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Solaris 8/9 Containersによる簡単マイグレーションのすすめ

移行コストを削減! Solaris 8/9のアプリケーション環境を最新SPARC Enterpriseへ

2009年4月7日

ビジネス拡大に伴うサーバ処理能力の不足や、サーバの保守期限が近づくなどのタイミングで、多くのお客様が、最新システムへの移行やシステム刷新を検討されます。移行先のシステムには、ご使用のシステムと同じOSの最新バージョンと、そのOSが動作する最新ハードウェアを選択するのが、最もポピュラーな方法です。

SPARC/Solarisサーバを利用しているお客様は、最新OS「Solaris 10」を搭載した、高性能・高信頼UNIXサーバ「SPARC Enterprise」への移行が最適です。しかし、最新OSを利用するためには、ミドルウェアのバージョンアップやお客様アプリケーションの動作検証が不可欠なため、新システムへの移行には十分な検証期間が必要となります。

このような状況の中、業務処理量の急激な増加によりすぐに新システムに移行しないと業務に支障をきたすケースや、アプリケーションの数が多く検証期間が十分にとれないため移行に躊躇するケースなど、移行について悩みをお持ちのお客様もいらっしゃいます。

これらの悩みを解決するため、旧Solaris OSとそのアプリケーション環境をSPARC Enterpriseでそのまま動作させることができる仮想化機能「Solaris 8 Containers、Solaris 9 Containers」 (以下、Solaris 8/9 Containers)を提案いたします。

本機能を使用することで、Solaris 8やSolaris 9上で構築したお客様のシステムを、ミドルウェア、アプリケーションを変更することなく、最新サーバ上で動作させることができます。そのため迅速かつ低コストでの移行が可能です。その後、お客様システムの稼働状況や移行検証状況に合わせて、段階的に最新のSolaris環境に移行していただくことで、お客様はさらなる性能・信頼・柔軟性の高いシステムを手に入れることができます。

Solaris 8/9 Containersの概要

Solaris 8/9 Containersは、 PRIMEPOWER, S seriesで稼動しているSolaris 8/ 9環境を、Solaris 10搭載のSPARC Enterpriseに短期間で移行するための仮想化機能です。

SPARC EnterpriseのSolaris 10コンテナ(ゾーン)上で、既存のSolaris 8やSolaris 9、およびその上で動作しているお客様資産をそのまま動作させることができます。既存のミドルウェアやアプリケーションを変更せずに利用できるため、短期間かつ低コストで最新サーバに移行することが可能です。また、最新サーバでこれまでの業務を動作させるため、性能向上も期待できます。

Solaris 8/9 Containersの利用によるメリット

Solaris 8/9 Containersを利用することで、以下のメリットが得られます。

  • 移行期間および移行コストを削減
    ミドルウェアのバージョンアップやアプリケーション修正を行う必要なく、そのままSolarisコンテナ上に移行できます。移行時に必要な検証工数を削減でき、移行コストを抑えることができます。
  • 性能向上
    最新UNIXサーバであるSPARC Enterpriseに移行することで、既存アプリケーションの性能が向上します。
  • サーバ集約によるTCO削減とグリーンITへの貢献
    複数のサーバを一台のSPARC Enterpriseに集約することで、運用管理コストなどのTCO(Total Cost of Ownership)を削減できます。さらに、消費電力や設置スペースの削減などにより、グリーンITにも貢献します。
  • 最新システムへ段階的移行が可能
    最初に最新サーバへの移行、次に最新Solaris への移行、と段階を踏んだ移行が可能です。最新サーバに移行したいが十分な検証期間をとることができない場合でも、安心してシステムを移行することができます。

Solaris 8/9 Containers を活用したSolaris 10への段階的移行

最新バージョンであるSolaris 10は、リソースを有効活用できる「Solarisコンテナ」、パフォーマンスのチューニングが可能な「DTrace」、可用性向上に貢献する「予測的セルフヒーリング」、大規模仮想ファイルシステム「ZFS」など、多くの先進的な機能をサポートしています。

Solaris 8やSolaris 9で構築されたお客様の資産をSolaris 10に移行していただくことにより、より高いアプリケーション性能、信頼性、強固なセキュリティを持つシステムを構築することができます。

最新システムへ移行したいが、Solaris 10でシステムを稼動させるために必要な移行期間を確保することが困難なお客様に、Solaris 8/9 Containersを使用した段階的なシステム移行をおすすめいたします。

  • Solaris 8/9 Containersを活用した移行の流れ
    • ファーストステップでは、Solaris 8/9 Containersにより、お客様資産をそのまま最新UNIXサーバであるSPARC Enterpriseに移行します。
    • セカンドステップでは、ファーストステップで構築したシステムを運用しながら、並行して同じサーバ上にSolaris 10におけるお客様資産の検証環境を構築し、検証を実施します。Solarisコンテナを利用することで、1台のサーバ上で、業務運用とSolaris 10への移行/検証を同時に行うことができます。
      Solaris 10上のシステムが本番環境としてカットオーバーした後、 古い運用環境を削除することで、さらにサーバを有効活用することができます。

一度に最新サーバおよび最新Solaris へ移行するか、 Solaris 8/9 Containersを使用して段階的に移行するか、お客様のビジネス状況に応じて選択いただけます。

当社は、SPARC EnterpriseとSolaris 10をはじめとする高い技術の提供により、お客様のIT投資を守り、ビジネスの発展を支えてまいります。

(注)一部のミドルウェアで、バージョンアップが必要な場合があります。


[注記事項]

  • 掲載内容は発行日時点のものです。