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| 業種 | 医療 |
|---|---|
| ソリューション | 健診システム |
| ハードウェア | PRIMERGY TX200FT |
| ソフトウェア | タック総合健診システム |
| Operating System | Microsoft Windows®2000 Advanced Server |
| 課題 | 効果 |
|---|---|
| 健診結果の電子データ化とその活用 | 健診結果はすべてデータとして蓄積され、受診者ひとりひとりに多面的なケアが可能な「安心」の健診サービスを実現 |
| 健診から診療まで信頼性の高い医療サービスを提供すること | 検査データは診察時に参照できるようになり、健診と診療で一貫性がある「納得」のいく医療サービスが実現 |
| 健診業務のIT化による受診者の利便性向上 | 健診内容の急な変更にも柔軟に対応ができるようになり、受診者を待たせる可能性が減り、「満足」度が向上 |

群馬県太田市の富士重工業健康保険組合総合太田病院様(以下、敬称略)は、健診システムの再構築を行いました。健診業務を完全にペーパーレス化、フィルムレス化し、病院システムと連携させることで、受診者が「安心」と「納得」、「満足」を得られる医療サービスを提供していくのが狙いです。そのシステムには、ハードウェア構成を完全に二重化した富士通のWindows®2000搭載無停止型(注)サーバ『PRIMERGY TX200FT』が採用され、健診業務を支えています。
(注)ハードウェアの全てを冗長化し、ハードウェア故障が発生した場合でも業務を継続可能な方式を採用
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群馬県太田市の富士重工業健康保険組合総合太田病院(以下、総合太田病院)は、昭和21年の開院以来、一貫して「地域医療への奉仕」を旗印に医療活動を行ってきました。総合太田病院 病院長 難波貞夫氏は「当病院は組合病院ではありますが、太田市では最も大きな病院で、公立病院がない太田市の市民病院的な役割を担っています。そのため、救急医療をはじめ、脳神経外科、小児救急など質の高い医療サービスを提供し、隣接する館林市なども含めて、患者を受け入れる態勢を整えています」と語ります。
同病院では、予防医療、ヘルスケアプランにも力を入れており、平成8年には健診サービスを行う総合健診部の建物を建設。各種ドック、一般企業健診など、幅広く健診業務を行っています。
厚生労働省が医療分野におけるIT化を進めているなか同病院では、オーダリングシステムによる省力化や、放射線システムによるレントゲンフィルムのデジタル化が実現され、診療サービス向上に成功しています。一方、健診業務はこれまでペーパーベースで行われていました。そこで同病院は、より一層の健診サービス向上を図るために、問診票のOCR入力やカルテ等のペーパーレス化、内視鏡や心電図、眼底検査などのフィルムレス化に取り組み始めました。
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同病院は、健診業務のペーパーレス化等を進めるにあたって、受診者への総合的な医療サービスの向上を第一に考えていました。健診から診療まで、信頼性の高い医療サービスを一貫して提供することが、受診者(患者)の安心感やメリットにつながるという思いからです。そこで、健診システムを病院システムと連携させることを計画しました。総合太田病院 総合健診部健康管理課長 健康増進課長 沢開純一氏は「病院システムと連携することで、健診データは病院部門の診療科にそのまま渡せるとともに、診療科はそのデータをすぐ診療に反映できます。また、過去のデータとの比較が簡便化されるので、多面的でより精度の高い健診・診療が行えるようになります」と病院システムとの連携の意義を語ります。
さらに、沢開氏は「これまでは、伝票による検査オーダーであったため、健診当日の受診キャンセルやメニュー変更の対応に時間がかかり、受診者をお待たせすることがありました。受付がシステム化され各検査部署が連携すれば、対応も容易になり、受診者をお待たせすることはありません」と受診者の利便性からもシステム化の目的を語ります。
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現在、健診部門においてペーパーレス化、フィルムレス化を実践している医療機関は多くありません。そうした中で、同病院では複数のベンダーやディーラーが推薦する医療機関へ実際に足を運んで、各社の提案を比較検討しました。その結果、富士通のパートナーであるソレキア株式会社が提案した「タック総合健診システム」を活用したシステムの導入を決定しました。「ソレキアは当病院との取引が長く、予約のシステム化など健診業務における課題を熟知していました。パッケージは、受診者の予約から受付、健診履歴管理まで画面が見やすく、操作性の高いものでした。また、カスタマイズがしやすく、病院システムとの連携を考えた場合、最も優れていると判断しました」と同病院 管理部副部長兼総務課長 里見弘氏は選定理由を語ります。さらに、ソレキアは同病院の病院システムも担当していたことから、システムの連携に関するノウハウや技術を持っていました。加えて、30年に及ぶ長い取引関係の中で、同病院が信頼を寄せていたことも大きな理由でした。
健診システムのサーバには、富士通のWindows®2000搭載無停止型サーバ「PRIMERGY TX200FT」を採用しました。里見氏は「どこかで万一障害が発生すると、健診業務自体が全く成り立たなくなり、受診者に多大な迷惑をかけてしまいます。そのため、システムの安定稼働は必須でした。そこで、すべてが二重化された無停止型サーバが富士通から発売されたと聞き、信頼性の高さへの費用対効果から、導入を決定しました」と採用理由を語ります。
健診のペーパーレス化、フィルムレス化によって、すべての検査結果が電子データとして蓄積されることになりました。今後は、経年変化なども含めた多面的で精度の高い健診サービスの提供が可能となり、同病院の健診への『安心感』は一層高まることになります。また、病院システムと連携したことによって、検査データが双方のシステムで共有され、診察医も受診者のカルテや検査データを即座に見ることができます。その結果、受診者が健診で要治療となり診療を受ける場合、より納得のいく説明やケアを医師から受けられるようになります。
さらに、検査の準備が自動化されたため、検査オーダーの急な変更に対しても柔軟に対応できるようになり、受診者を待たせる可能性がなくなりました。併せて、これまでペーパーベースであった問診票がOCRでデータ化・保存されるため、2回目以降の受診では変更部分のみの記入で済むようになりました。こうして、様々な側面で受診者の手を煩わせることが減り、満足度の向上に貢献しています。
加えて「レントゲンや内視鏡検査などのフィルム費用がゼロになり、保管場所も不要になりました。経営的には大きな効果です」(里見氏)とコスト削減という副産物も得ることができました。
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今回の健診システムの稼働をステップに、同病院では、地域住民に対する医療サービスの一層の向上に取り組んでいく考えです。「日帰りドックを中心に、健診に対する需要は高まっています。健診データは病院の財産であると同時に、受診者自身の財産でもあるので、サービスの質を保ちながら、健診体制を一層充実させていくことが求められています」(沢開氏)
健診結果をデータとして提供できるようになれば、受診者個人が自分の健康維持のためにPCで管理することも可能です。また、独自のフォームで健診データの提出を求められることの多い企業健診にも柔軟に対応できます。IT化の流れの中で、地域の医療機関との連携も進んでいますが、今後、他の病院にデータを渡すだけで検査結果の参照ができるようになれば、診療の効率化の面で効果が期待されます。
最後に里見氏は「設置スペース、導入コスト、高い信頼性の3つが重視される医療機関の基幹系では、これから無停止型サーバがスタンダードになると考えています。富士通には今後とも、さらに信頼性の高い製品を提供して欲しいと思います」と語ってくれました。
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