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SASアレイコントローラ(Integrated Mirroring SAS)の留意事項

初期化処理の留意事項

アレイの冗長性、ハードディスクの故障LED状態、および性能

Integrated Mirroring SASは、アレイの構成後に実行される初期化処理として、リビルドと同一の動作を行いますので、MegaRAID SASとは次の点で異なります。

  • 初期化中はアレイの冗長性がありません。
    冗長性がない為、リビルド元のハードディスクに故障が生じると、システム停止となります。

  • ハードディスク故障LEDが点滅します。また、ServerViewがインストールされている場合は、本体前面の状態表示ランプ(保守ランプ)も点灯します。 エラーの発生と見誤る場合がありますので、ご注意ください。

  • キャッシュメモリをもたないため、システム性能に与える影響がMegaRAID SASよりも大きくなります。

影響の程度は使用環境や通常I/O処理の種類によって異なりますが、高負荷環境下においては約50%程度のシステム性能低下が起こることがあります。

初期化処理は、ハードディスクをRAIDとして使用する前に整合性を取る動作で、OSインストール中や業務処理中にバックグラウンドで動作します。

システムボード交換時の初期化処理

Integrated Mirroring SASは、アレイの整合性情報をオンボードのSASコントローラに保有しており、システムボードの交換時には、保守ツールを使用して整合性情報を交換直前に退避し、交換後に書きもどす必要があります。

ただし、故障の状態によって、SASコントローラから整合性情報を退避できない場合は、システムボード交換後に初期化処理が行われる為、初期化の完了までの間は冗長性なしで動作します。

HDD故障後のリビルド実行

Integrated Mirroring SASの場合、故障したハードディスクの交換後、リビルドを実行するためには、アレイ管理ツール(ServerView RAIDまたはGlobal Array Manager)から、手動でリビルド開始を指示する必要があります。

ハードディスク交換後のリビルドは、アレイ管理ツールからの指示をせず実行することはできません。

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