富士通

 

Windows Server 2008の先行ユーザ紹介

名古屋銀行様 導入事例


Windows Server 2008の優れた管理性と柔軟性で多くの課題を解決できるとの判断により、Active Directory(以下AD)の再構築にあたりPCサーバPRIMERGYにWindows Server 2008を搭載、技術習得を兼ねて移行に着手しました。

[ 2008年6月24日掲載 ]



 導入の背景 | 導入の経緯、課題と解決方法 | システム概要 | 今後のスケジュール・計画・展望 

導入事例概要
業種: 金融
ハードウェア: ラック型サーバ PRIMERGY RX300 S4
ソフトウェア: Windows Server 2008

株式会社名古屋銀行は、昭和24年の創立以来、「地域社会の繁栄に奉仕する」ことを社是として、伝統的な堅実経営方針を維持し、先見性・先進性のある地域金融機関として地域の発展と共に歩み、地域のお客さまに信頼・支持される銀行を目指しています。

名古屋銀行はまた、アジア圏でいち早くSQL Server 2005を採用するなど、先進技術に積極的にIT投資しお客様サービス向上を推進しています。

今回の最新OSであるWindows Server 2008にもいち早く興味を示し、メーカ主催のセミナーなどで数年前から情報収集をしていました。

課題と効果
  • 2010年でサポート終了となる既存システムのリプレース
  • 利用者の権限レベルに応じたパスワードポリシーの設定
  • 約2000台のPCに対する各種インストール作業、セキュリティレベルの維持にかかる膨大な工数の削減
最新OS「Windows Server 2008」を導入し、新機能を活用。
  • 細かなパスワードポリシー運用の実施
  • 営業店端末(PC)の配布と管理工数の削減
  • PCのセキュリティチェック工数の削減、高いセキュリティレベルの維持
本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

最新OSの導入でユーザ管理に関する課題解決、システム管理工数の削減を

平岡 秀之
名古屋銀行
事務システム部
業務役

名古屋銀行では、勘定系ホストから自動機、情報系パソコン等のシステム管理を約40名のシステム部門にて運用、管理しており、かねてよりTCOの削減を推進しています。
既存システムとして約100台のPCサーバを稼動させております。その中には2010年にサポートが切れるWindows 2000 ServerのPCサーバも多く含まれ、中長期的な既存システムの方向性を検討する必要がありました。その将来を見据えた取り組みの一環として、最新OSの導入を昨年来より検討していました。

検討が進む中でWindows Server 2008の機能を用いてユーザ管理に関する課題の解決やシステム管理工数の削減ができる手応えを感じていました。
しかし、Windows Server 2008の正式出荷前ということもあり、名古屋銀行で入手できるOSに関する情報には限りがありました。

その中で、Windows Server 2008に関する豊富な情報や検証実績、そしてなにより、今回の主たる対象と考えていたActiveDirectoryに関する高いスキルを持つ富士通をパートナーとすれば、安全にかつ速やかにWindows Server 2008の導入が可能であると判断しました。

導入の経緯、課題と解決方法

名古屋銀行では、検討を進める中でWindows Server 2008の新機能の適用と改善予測を次のように想定しています。

利用者の権限レベルに応じた、パスワードポリシーの設定

名古屋銀行は日々のADシステム運用のなかで、同一ドメイン内において複数のパスワードポリシーを設定できないことを問題と感じていました。本来であれば、管理者権限を持つユーザ、一般利用ユーザといった権限レベルに応じて、ユーザごとにパスワードのポリシーを設定すべきと考えていました。しかし、既存のAD環境では実現できずかつ、銀行の業務を実施するためにはセキュリティレベルを落とすことができないことから、一般利用ユーザに対しても、管理者権限ユーザと同等のポリシーを適用していました。このため、一般利用ユーザの利便性を損なう状況にありました。
これに対し、Windows Server 2008では、このような制限が解除されてユーザごとにパスワードポリシーが設定できるようになり、ユーザの権限レベルに応じたパスワード管理方針の設定などで、セキュリティと利便性の両立を実現する見通しが立ちました。

PC環境の一括展開による、導入・管理工数の削減

現在、ディスク故障等によるOS再インストール、アプリケーションのバージョンアップでは現地でのインストール作業などが発生し大変な工数が必要となっています。加えて、2010年に向けては約2,000台のパソコンとOSをWindows Vistaに移行するリプレースを計画しています。
これら一連の作業をWindows Server 2008で強化されたWDS(Windows Deployment Services)を利用することにより、事務センターから108支店のパソコンにOSからAPLまでを検証したファイル全体をイメージとして展開することで、PCの初期セットアップが完了できることを期待しています。
一台一台システム担当者が手動でセットアップを行っていた作業が、この機能を利用することで大幅な工数削減が期待できることになります。

自動検疫と自動修復によるPCチェック工数の削減と、高いセキュリティレベルの維持

名古屋銀行 事務システム部

後左:業務役 平岡 秀之氏
後中:係長 中村 清司氏
後右:副業務役 柴田 政彦氏
前左:中島 淳生氏
前中:係長 池田 憲信氏
前右:鬼頭 正朗氏

名古屋銀行では、パソコンを常時最新の更新プログラムや最新のウィルス定義にすることになっています。高いセキュリティレベルを維持するために、システム管理者が各支店で、約2000台のパソコンの更新プログラムや最新ウィルス定義ファイルの適用状況のチェックを年数回実施しており大きな負担となっています。
このような課題に対し、NAP (Network Access Protection) の機能を使うことで、自動的にパッチの適用状況、ウイルスソフトのパターンファイルの更新状況、セキュリティ対策用の設定(パーソナルファイアウォール等)状況などをチェックします。その結果、名古屋銀行のセキュリティポリシーに適合しない場合、修復サーバで自動修復、最新の状態にしてから接続を許可する仕組みを自動で行ないますので大幅な管理工数の削減になると期待しています。

Windows Server 2008を採用することで、上で述べた例以外にも多くの課題を解決できると確信できました。

システム概要

ADに富士通のPCサーバ PRIMERGYとWindows Server 2008を採用し試行開始

ADシステム移行にあたり、富士通のPCサーバPRIMERGY RX300 S4にWindows Server 2008を搭載し6月を目処に運用開始する予定です。

名古屋銀行様 現行システムイメージ
現行Windows 2000 Serverのサーバ、パソコンを順次最新OSへリプレース

今後のスケジュール・計画・展望

2008年6月にドメインコントローラを構築した後、2010年までのパソコンVista導入、展開までには多くのPCサーバをWindows Server 2008に移行する予定です。


名古屋銀行様 概要

本社所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目19番17号
設立 1949年(昭和24年)
資本金 250億
事業内容

銀行業務

ホームページ 名古屋銀行様ホームページ

【ご紹介した製品】

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