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Linux対応オープン・ミッションクリティカルサーバ
「PRIMEQUEST」 プライムクエスト
レッドハットとの共同推進事業
富士通とグローバルプレイヤーとの協業は進化している。とくに、レッドハットとの間で、ミッションクリティカル領域におけるLinuxソリューションの強化について合意。国内の業界では初となるディストリビューターとの共同開発を進めてきた。この協業で富士通は、メインフレームなどで培ってきたノウハウを惜しみなく提供している。さらに、2005年12月にレッドハットと共同で進めるLinuxソリューション提供の一環として、他プラットフォームで稼働しているLinuxアプリケーションを、短期間に「PRIMEQUEST」に移植する共同活動を発表した。日本市場を皮切りに、欧州、米州、アジア・パシフィックへと対象地域を拡大していく。
「Red Hat Enterprise Linux」のバージョンアップに富士通の提案が数多く採用
富士通とレッドハットは、米国ボストンのレッドハット社内に「共同開発推進室」を設立している。そこでは、基幹系システム向けのLinux単体の機能開発に富士通の提案が数多く採用されている。これらの多くは「Red Hat Enterprise Linux」のバージョンアップの際に反映されてきた。
Linuxコミュニティーへの積極的な参画

例えば、これまで(「Red Hat Enterprise Linux 3」など)、自サーバのディスクへのメモリダンプ採取機能「diskdump」やIPv6対応などが実装された。「ダンプは、カーネルパニックなどのOS異常やシステムハングアップ時の解析用に必要なメモリ情報で、メインフレームには必ず備わっている機能です。ダンプ採取機能の強化は、保守性と業務運用性の向上に直結し、ビジネス継続性を確保する上で必須でした」とプラットフォーム技術開発本部Linux技術開発統括部の江藤圭也は説明する。

江藤 圭也
Linux技術開発統括部
さらに、Linuxカーネル2.6をベースとした「Red Hat Enterprise Linux 4」では、メモリやPCIの耐障害性向上など、故障時の影響を局所化し、システム全体のダウン回避、迅速な原因特定と復旧を実現する仕組みが盛り込まれている。また、大規模対応にも重点が置かれた。OSの対応デバイスの拡大、ディスク等の動的構成変更を伴うPCIホットプラグ機能などが追加され、スケーラビリティも向上した。
これら基幹系システムを念頭に置いたLinux単体の機能強化は、Linuxに関するコミュニティーへの積極的な参画により実現したものだ。江藤は、「富士通は早くからコミュニティー活動に係り、ノウハウを共有財産として公開する姿勢を打ち出してきました。今後もLinuxそのものの品質をより高めるための活動を継続していきます」と述べる。
今後に向けては、システムの自律仮想化をテーマに掲げ、「大規模バッチ処理に対応するリソース配分制御や、筐体内複数システム間での動的なリソース移動による負荷分散、ハードウェアの活性保守、予兆監視や縮退、プロセス課金機能、Virtual Machine機能などの機能強化に取り組んでいます」と江藤は続ける。
次ページ 経験に基づく、Linuxシステムの性能/信頼性の改善
目次
- コミュニティーへの富士通の提案と共同開発
- 経験に基づく、Linuxシステムの性能/信頼性の改善
- オープンシステムの運用を強力支援
PRIMEQUEST新商品情報
Linux、Windows Severのオープンワールドに、メインフレームクラスの信頼性を提供するコンピュータ・プラットフォーム。
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