富士通


記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。


ビジネスサーバ「GRANPOWER(グランパワー)6000シリーズ」
インターネット・イントラネットに対応し機能を強化

~ WWWサーバ機能、Java実行環境、3つの新業務ソリューションを提供 ~

1998-0074
平成10年4月21日
富士通株式会社

当社はこのほど、ビジネスサーバ「GRANPOWER6000シリーズ」に、WWW(World Wide Web)サーバ機能、Java実行環境と、3つの新しい業務ソリューションを追加開発し、4月21日より販売を開始いたします。

ビジネスサーバGRANPOWER6000シリーズは、永年の間 蓄積されてきたお客様の資産を継承し、西暦2000年に対応するとともに、21世紀のシステム構築のために、今回 「WWWサーバ機能」と「Java実行環境」を追加開発しました。
WWWサーバ機能は、GRANPOWER6000の基幹業務システムを、インターネット/イントラネット環境でWebブラウザから使用することを可能とします。 また、Java実行環境は、他のプラットフォーム(PC/UNIX/グローバルサーバ)とのプログラム相互流通を可能とし、ネットワークコンピューティングに対応します。
これらにより、当社のネットワークコンピューティングの体系SOLUTIONVISION(ソリューションビジョン)に対応します。

さらに、既存システムにアドオンすることで容易にシステムの拡大が可能な、3つの新しい業務ソリューションを提供し、GRANPOWER6000シリーズの利用範囲を広げます。

  1. 経営支援ソリューション 「DPS Planner(ディーピーエス プランナー)」
    パソコンのWebブラウザから、基幹業務の分析が簡単にできるソフトウェアです。

  2. セールス支援ソリューション「SalesMaster(セールスマスター)」
    営業活動に合わせて、モバイル環境から既存の基幹業務と連携した、情報活用システムの構築が容易にできるソフトウェアです。

  3. CTI(注意1)ソリューション
    電話交換機と連携し、コールセンターシステム構築キット「PERFECTCALL」(パーフェクトコール、既製品)を利用することで、ナンバーディスプレイサービスを利用したシステムの構築ができます。

【税別価格、出荷時期】

WWWサーバ機能「ASP V11 WWWサーバ」
:10万円(税別)、1998年6月初めより出荷

経営支援ソリューション「DPS Planner」
:62万円(税別)より、1998年7月初めより出荷

セールス支援ソリューション「SalesMaster」
:50万円(税別)より、1998年8月初めより出荷

【販売目標】

今後2年間で、インテル アーキテクチャベースのサーバ全体(GRANPOWER5000も含む)で、国内・海外合わせて20万台の出荷を予定しています。

今日 劇的に変化する経営環境の中で、企業が競争優位に立つために、迅速かつ柔軟に情報を活用するシステムや、営業力強化のための戦略的経営システムの構築が注目されています。 一方で、急速に発展しているインターネットを中心としたネットワーク技術を有効活用して、従来の基幹業務システムを拡大するソリューションが求められています。 今回 GRANPOWER6000シリーズの機能強化は、このような要望に対応しています。

なお、今回提供するJava実行環境は、β版として試行提供ですが、1998年第4四半期には、正式提供を行います。

今回の新製品により、GRANPOWER6000シリーズは、当社ネットワークコンピューティングの体系SOLUTIONVISIONへの対応をさらに強化し、システムの適用範囲を広げます。 今後も日々変化するビジネス環境に柔軟に対応できるソリューションを、より早く、より高品質に、より広範囲に提供してまいります。

【今回発表商品の概要】

  1. WWWサーバ機能
    1. ASP V11 WWWサーバ

      今回GRANPOWER6000シリーズに、「WWWサーバ機能」を追加開発しました。
      これにより、Webブラウザを搭載したパソコンをクライアントとして、インターネット・イントラネット環境での情報の共有・閲覧が可能になります。

    2. ブラウザエミュレータ ソフトウェア「Webjet」

      「Webjet」は、基本ソフトウェアASP「WWWサーバ機能」と組み合わせて利用することで、Webブラウザを装備したパソコンを、イントラネット環境でGRANPOWER6000シリーズの専用端末と同等の操作感で利用できます。 くわえて、接続するパソコンは特別なソフトウェアのセットアップ・バージョンアップ管理等が不要になり、運用性・保守性が向上し、端末の増設も容易になります。
  2. Java実行環境
    プラットホームに依存しないプログラム開発言語として注目されているJavaで開発されたアプリケーションをGRANPOWER6000シリーズで動作させる、「Java実行環境」を開発しました。 これにより、さまざまなプラットフォームで開発される「JDK(Java Development kit)1.1系」の業務アプリケーションは、GRANPOWER6000シリーズ上で動作させることができ、開発したプログラムは部品化して利用したり、開発ノウハウはプラットフォームに依存せず蓄積・共有が可能になり開発効率を大幅に向上できます。
    また、既存のアプリケーション・データとJavaで開発したプログラムは、互いに連携してさらに発展的なシステムの構築が可能となります。 Javaは今後も業務アプリケーションへの対応機能を順次追加予定であり、GRANPOWER6000シリーズもJavaの機能強化にいち早く対応してまいります。

  3. 戦略的経営を支援する新しい業務ソリューション
    1. 経営支援ソリューション「DPS Planner」
      「DPS Planner」は、パソコンのWebブラウザからGRANPOWER6000シリーズの基幹業務の分析が簡単に行える情報分析ソフトウェアです。 経営を支援するための情報活用方法を24種類の分析パターンとして提供しており、分析用データも既存データベースから自動的に抽出され、「ダイス」「スライス」「ドリルダウン」などの多次元分析がパソコンのWebブラウザで行えるため、経営に役立つ高度な分析が容易に行えます。

    2. セールス支援ソリューション「SalesMaster」
      「SalesMaster」は、企業が競争優位に立つための「営業力の強化」を支援するソフトウェアです。 企業の営業活動を支援する機能として、商談状況管理機能や、日々の活動予定管理機能(ToDo機能)に加え、モバイルミドルウェアである「SuperMobile」の機能を利用しGRANPOWER6000シリーズの基幹業務データがモバイル環境で活用できる機能を備えています。 これにより、営業担当は携帯電話等を利用し遠隔地や顧客先において、必要な情報をタイムリーかつ自由に閲覧・加工できます。 また、営業担当が所有するパソコンに日々蓄積されていく商談情報・顧客情報は、GRANPOWER6000シリーズ上の営業情報データベースとレプリケーション(複製)機能で同期をとることで、営業担当の個人情報が基幹データベースに集約され、その情報を利用したさらに効率的かつ戦略的な営業活動が図れます。

    3. CTIソリューション
      GRANPOWER6000シリーズと電話交換機を組み合わせたシステムで、新しい情報活用スタイルが実現します。 GRANPOWER6000シリーズと電話交換機(当社E-200シリーズISSなど)を、LANに接続されたパソコン経由で接続し、コールセンターシステム構築キット「PERFECTCALL」をパソコンに搭載し利用することで、ナンバーディスプレイサービスを利用した顧客情報の自動検索・画面表示、自動発信処理などが行えます。 さらに、1998年第4四半期提供予定の「CTIサーバプログラム」でGRANPOWER6000と交換機を直接接続することで、内線の管理やオペレータ管理機能も実現し、電話を活用した営業活動の大幅な効率化が図れます。 これらにより、問い合わせ対応やテレマーケティング活動の効率化はもちろん、問い合わせ顧客のデータベース構築自動化など、電話対応を中心とした見込み顧客開拓、サービス差別化のシステムが構築できます。 GRANPOWER6000シリーズと交換機の連携システムは、業種・業務にとらわれず、電話からの情報を戦略的に活用する新しい基幹システムの構築を実現します。



【用語説明】

(注1)CTI:
Computer Telephony Integration

【商標について】

  • Javaおよびその他のJavaを含む標章は、米国Sun Microsystems, Inc.の商標であり、同社のJavaブランドの技術を使用した製品を指します。
  • UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
  • その他名称については、各社の登録商標または商標です。