サーバ統合・集約による運用管理コストの削減

分散処理は企業の発展に貢献してきましたが、全てのサーバを最新の状態に保つためにかかる運用管理コストは増加の一途をたどります。富士通は、こうした目的、用途ごとに散在・分散構築された複数のサーバを基幹IAサーバPRIMEQUEST(プライムクエスト)など拡張性に富み、かつ、ネットワークに柔軟に対応するサーバ群を組み合わせ、サーバの統合・集約することにより、運用管理等のコスト削減に貢献いたします。
[ 2006年11月7日掲載 ]
| 課題と効果 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 1 | 業務拡張に伴うサーバの追加等によりサーバが散在しており、運用管理コストが増えてきた。 | 複数サーバを統合・集約することで、運用管理コストの削減を実現(ラックソリューション)。 | ||
| 2 | 今後のデータとアクセス増加に対応可能なレスポンスを確保したい。 | 拡張性に優れたPRIMEQUESTでOracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverのデータベースを構築することにより高信頼で高性能なデータベースサーバを実現。 | ||
お客様の課題
運用管理コスト増大への解答は、サーバ統合・集約
お客さまのコンピュータシステムは、インターネットやネットワークの利点を活かしながら、処理や業務の分散を効果的にするために分散されたシステム形態が見受けられます。これらコンピュータシステムは、コストパフォーマンス、高性能、高機能化、そして、使い勝手の圧倒的な進歩に支えられ、企業の成長、発展に貢献してまいりました。一方、業務や部門(拠点や事業所)単位にサーバが構築され、サーバの数が増加し、運用管理コストも増大していきました。また、運用管理者は、インターネットを利用して展開される業務の急激な普及により、24時間365日の稼働が求められる業務の増大に対応するとともに、業務の安定稼働実現のために、稼働状況の把握、トラブルの未然防への対応など、運用管理部門の負荷は増大しています。
また、分散構築されたサーバの一部には、管理者が不在・不明、または、サーバが拠点や事業所、部門単位に設置されて管理者の確保が難しいサーバや使用されなくなったサーバが存在する場合もあります。これらの分散配置されたサーバごとの運用管理はもとより、そのセキュリティレベルを統一することは難しい状況になっています。特に、セキュリティレベルが古いままネットワークに接続されているサーバは、インターネットの普及によるウイルス感染、OSおよびソフトウェアの脆弱性により、企業内のネットワークに支障をきたす可能性もあります。
このような場合、各サーバを統合・集約させ、集中的な管理とサーバ数の削減・最適化により、運用管理者が確保しやすくなるとともに、セキュリティレベルの監視が容易になり、トータルコストの軽減にも効果的です。
システム概要と適用効果
集約・統合されたシステムに最適なPRIMEQUEST
富士通は、WindowsやLinuxを採用したPCサーバから、ネットワークセキュリティの確保やネットワークの過負荷に対応したネットワークサーバ、大規模システムに対応したスケーラブルな基幹IAサーバまで、多彩なラインナップを提供しています。
とりわけ、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」と「PRIMERGY ブレードサーバ」の組み合わせは、企業内に分散されたサーバを集約・統合することで管理するサーバの数を減少させ、システム全体のコストダウンを可能とします。PRIMEQUESTは、信頼性が最も重要視されるデータベースサーバとして、スケールアップに優れた、高信頼で可用性に富んだシステムを実現することができます。オラクル社のOracle Databaseやマイクロソフト社のMicrosoft SQL Serverなどスタンダードなデータベースと組み合わせて集中・統合されたシステムの心臓部であるデータベース部分を構築します。
Web/アプリケーションサーバは、サーバ追加によるスケールアウト型性能向上が容易な「PRIMERGY ブレードサーバ」へ集約・統合します。業界標準・オープンソースに対応した実行環境や、多種多様なシステムとの連携機能を持つアプリケーションプラットフォーム「Interstage(インターステージ)」との組み合わせにより、スケーラブルで高信頼なWeb/アプリケーションサーバシステムを効率的に構築・運用管理することができます。
さらに、PRIMEQUESTとPRIMERGYは、WindowsとLinuxの2つOS環境を提供しています。お客様は、いずれかのOS環境を選択でき、システム全体のOSを統一することにより、OS毎に管理者を配置していた時と比べて管理者の削減や、OS毎のセキュリティ管理の煩雑さから解放されるなど、運用管理コストを削減できます。
集約・統合したサーバの管理は、「Systemwalker(システムウォーカー)」で行います。Systemwalkerのライフサイクルマネジメントでは、システム運用のサイクル(導入・設定~監視~復旧~評価)の各フェーズを支援する機能を提供し、業務の安定稼働のための効率的な運用管理をトータルに実現します。とくに、Systemwalkerライフサイクルマネジメントの中核製品「Systemwalker Centric Manager(システムウォーカー セントリック マネージャ)」は、PRIMEQUESTと組み合わせることにより、システムやネットワークの集中監視、リモートからのトラブル復旧などの機能により、運用コスト (TCO) を削減し、システムの安定稼働を実現します。
Systemwalker(システムウォーカー)は、システム管理・ネットワーク管理をはじめとする優れた機能で、インターネットビジネスを支える富士通の統合運用管理ソフトウェアです。
Interstage(インターステージ)は、SOAとオープンミッションクリティカル分野に対応するアプリケーション・プラットフォームです。
サーバ統合を構成するラックソリューション
富士通のサーバ製品は、1つの共通ラックに用途、目的別にサーバを統合・集約でき、1ラックでシステムを構成することができます(ラックソリューション)。富士通は、データベースサーバとして、ラックマウントタイプのミッドレンジモデル「PRIMEQUEST 520A」、エントリーモデル「PRIMEQUEST 510A」、ルータ機能や負荷分散(ロードバランサ)・帯域制御・暗号機能(IPsec/SSL)などのITシステムのインターネット・フロント部にネットワークサーバ「IPCOM(アイピーコム)」、WWWやAPサーバとして「PRIMERGYブレードサーバ」、ストレージシステムとして「ETERNUS(エターナス)」を集約、搭載することにより、ラック1台でのシステム構築をご提案いたします。1ラックソリューションは、計算機室やデータセンターでの設置面積は少なくなり省スペース化をはかれます。お客さまシステムの導入においては、お客様の要望にあわせて機器の搭載作業を工場出荷時に実施する、ラック搭載サービス「カスタムメイドプラス」を新たに提供し、従来サービスを強化するとともに、導入から運用まで、トータルにサポートいたします。
様々なIT環境のインフラ最適化に対応するワンラックソリューション
(製品群のご紹介)
富士通のワンラックソリューションは、仮想化技術によるシステム全体の最適化、運用、管理、拡張性、高信頼に対応。
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サーバの統合、集約
省スペース・省ケーブルで設置性や取扱いに優れるシステム統合、エンタープライズシステム規模への拡張、負荷分散まで柔軟に対応
DBサーバ、Web/APサーバ、ネットワークサーバ(負荷分散、ルータ機能など)、ストレージシステム(ディスクアレイ)を1つのラックに統合・集約
- ネットワークサーバは、「IPCOM」
- Web/APサーバは、「PCサーバ PRIMERGY (ブレードサーバ)」
- DBサーバは、「基幹IAサーバ PRIMEQUEST」
- ストレージシステムは、「ディスクアレイ装置 ETERNUS」
- 仮想化技術、自律機構によるITシステムの全体最適化、統合運用管理
サーバ統合・集約に関する導入事例
韓国 世中(セジュン)ナモ旅行社様
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複数のサーバ、異なるOSやDBを 1台の基幹IAサーバへ統合
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