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高機能無停電電源 Smart-UPS RT-10000(PG-R1SR10K)

[詳細索引]  特長 |  ブロック図 |  外観 |  仕様 |  バッテリ保持時間の目安 |  入力電源工事 |  接続図 |  拡張バッテリ(PG-UPEB01) |  ステップダウントランスフォーマ(PG-SYTF02) |  留意事項 

概要

本装置は、電源の予想外のトラブル(停電、瞬断、電圧低下など)により、サーバが正常なシャットダウン処理を行えずに突然ダウンすることからシステムを保護するための周辺装置です。
入出力電圧200V、常時インバータ方式のUPSで、停電や電圧低下発生時においても無瞬断でバッテリ運転に切り替わりサーバへの電力供給を継続します。
別売の対応アプリケーションソフトPowerChute Network Shutdownとの組み合わせにより、停電発生時やスケジュール運転などでサーバOSを自動シャットダウンさせることが可能です。


特長

  1. 100V用UPSの常時商用方式に対し、常時インバータ方式のためACラインノイズに強く、停電発生時においても無瞬断で継続した電力の出力が可能です。

  2. UPS1台で10000VA / 8000Wまでの負荷に対応可能です。

  3. 本装置背面に標準搭載されているネットワークマネジメントカードをLAN に接続することにより通常のWEBブラウザから本装置にアクセスしてUPSの起動/停止、スケジュール運転などの制御、UPS とバッテリの状態監視、さらにイベントログの表示と取得、異常発生時のリモート通報などが可能です。

  4. 過負荷やUPS 内部故障(ただし、制御部を除く)の場合は、自動でバイパス運転に切り替わり、UPS の動作を停止することなく商用電力を継続して出力します。(ただし、商用電力が正常の場合のみ。)また、手動でバイパス運転に切り替えることも可能です。

  5. オプション品のステップダウントランスフォーマ(PG-SYTF02)を本UPSに接続することにより、100V入力の装置に電力を供給することが可能です。

  6. オプション品の拡張バッテリ(PG-UPEB01)を本UPSに接続することにより、バッテリ保持時間を延長することが可能です。

  7. オプション品のコンセントボックス(PG-A2CBX3)を使用することにより、BX900ブレードサーバと本装置を接続することができます。

ブロック図

外観

Smart UPS RT 10000 背面図

  1. 入力ブレーカ
  2. ネットワークマネジメントカード(LAN 通信用)
    注 標準搭載
  3. シリアルインターフェースポート(RS-232C)
  4. バイパス切替スイッチ
  5. 遠隔電源制御ポート(未サポート)
  6. 出力コンセント(NEMA L6-20R)かける 2個
    注 コンセントあたり最大16A まで
  7. 過負荷保護ブレーカ(L6-20R用)
  8. 出力コンセント(NEMA L6-30R)かける 2個
    注 コンセントあたり最大24A まで
  9. 過負荷保護ブレーカ(L6-30R用)
  10. 拡張バッテリ用コネクタ
  11. アクセスパネル
    注 入力はハードワイヤ接続

仕様

項目 仕様
入力 入力電圧 定格電圧 200VAC
相数 単相
変動範囲 155~276VAC
停電検出電圧 155VAC未満 276VAC以上
周波数 定格周波数 50/60Hz
変動範囲 47~63Hz
最大入力電流 54A
入力力率 0.95 以上
入力プラグ ハードワイヤ接続(注1)
電気コード長 なし
出力 最大出力容量 10000VA/8000W
出力相数 単層2線 アース付き
定格出力電圧
(インバータ動作時)
AC200V±1%(定常状態)
±5%(過渡状態)
出力周波数 50Hz または60Hz ±3Hz
電圧波形歪率 線形負荷時 : 3%以下、非線形負荷時 : 5%以下
最大出力電流 50A
停電時切替時間 無瞬断
バイパス切替時間 6ms以下(通常)
出力コンセント NEMA L6-20R(20A/250V)かける 2個
NEMA L6-30R(30A/250V)かける 2個
(注)UPS 標準添付のコンセントタップ
  NEMA L6-15R(15A/250V)かける 6個
負荷条件 入力電流波高率3 以下
過負荷容量 105%(検出)、125%(1分間)、150%(30秒)
効率 約92%(最大負荷時)
バッテリー 使用バッテリ 12V, 5Ah かける 32 個(1バッテリモジュール当り8個)
バッテリ種類 長寿命小形シール鉛蓄電池
充電時間 完全放電状態から約8時間
停電時保持時間 最小値4分
(定格負荷8000W、初期状態)
環境条件 温度 動作時 : +10~+35℃
休止時 : 0~+40℃
相対湿度 5~95%RH、結露のないこと。(動作・休止時共通)
消費電力 800W(通常時、全負荷)
発熱量 2880kJ/h(通常時、全負荷)
漏洩電流 3.5mA以下
瞬時電圧変動 +15%、-20%(0.5s以内)
耐静電気 8kV以上の印加で異常のないこと。
AC インパルスノイズ nsノイズ : 1kV、μsノイズ : 0.8kV
突入電流 120Apeak以下
絶縁耐圧 AC1500V / 60Hz かける 1分間耐えること。
絶縁抵抗 10MΩ以上(DC500V)
騒音 60dB 以下(最大負荷時)
その他 寸法W かける D かける H(mm) 432 かける 728 かける 264 19inchラック6Uサイズ
質量 約111kg
運転方式 常時インバータ方式
冷却方式 ファンによる強制空冷(常時回転)
準拠規格 UL1778、VCCI Class-A
自動/手動バイパス 有り
インターフェース シリアルインタフェースポート かける 1(ネットワークマネジメントカード設定用)
LAN インタフェース(10/100BASE-TX) かける 1

(注1)本装置の入力は、ハードワイヤ接続で有資格者による工事が必要です。

バッテリ保持時間の目安

以下に示すバッテリ保持時間は、環境温度25℃以下でのバッテリ初期の目安時間です。
バッテリ保持時間は、使用年数や環境温度によって短くなります。
負荷量は、200V の負荷以外にステップダウントランスフォーマを使用した場合の100V 負荷も含めた合計値です。

表 : バッテリ保持時間の目安
負荷 バックアップ時間(分)
VA W UPS 本体のみ 拡張バッテリ
1250 1000 66 125
2500 2000 32 61
3750 3000 19 39
5000 4000 13 28
6250 5000 10 21
7500 6000 7 16
8750 7000 5 13
10000 8000 4 11

入力電源工事

ハードワイヤ接続作業は、電気工事業者に以下の依頼を行ってください。

  1. ハードワイヤ接続仕様
    ハードワイヤ接続仕様
    項目 内容
    接続可能配線サイズ AWG#6/16mm2
    配線被覆剥き長さ 12mm
    締め付けトルク 2.5Nm

    アクセスパネル内部

  2. 工事内容
    • 分電盤工事(外部サーキットブレーカの設置)
    • UPS 装置との配線工事(ハードワイヤ接続)
    • 故障時予備コンセント工事(下図参照)

接続図

BX900との接続構成図(接続例)

コンセントボックス(PG-A2CBX3)とステップダウントランスフォーマ(PG-SYTF02)は、同時使用ができません。

100V系のPCサーバおよび周辺装置とUPSの接続構成図(接続例)

標準添付コンセントタップ構成図

コンセントタップは、UPS後部のラック背面に実装することを推奨します。

アプリケーションソフトPowerChute Network Shutdown

停電時やスケジュール運転時にサーバOS を安全にシャットダウンさせるためには、本UPSに接続するサーバ全てに別売のPowerChute Network Shutdown をインストールすることが必要です。PowerChute Network Shutdown は、UPSに搭載されているネットワークマネジメントカードを経由してUPS と通信し、最大50 台までのサーバOS を同時に制御することが可能です。また、UPSの状態監視やイベントログの取得も可能になります。

拡張バッテリ(PG-UPEB01)

本オプションは、UPSのバッテリ保持時間を延長する場合に使用します。本オプションを追加した場合のバッテリ保持時間は【表 : バッテリ保持時間の目安】のようになります。

  • 本オプションはUPS本体の下部に実装する必要があります。
  • 拡張バッテリを使用する場合には、拡張バッテリ数を設定する必要があります。
  • UPS本体に後から追加する場合には、ラック実装およびバッテリ寿命管理が複雑となるので、本オプションはUPS 本体と同時に設置することを強く推奨します。
  • 本オプションを後から追加した場合でも、バッテリ交換時は本体バッテリと同時交換となります。
拡張バッテリ(PG-UPEB01)仕様
項目 仕様
バッテリ 使用バッテリ 12V、5Ah かける 32個(1バッテリモジュールあたり8個)
バッテリ種類 長寿命小形シール鉛蓄電池
充電時間 完全放電状態から約8時間
停電時保持時間 表 : バッテリ保持時間の目安 参照
その他 寸法W かける D かける H (mm) 432 かける 695 かける 130(19インチラック3Uサイズ)
質量(kg) 91
準拠規格 UL1778

ステップダウントランスフォーマ(PG-SYTF02)

詳細については「ステップダウントランスフォーマ(PG-SYTF02)」を参照ください。

留意事項

  1. 本装置と組み合わせて使用できるアプリケーションソフトは、PowerChute Network Shutdown V2.2.3 以降(別売)のみです。
    PowerChute plus、PowerChute Business Editionは未サポートです。
  2. ネットワークマネジメントカード
    • 本装置の使用を開始される前に、ネットワークマネジメントカードにIPアドレスの設定を行う必要があります。設定の際は、本装置に添付のRC-232C ケーブルでUPS背面のRS-232Cのポートとサーバまたはパソコンを接続し、OSに標準の通信ソフト(ハイパーターミナル等)でネットワークマネジメントカードにアクセスして実施ください。
      サーバのOSがWindows Server 2008の場合は、添付CD-ROMに格納されている『DeviceIP Configuration Wizard』を使用してIPアドレスの設定を行ってください。
    • 本装置がサポートするネットワークマネジメントカードのファーム版数は、v3.5.5以降となります。
    • ネットワークマネジメントカードのIPアドレスはIPv4のみに対応しており、IPv6 は未サポートとなります。
  3. 本装置は、装置本体(42kg)およびバッテリモジュール(1個18kg)で重いので、ハードウェア設置サービスで搭載することを推奨します。
  4. 異常時の通報設定
    本体装置がバッテリ温度異常等の内部異常を検出した場合、表示用パネルにメッセージを表示し、ビープ音がなりますが、異常を検出した場合にはネットワークマネジメントカードからE-mailで管理者に通知するように設定することを推奨します。詳細な設定方法については、装置の取扱説明書を参照してください。
  5. ラック搭載条件
    本装置を単体でラック搭載する場合は、UPSは下から順に実装し、かつ24U以下に実装してください。複数UPSをラック搭載する場合は、ラックマウントアドバイザで搭載条件をチェックしてください。

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