富士通

Symfoware6000

Symfoware6000概要
概要 Symfoware6000は,RDB/6000の後継機能です.
  1. RDB(リレーショナルデータベース:Relational Data Base)
    RDBは,実データを格納する物理ファイルと,物理ファイルのデータを利用者の希望するレコード形式で利用するための論理ファイルで構成されます.
    物理ファイルおよび論理ファイルは,順ファイル,索引ファイルまたは相対ファイルとして,利用者プログラムのREAD/WRITE文およびファイル操作ツールでアクセスできます.
    また,SQLの表として,SQL埋込みCOBOLG利用者プログラムおよびSQLコマンド処理でアクセスできます.
  2. SQLプロセッサ(SQL文の解釈/実行プログラム:SQL Processor)
    SQLプロセッサはデータベース言語SQLを解釈・実行する制御プログラムでありSQL文を使用して実表(物理ファイル),ビュー表および単純論理ファイルをアクセスできます.
  3. SQL(SQLコマンド処理:SQL command Interactively )
    富士通対話型SQL規約で規定されているSQLコマンドを対話形式で実行することができます.SQLコマンドは,ASP,SX/G,及びGS/Mシリーズ間で流通できます.
機能説明
  1. RDB機能
    1. 論理ファイル
      利用者の目的に応じて,データの再順序付け,データの抽出,項目の抽出と並換え,複数物理ファイルの結合(ジョイン),複数物理ファイルの併合(マージ)を組合せた論理ファイルを作成できます.
    2. 機密保護
      ファイルをアクセスする権限(読取り権,更新権)や,ファイルを操作する権限(管理権,存在権)を,特定の利用者だけに与えることにより,データの機密保護を行えます.さらに,物理ファイルの項目を抽出した論理ファイルを作成することにより,データの項目単位の機密保護を行えます.
    3. トランザクション/リカバリ
      トランザクション処理では,利用者プログラム実行中に何らかの異常が発生したとき,トランザクション単位で処理を取り消せます.さらに,トランザクション機能を利用しバックアウトファイルを作成すれば,処理中にシステムダウンが発生しても,トランザクション開始時点の状態にデータを復旧できます.
    4. オンラインバックアップ
      オンラインバックアップ機能を使用することにより,業務稼働中のバックアップ採取が可能となります.
    5. RDBジャーナル
      RDBジャーナル機能を使用することにより,主にディスク破壊等のハードウェア障害に対する確実なリカバリが可能となります.
  2. SQLプロセッサ機能
    1. 問合せ機能
      列(項目)の選択,行(レコード)の条件抽出,演算,集計を使用した問い合わせができます.また,単一の表だけでなく複数の表を結合および併合した問い合わせができます.
    2. 集合操作機能
      条件選択した複数の行について,一括に削除,追加および更新ができます.また,問合せの結果が一行となるデータを取り出すこともできます.
    3. カーソル操作機能
      カーソルは表に対して検索条件を施した仮想的な表であり,カーソルを用いて一行単位にデータの取出し,更新および削除ができます.
    4. SQLトランザクション機能
      利用者プログラムの実行中に異常が発生した場合にSQLトランザクション単位で処理を取り消すことができます.
    5. スキーマ・表の定義機能
      SQLデータベースを構成するスキーマ,実表及びビュー表をSQL文を使用して定義できます.また,表に対する権限も付与できます.
    6. 動的SQL機能
      利用者プログラムの実行時にSQL文の内容を指定または変更できます.
    7. 副問合せ機能
      ある問合せの結果をもとにした高度な問合せ/更新処理を,一つのSQL文で実行できます.
    8. ストアドプロシジャ機能
      定型の手続き(SQLプロシジャ)を生成しておき,CALL文で実行する機能です.本機能を用いることにより処理の部品化による生産性及び保守性が向上すると共に,データ連携に使用することにより転送量が削減され高速化が図れます.
    9. SQLチューニング情報出力
      PMFを使用して最適化制御した情報を採取することができます.
  3. SQL機能
    1. サポートコマンド
      • データ更新コマンド
      • 検索結果の表示/印刷/保存コマンド
      • その他補助コマンド
    2. 機能
      • SQLコマンドの入力/編集機能
        SQLコマンドを入力域に入力/編集することができます.入力域では,挿入/複写/削除などを行うことができます.
      • 履歴表示機能
        実行したSQLコマンドと実行結果が画面上に履歴として表示されます.
      • 補助機能
        表一覧,列一覧及びSQLコマンドの構文を説明したHELP画面を参照しながらSQLコマンドを入力することができます.
利用効果
  1. RDB
    従来のファイル管理に比較して,より効率的かつ信頼性の高いデータ管理と,より効果的なデータ活用を行えます.
  2. SQLプロセッサ
    • 豊富な問合せ機能により,データを戦略的に活用できます.
    • 高度なデータ操作が容易に指定できるため,プログラム開発工数を低減できます.
    • 国際規格言語SQLを使用することで利用者プログラムの可搬性と透過性が向上します.
  3. SQL
    直接SQLコマンドを入力することで,即座にデータベースに対してデータの更新及び検索を行うことができます.
適用条件 適用機種 PRIMERGY 6000/30モデル以降 (PRIMERGY 6900、6910、6920を除く)
必須ソフト なし
関連ソフト Symfoware6000/MPDPSHQFDMSSDB-EXPRESSパラレル検索オプションDPS PlannerSymfoNET/DB連携レプリケーションサービス