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移行方針とスケジュール

~部門サーバのWindows Server 2008への移行~

今回は、部門サーバをWindows Server 2008へ移行するにあたっての移行方針と、スケジュールについて紹介します。

移行前の部門サーバの課題と移行方針

移行前のサーバ環境は、業務の統廃合や追加を繰り返し、サーバの利用率に過不足が生じていたり、同じ役割のサーバをプロジェクト毎管理していたりと、サーバ利用が非効率でかつ管理が統一されていませんでした。

そこで、サーバ移行ではWindows Server 2008の注目機能の一つである仮想化機能でのサーバ集約を基本方針とし、リソース使用の効率化と、サーバ管理性向上を目指すこととしました。また、サーバ集約は、余分な物理サーバを排除できるので、スペースやコスト削減にもつながります。

図1 移行前の部門サーバ状況(2007年2月時点)

Windows Server 2008注目機能の利用

Windows Server 2008ではいくつかの新機能や既存機能の拡張が予定されています。サーバ移行では、部門で抱えている課題を改善するため、それら機能の注目機能を積極的に利用していきます。

Windows Server Virtualizationで仮想化を実現しよう!

当社は、Windows Server 2008に組み込まれる仮想化機能、Windows Server Virtualization(以降WSV)を、重要な次世代インフラ基盤の一つと位置づけています。しかし、WSVはまだ開発中であるため評価段階ではありません。そのため、将来的にWSVで運用することを想定し、まずはVirtual Server 2005でサーバを集約し、後に集約した既存資産をWSVへ移行するシナリオとしています。

障害対策にフェールオーバークラスタリングを使ってみよう!

仮想化を支える物理サーバには、高信頼かつ拡張性に富むハイエンドサーバPRIMERGY RX600 S3を選びました。

高信頼のサーバとは言え、サーバ集約を行った場合、サーバのハードウェア障害にいかに対応するかが一番の課題となります。この課題を解決するために、Windows Server 2008のフェールオーバークラスタリングを使うことにしました。Windows Server 2008では、Windows Server 2003のMicrosoft Cluster Service(MSCS)から、フェールオーバークラスタリングと名称もあらたにするとともに、新しい管理者向け機能追加や、遠隔地クラスタ等の機能強化が図られています。そして、メールやファイルなどの保存先として、これまで実績のある高信頼ストレージETERNUS 4000 を導入しています。

(注)この構成はノウハウ蓄積を目的とした構成であり、推奨構成ではありません。

図2 部門サーバ最終構成イメージ

移行スケジュール

Windows Server 2008 RTMに向け、以下のようなスケジュールでサーバ移行を順次行っています。

図3 部門サーバ移行スケジュール

次回はWindows Server 2008 β版へ移行が完了したサーバに関して、その体験談を紹介します。


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