富士通

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Windows環境のSAP基幹システムを「PRIMEQUEST」で刷新
9時間かかっていたバッチ処理が4時間半に短縮

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 導入の経緯 |  将来の展望 

導入の経緯

他サーバを圧倒したPRIMEQUEST
富士通の高度なSAPノウハウとスキル

杉浦隆哉
管理部門
システム部 ネットワーク課

外資系を含む複数のベンダーからの提案があったが、最終的に採用されたのは富士通であった。「富士通はすべての要件をクリアし、それら1つ1つをとってみても他社より優れていました。トータルソリューションも魅力でしたが、とりわけ基幹サーバとなるPRIMEQUESTの性能、機能は際立っていました」と語るのは、システム部 ネットワーク課の杉浦 隆哉氏だ。また、外資系ベンダーではネックとなりがちな、トラブル時などの対応スピードについても、やはり国産ベンダーの方が安心だったという。

加えて、富士通は、独自のツールを用いた「SAP稼働診断サービス」の活用によって東レエンジニアリングの旧インフラ(他ベンダー製品)の詳細な稼働状況、負荷状況を調査し、新インフラ移行に向けた適正なシステムリソースを提示。さらに、「SAPアドオン診断サービス」によってSAP特有のアドオン・プログラムを棚卸しし、SAP R/3からSAP ERPへアップグレードする上での影響度合などを明らかにした。富士通が持つこれらのSAPに関するノウハウ、スキルについて野杁氏は、「SAPの改修は、プロジェクトを走らせながら、ある意味行きあたりばったりで対応していくというのが普通だと思いますが、事前に作業項目や作業量を正確に見積もることができたおかげで、プロジェクトをスケジュール的にも費用的にも、計画通りに進めることができました」と高く評価する。

信頼性、拡張性、柔軟性、保守性を向上
バッチ処理時間は一気に半減

荻野薫
管理部門
システム部 基幹ソフト課

同社が導入した新システムの構成を見ていこう。まず、SAP ERPとSAP BIの本番 / 検証サーバは、4パーティション構成で1台の「PRIMEQUEST 580」上に構築されている。64ビットの高性能インテル Itanium プロセッサー合計12個で稼働しているが、さらに能力が必要となった場合には、同プロセッサーを2個搭載した予備のシステムボードを短時間でパーティションに組み込める仕組みだ。また、予備のボードは、稼働中のボードで万一トラブルが発生した場合の交替用も兼ねており、システムの可用性向上に一役買っている。続いて、開発サーバおよびサンドボックスとして、それぞれ「PRIMEQUEST 520」が1台ずつ導入されている。サンドボックスとは、システム稼働後の修正適用や業務変更・追加などの検証環境を、"砂場"のように作ったり壊したりしながら自由に利用できるサーバのことだ。

システム運用管理ツールにはIBM社のTivoliが旧システムから引き続き利用されている。PRIMEQUESTのサーバ管理には専用の「ManageMent Board(MMB)」を活用。「旧システムのサーバ管理ツールは、操作に慣れた人にしか扱えませんでしたが、MMBはブラウザPCのGUI上で、誰にでも簡単にハードウェア・リソースの変更などが行えます」と、システム部 基幹ソフト課の荻野 薫氏は感心する。

将来の展望

新システムへの本番移行は、2007年8月の休日4日間で無事完了。以降、ノンストップで安定稼働しており、9時間かかっていた期末のバッチ処理が半分の4時間半で終了するなど、同社の期待に鮮やかに応えている。

東レエンジニアリングの今後の課題は、ディザスタ・リカバリーとデータ活用にあるという。「PRIMEQUESTでハードウェアレベルの可用性は完璧に近いと思っています。今度は運用の仕組みも含めて、災害に強いシステムにしたいと考えています。また、パフォーマンスや運用性が向上し、人的にもシステム的にもリソースの余裕ができました。それらをシステム部本来の目的である、会社を強くするための戦略的データ活用に振り向けていきたいと思います。今後も富士通には大いに期待しています」と、佐藤氏は語る。同社のIT活用を、これからも富士通が強力に支えていくだろう。


【東レエンジニアリング株式会社様 概要】

所在地 東京都中央区日本橋本石町3-3-16
設立 1960年8月10日
代表者 代表取締役社長 中村 時夫
資本金 15億円
従業員数 東レエンジニアリング : 910人、関係会社 : 1,225人
合計 : 2,135人(2007年4月1日現在)
ホームページ 東レエンジニアリング株式会社ホームページ

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