムを構築
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導入の経緯
「1時間のビジネス停止は、20~30万ドルの売上損失に繋がる。システムの信頼性と冗長性は新しいインフラの絶対条件であったが、ありがたいことに富士通がそれを提供してくれた」(Nowak氏)
富士通のプラットフォームを採用したことで、Anthony Maranoのシステム稼働率は95%から99.999%に向上した。PRIMEQUESTの「システムミラー機構」と「パーティション機能」が、ビジネスに損害を与えるダウンタイムを極小化し、前例の無い信頼性と冗長性をもたらしている。さらに、バックオフィスの全業務で100%の性能向上、即ちデータアクセス速度が2倍になり、価格情報の履歴管理を2週間から4週間に延ばすこともできた。
メインフレームクラスの信頼性と冗長性
2年間で年率20%成長という高い目標を達成するために、Anthony Maranoは営業日と配送時間を拡大した。このことは、ダウンタイムがさらに圧縮されたことを意味している。ビジネスの停止は、会社にとって莫大な損失となるとともに、重要なビジネス判断の妨げになる。「1時間の停止は、20~30万ドルの売上損失に繋がる。システムの信頼性と冗長性は新しいインフラの絶対条件であったが、ありがたいことに富士通がそれを提供してくれた」とNowak氏は言う。
Nowak氏によれば、PRIMEQUESTはWindowsベースのサーバでメインフレームクラスの信頼性を提供してくれる今日唯一のサーバである。PRIMEQUESTではパーティション機能によって、トラブルの起きたCPUやメモリを隔離し、ダウンタイムを大幅に削減できる。実際にAnthony Maranoは、PRIMEQUESTのメモリを増設する際、この機能を検証した。「アップグレードが必要なパーティションを切り離し、もう一方のパーティションには全く影響を与えることなく構成変更を行うことができた。PRIMEQUESTのパーティション機能は、我々の重要なビジネス目標(24時間連続運転が可能なシステムの構築)の達成に貢献している」とNowak氏は説明する。
PRIMEQUESTのシステムミラー機構は、システムの信頼性と業務の継続性を向上させる。メモリとクロスバーの処理は2系統で完全に同期動作し、性能劣化を招くこともなく、低コストで高い信頼性と冗長性を実現する。ハードウェアトラブル時も、正常動作しているハードウェアで処理を継続するため、業務には一切影響を与えない。
また、PRIMERGYもメモリをミラー構成にすることで、トラブルが発生しそうなメモリから事前にデータを移動させ、システムクラッシュを回避する。「富士通特有のパーティション機能とメモリのミラー化により、我々のシステムは従来の稼働率95%から99.999%へ移行できた。富士通はそれらのハードウェアソリューションによって、信じられないほど素晴らしいプラットフォームを提供している」とNowak氏は言う。
性能向上の実現
富士通のプラットフォームへ切替えたことで、Anthony Maranoのシステムは性能面でも大きな効果が得られている。PRIMEQUESTは、IPF(Intel Itanium Processer Family)との親和性によって新機能と高処理能力を実現している。さらに、ストレージシステムETERNUSのSANソリューションも、システムの高速化に貢献している。Anthony MaranoのPRIMEQUESTでは、複数のパーティション間でDISKドライブを共有し、SANから直接ブートするため、システム再起動時でさえも優れた性能を発揮する。
性能向上によって、Anthony Maranoは価格情報の履歴管理を2週間分から4週間分まで拡大した。これにより、販売員は重要な価格決定に有効となるより多くのデータにアクセスできるようになった。「富士通のプラットフォームに切替えたことで、レポート機能や夜間配送手続きなどを含むバックオフィスの全アプリケーションで、100%の性能向上を享受できた」とNowak氏は言う。
ストレージシステムETERNUSの優位性
Anthony Maranoは、ハードウェアベンダーの統一を望んでいたことと、業界最高の性能を実現していたことを理由に、ETERNUSのSANソリューションを採用した。「ETERNUSの導入で、データアクセスの速度は以前のSAN環境に比べ2倍になった」とNowak氏は言う。彼はまた、このソリューションのデータ暗号化機能に対しても感嘆しており、「来年、離れた場所にディザスタリカバリの施設を建設する際、データ暗号化の効果が表れる」とコメントしている。データ暗号化は、ネットワーク上を伝送中の秘密情報に対する不法アクセス、盗難、改ざんなどのリスクを最小化できる。
運用管理とサポートの省力化
Anthony Maranoは、富士通のサーバとストレージによるハードウェアソリューションを利用していくことに決定した。それらの冗長性はソフトウェアベースのクラスタシステムに引けをとらないが、運用の面では遥かにシンプルである。「クラスタソリューションのシステム管理者を雇う場合、年間約10万ドルの人件費が必要となっていただろう。我々は、富士通のハードウェアソリューションを導入することで最上のテクノロジーとサービスを享受し、信頼性の課題を解決できる。また、そのソリューションは使い易く、維持管理のコストも削減できる」とNowak氏は説明する。
Nowak氏はまた、その規模やミッションクリティカル性で非常に付加価値の高い富士通による直接サポートモデルをとても気に入っている。Anthony Maranoの営業時間は特異であり、場合によっては顧客が午前2時に注文に訪れ、責任者は深夜までかかって書類を仕上げるということもある。システムが稼動していないのは毎日わずか1~2時間という状況である。従ってシステム稼動率は非常に重要であるため、富士通の「Premium Care Service Program (注1) 」を適用した。それは毎日24時間のサポートと、2時間以内の応答を保証するものだ。「私はいつもエキスパート達と一緒に働いていると感じている。たとえそれが初めて会った人物であってもだ。現地スタッフの能力と富士通の高度で迅速なサポートに対して、深い感銘を受けている」とNowak氏は言う。
注1:米国 Fujitsu Computer Systems が提供するサポートサービス
ファミリーの伝統
強いファミリーの伝統が浸透しているAnthony Maranoは、顧客サービス向上へのコミットメントと優れた業務効率によって長い間成功を続けてきた。そのビジネスの中核にあるテクノロジーに関して、24時間365日優れたシステム性能を発揮し続ける富士通のプラットフォームに全幅の信頼を寄せている。「我々のビジネスと顧客が要求する性能と信頼性を提供できるベンダーは他に存在しなかったため、我々は富士通に切替えた」とNowak氏は言う。
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導入の背景・システム概要
【導入事例(PDF版)印刷用】(英語版)
- PDF導入事例 The Anthony Marano Company様 (370KB / 4ページ)
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