Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

内部統制対応、営業の業務改革の基盤に
将来を見据えTRIOLE BladeServerを選択

TIS株式会社様 導入事例


企業成長の目標に合わせ、スケールアウトを実現するためにブレードサーバ「PRIMERGY BX620 S3」を採用。SAN Bootでのn:1冗長構成による高可用性も実現。

[ 2008年2月29日掲載 ]



 導入の背景 |  導入のポイント |  システム概要 |  今後の展望 

導入事例概要
業種: システムインテグレーション業
ハードウェア: ブレードサーバPRIMERGY BX620 S3、ラックマウントサーバPRIMERGY RX300 S3
基幹IAサーバ PRIMEQUEST 520
ストレージETERNUS4000モデル300
ソフトウェア: 統合運用管理ソフトウェアSystemwalker Resource Coordinator、Systemwalker Centric Manager

「納期に向かって走っていく中で、システム要件を満たすためにどこまで一緒になって考えていただけるか。リソース面でも不安があったので、エンジニアも含めてサポートしていただける、富士通のトータル力は評価ポイントの一つになりました」

独立系システムインテグレータの“最適発想”を活かし活躍を続けるSI業界大手のTIS。同社では、日本版内部統制への対応と営業の業務改革、両方の課題を解決するべく営業業務支援システムを再構築。新システムのインフラには、将来の企業成長も見据え、富士通のTRIOLE BladeServer「PRIMERGY BX620 S3」を採用。また、止められない業務システムのため、SAN Bootによる高可用性も実現。ゆずれない納期に向かって、共に考え成し遂げるパートナーとして富士通の総合力が採用の決め手の一つになりました。

課題と効果
1 内部統制対応、営業業務の効率化が急務に。法制度対応に合わせ、短納期をいかに達成するか 「TRIOLEテンプレート」、エンジニアを含むサポート等、富士通の総合力を活用し納期の実現へ
2 社内の決裁システムのため止まらない仕組みが必要 SAN Bootでn:1冗長構成により、優れたコストパフォーマンスで高可用性を実現
3 将来の成長を見据えたプラットフォームの選択 ブレードサーバの採用により、コストを抑えつつ、スケールアウトを実現
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導入の背景

内部統制対応、営業業務の効率化が急務に

伊藤 恒嘉
TIS株式会社
企画本部
業務管理室 室長

進展するIT社会の最前線に立つSI企業、TIS。「あなたのビジネスに最適を」、同社スローガンにあるように、独立系システムインテグレータとしての卓越した技術力とノウハウのもと、常にお客様にとって理想的なIT環境を徹底追求し、金融業をはじめ製造業、流通業等、様々な分野に事業を展開しています。一方、中国、ベトナムを中心にグローバル体制も一層強化。また、市場やニーズが激変する中、コンサルテーションを軸とする新たなビジネスモデルを構築するなど、お客様のベストパートナーとしての課題解決能力の向上に努めています。

現在、同社が注力している経営課題の一つが内部統制です。内部統制は同社にとっても不可避な課題であり、日本版内部統制や情報サービス業界向け会計処理基準への対応は急務でした。また、ビジネスの急速な成長に伴い、間接業務も肥大化し、特に営業プロセスにおける業務の効率化はかねてより懸案事項となっていました。

「作業が進むたびに報告書を作成し節目では決裁を仰ぎ、上長の承認を得る必要があります。上長の外出や繁忙期には業務フローの停滞も生じていました。さらに内部統制が求められる時代に入ると、従来よりも手間が増え、見積書をお客様に提出するまでの時間もかなりかかるなどスピード経営面でも問題となってくることが予想できます。」と、業務改革プロジェクトの推進役を務める、企画本部 業務管理室 室長 伊藤恒嘉氏は課題について語ります。

“内部統制に対応しつつ、いかに業務をスリム化し営業マンのパワーを確保していくか”。同社では、法的対応、業務フローの改善と合わせ、営業の事務処理を支援する新業務システムの導入を決断。2006年も暮れを迎えて、タイムリミットは刻々と迫っていました。


導入のポイント

ゆずれない納期に対応できる総合力がポイントに

岡元 隆志
TIS株式会社
事業統括本部
金融事業部
ファイナンシャルシステム第4部 主査

大山 克也
TIS株式会社
事業統括本部
金融事業部
ファイナンシャルシステム 第4部

「新業務システムの導入目的は監査証跡の保存と、営業の事務処理の効率化です。基本的な考え方は事務機能の集約など業務フローの改善を図りながら、内部統制対応に関するリスクのコントロールはできるだけ自動化し業務の効率化を実現していくということ。自動化により内部統制実施の際に、職務権限の分離による人員増の抑制も図れます」(伊藤氏)。

まず従来、各種事務処理を行っていた個別システムを統合し、主要証憑類の一元管理の実現が必要でした。また営業が本来業務に集中できる時間の創出も重要なテーマに。「例えば、作業手順をナビゲートすることにより、営業は業務マニュアルを読む必要もなくミスも防止できます。また注文書、検収書などを必要なときにイメージで参照可能にすることで監査に対応する営業の手間も解消できます」(伊藤氏)。

こうした導入目的をもつ新業務システムのインフラ要件とはどのようなものか。事業統括本部 金融事業部 ファイナンシャルシステム第4部 主査の岡元隆志氏は次のように語ります。「社内の決裁システムなのでまず止まらないこと、日々の業務で使うのでレスポンスのスピードや、将来の企業成長に対応できる拡張性も重要です。また、こうした要件を踏まえてのコストバランスや、運用管理コスト削減も大切になります」。

システム要件に加え、もう一つ、重要なポイントがありました。それが、納期です。「法制度への対応であるため、2008年3月の稼動はどうしてもゆずれないものでした。納期に向かって走っていく中で、システム要件を満たすためにどこまで一緒になって考えていただけるか。リソース面でも不安があったので、エンジニアも含めてサポートしていただける、富士通のトータル力は評価ポイントの一つになりました」(岡元氏)。

同部の大山克也氏も「事前検証済みシステムモデル「TRIOLEテンプレート」の活用も短納期化に貢献できると思いました。また、Red Hat Linuxへのサポート面等、様々な実績も考慮しました」と、総合評価であったことを明かします。


システム概要

コストを抑えながらインフラ最適化を実現

新業務システムを支える基盤の中核に採用されたのが、富士通のTRIOLE Blade Server「PRIMERGY BX620 S3」です。その理由について「コンパクトにしてランニングコストを抑えながらスケールアウトを実現したいというのがブレードサーバの採用理由です。SANを構築しストレージを各サーバにて共有にすることによりリソースの有効活用も図っています。またサービスを止められないという要件にはコスト面も考慮しながらブレードでn:1の冗長性を実現するためにSAN Bootの仕組みを取り入れました」。

また「n:1の冗長性を実現する際、ハード側だけでなくアプリケーション障害も迅速に検知し、切替えを実施するために、統合運用管理ツールの「Systemwalker Resource Coordinator」に合わせて「Systemwalker Centric Manager」も導入しました」(大山氏)。

「PRIMERGY」に加え、負荷分散とファイアウォールの複合機であるネットワークサーバ「IPCOM S2200」を導入し、コスト抑制を実現。さらにDBサーバにはスケールアップによる性能拡張とシステムミラー機構による冗長化とクラスタの組み合わせによる高信頼システムを実現した基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を採用。また過去3年分はデータとしてディスク上に保存し参照可能にしておくという要件に対しては、ストレージに「ETERNUS4000モデル300」を採用し高速バックアックで対応。バッチやバックアップの自動運用ではジョブスケジュールツール「Systemwalker Operation Manager」や、「Systemwalker Centric Manager」でエラーメッセージの自動通知等による監視の自動化と「Systemwalker Resource Coordinator」との組み合わせにより不具合時のサーバ自動切換といった、人手の不要な運用方式による運用コストの削減も図っています。

適用プラットフォーム イメージ


今後の展望

グループ会社への展開も視野に

富士通の採用が決定されたのは2007年5月、現在、2008年3月上旬の本稼動に向け、インフラ側のテストは終了、アプリケーション側の最終テストに入る段階です。新業務システムは会計、販売管理、収益管理等のシステムとも連携し、一貫した証跡を確実に残す体制を確立します。また、業務スピードの向上、経営判断の迅速化、その結果として顧客レスポンスのさらなる向上等の導入効果も期待されています。

「新業務システムのプラットフォームは5年先を見据えて選んでいます。製品の信頼性、性能はもちろんサポート等、土台がしっかりしていることに加え、継承性も重視しました。今回、富士通にはいろいろと一緒に考え、ご協力いただきましたが、今後も積極的なご提案を期待していますし、ITのプロ同士としての信頼関係の基、末永いおつきあいをお願いしたい」と、岡元氏は富士通への期待を口にします。

今後の展開について伊藤氏は「新業務システムについては、グループ会社への展開も視野に入れています。また、今回の営業部門の改革は、全社最適化の一貫であり、今後、開発等の業務改革にも順次取り組んでいきます。まず職種レベルの最適化を図り、全社最適化につなげていきたいと考えています」と、将来の展望を力強く語ります。


TIS株式会社様 概要

本社所在地 東京都港区海岸1丁目14番5号(TIS竹芝ビル)
設立 昭和46年(1971年)4月28日
資本金 230億8,805万円(2007年3月31日現在)
従業員 連結8,693名(2007年3月31日現在)
売上高 連結2,115億8,100万円(2007年3月期)
概要

システムインテグレーション事業(ITコンサルティング/ソフトウェア開発/アウトソーシング/ソリューション)

ホームページ TIS株式会社様ホームページ

【ご紹介した製品】

【導入事例(PDF版)】

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