Enhanced Support Facility 3.0

動作環境:SPARC Enterprise, PRIMEPOWER, S series

Enhanced Support Facilityは、Solaris™ オペレーティングシステム(以降、Solaris と称す)に対して、専用のシステム監視ツールや障害時の復旧時間を短縮できるユーティリティなどの追加価値機能の提供によりサービスを向上しています。
本製品は、SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000, PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500, 富士通S seriesのサーバに添付されます。 富士通S seriesのワークステーションには、添付されません。
【セールスポイント】
- Enhanced Support Facility は、システム監視機構から通知されるログ情報や、 OSのログ情報を解析して、本体装置の状態をシステム管理者にわかりやすく通知します。
また、本体装置の電源制御や保守を容易にするツールを提供します。 Enhanced Support Facility の組み合わせにより、システムの安定稼動と 障害時の早期復旧を実現します。
| 機能一覧 | 機能詳細 | 利用による効果 | 新機能 | 商標について | 他のソフトウェア |
【機能詳細】
Enhanced Support Facilityは、以下の機能を提供します。
本書で使用する機能名称については以下のように記載します。
- System Control Facility : SCF
- System Control Facilityドライバ : SCFドライバ
- eXtended System Control Facility : XSCF
- XSCF Control Package : XCP
- Remote Cabinet Interface : RCI
Enhanced Support Facility機能一覧
| 機能 |
SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220 |
SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000 |
PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500 |
富士通S series, GP-Sファミリー |
| 保守・サポート |
マシン管理、リモートサポート |
△(注1) |
○(注2) |
○ |
△(注1) |
| 自動電源制御 |
× |
○ |
○ |
× |
| システム情報採取ツール(fjsnap) |
○ |
○ |
○ |
○ |
| Server Default Configuration |
○(注3) |
○(注3) |
○ |
△(注3) |
| SunVTS, FJVTS (オンライン診断テスト) |
×(注4) |
×(注4) |
○ |
× |
| ダンプ補助 |
○ |
○ |
○ |
○ |
| ダンプ自動解析 |
○ |
○ |
○ |
○ |
| PRIMEPOWER-DR(注5) |
× |
○ |
○(注6) |
× |
| システムパラメーター診断 |
○ |
○ |
○ |
× |
| HRM-S |
○ |
○ |
○ |
× |
| テープドライバ定義設定ツール |
○ |
○ |
○ |
○ |
| パッチ管理ツール用パッチ版数情報採取コマンド |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 高信頼性 |
SCF/SCSI Fault LEDオプション |
× |
○ |
× |
× |
| SCFドライバ |
× |
×(注7) |
○ |
× |
| 高信頼化対応ドライバ(注8) |
× |
× |
○(注8) |
× |
| XSCF(注9) |
× |
×(注10) |
○(注11) |
× |
| 共通基盤 |
Web-Based Admin View/ WWW Server for Admin View |
×(注12) |
×(注12) |
○ |
○ |
○:サポート、△:一部サポートせず、×:サポートせず。
- (注1) 一部機能をサポートします。詳細はマシン管理、リモートサポート(REMCS)の項を参照してください。
- (注2) 一部機能はXSCFより提供します、詳細はマシン管理、リモートサポート(REMCS)の項を参照してください。
XSCFの詳細は、『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF ユーザーズガイド』を参照してください。
- (注3) 一部機能をサポートします。詳細はServer Default Configurationの項を参照してください。
- (注4) SunVTSは、Solaris にバンドルされているソフトウェアを使用してください。
- (注5) Enhanced Support Facility 3.0が提供するDynamic Reconfiguration機能は、Enhanced Support Facility 2.xと互換を保っています。
- (注6) PRIMEPOWER 900, 1500(SPARC64(TM)V搭載モデル), 2500のみ。
- (注7) SCFドライバはSolaris により提供します。
- (注8) システムコンソールを接続する機種は、不要です。PRIMEPOWER 900,1500,2500,HCP2500のみ。
- (注9) Enhanced Support Facility ではXSCFのドキュメントのみ提供します。
- (注10) XSCFの詳細は、『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF ユーザーズガイド』を参照してください。
- (注11) PRIMEPOWER 250, 450のみ。
- (注12) Web-Based Admin View/ WWW Server for Admin Viewは、各ミドルウェアにより提供するソフトウェアを使用してください。
マシン管理、リモートサポート(REMCS)
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
マシン管理、リモートサポート(REMCS)は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- ハードウェア環境の設定を行い、ハードウェアの状態を監視し、情報を収集します。また、これらの情報は、ハードウェア構成一覧を表示することにより動作状況が認識できます。ログ情報として表示することもできます。
- システム状態をリモートで監視したり、ログ情報を解析しハードウェア故障のきざしを認識します。寿命管理が必要なハードウェアについては、システム管理者の設定したルールに従って、自動的にシステム管理者およびREMote Customer Support systemセンターへの通知を行います。ハードウェアの予防保守が可能となり、システムの信頼性を強化します。
- ハードウェア監視、設定、ログ情報の各種設定および表示、さらにハードウェアの活性交換時における保守ガイダンスを表示するマシン管理メニューを提供しています。
- 無停電電源装置(UPS)が停電を感知してから、実際にOSのシャットダウンを開始するまでの待ち時間を設定できます。
マシン管理機能一覧
| No. |
機能 |
SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220 |
SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000 |
PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850 |
PRIMEPOWER 900, 1500, 2500, HPC2500 |
富士通S series, GP-Sファミリー |
| 1 |
ハードウェアの構成表示 |
○ |
○ |
○ |
○(注1) |
○ |
| 2 |
UPSバッテリーの寿命監視 |
× |
× |
○ |
○(注2) |
× |
| 3 |
UPSの異常監視 (UPCインターフェースで接続されたUPSのみ監視) |
× |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 4 |
ファンの異常と寿命監視 |
○(注4) |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 5 |
電源装置の異常監視 |
○(注4) |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 6 |
ディスクの異常監視 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 7 |
ディスクの予防交換監視 |
× |
× |
○ |
○ |
× |
| 8 |
メモリの異常・予防交換監視 |
○ |
○(注3) |
○ |
○ |
× |
| 9 |
テープのクリーニング要求監視 |
× |
× |
○ |
○ |
○ |
| 10 |
テープ装置の異常監視 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 11 |
縮退情報の監視 |
○(注6) |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 12 |
監視情報の退避・復元 |
○ |
○ |
○ |
○(注2) |
○ |
| 13 |
RCI関連設定 |
× |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 14 |
メッセージログ情報の表示 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 15 |
SCFエラーログ情報の表示 |
× |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 16 |
パワーログ情報の表示 |
× |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 17 |
ログ情報の退避 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| 18 |
磁気ディスクの活性交換ガイド |
× |
○ |
○ |
○ |
× |
| 19 |
基本筐体の部品の活性交換ガイド |
× |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
× |
| 20 |
拡張筐体の部品の活性交換ガイド |
× |
○(注5) |
○ |
○(注2) |
× |
| 21 |
ディスクファームウェア改版機能 |
× |
× |
○ |
○ |
× |
| 22 |
ハードウェア診断プログラムの呼出し |
× |
× |
○ |
○ |
× |
| 23 |
REMCSセンター通知 |
○ |
○(注3) |
○ |
○(注2) |
○ |
| 24 |
UPS設定 |
× |
○(注3) |
○ |
○ |
× |
○:サポート、×:サポートせず
- (注1) 本体装置とシステムコンソールの両方で提供している機能です。
- (注2) システムコンソールのみで提供している機能です。
- (注3) XSCFにより提供している機能です。
詳しくは、『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ XSCF ユーザーズガイド』、『SPARC Enterprise M4000/M5000 サーバ サービスマニュアル』および『SPARC Enterprise M8000/M9000 サーバ サービスマニュアル』を参照してください。
- (注4) SPARC Enterprise T2000, T5120, T5220でサポートします。
- (注5) 拡張筐体の電源のみサポートします。
- (注6) Enhanced Support Facility Manuals & Patches 3.0A20よりサポートします。
自動電源制御 (Auto Power Control System:APCS)
- サポート機種
- SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
自動電源制御 (Auto Power Control System:APCS)は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- 自動電源制御は、指定された運用スケジュールに従って、システムの電源を自動的に投入および、切断を行うために、以下の機能を提供します。
自動電源制御機能一覧
| No. |
機能 |
SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220 |
SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000 |
PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850 |
PRIMEPOWER 900, 1500, 2500, HPC2500 |
富士通S series, GP-Sファミリー |
| 1 |
スケジュールの追加、削除、表示 |
× |
○ |
○ |
○(注1) |
× |
| 2 |
スケジュールの開始と停止 |
× |
○ |
○ |
○(注1) |
× |
| 3 |
復電モードの設定 |
× |
○ |
○ |
○(注2) |
× |
| 4 |
Web-Based Admin Viewを使用した運用管理ビュー |
× |
×(注3) |
×(注3) |
×(注4) |
× |
○:サポート、×:サポートせず
- (注1) システムコンソールで提供している機能です。
- (注2) 自パーティションに対して復電モードの表示/設定が可能です。各パーティション側から操作します。
- (注3) キャラクタユーザインターフェースによるメニューからの操作となります。
- (注4) システムコンソールのマシン管理メニューから操作が可能です。
システム情報採取ツール(fjsnap)
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
システム情報採取ツール(fjsnap)は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- ハード・ソフト構成、環境設定、ログおよび動作状態に関するファイル、ならびにコマンドの実行結果を採取してテープ装置等に出力します(約200種類、約2000ファイル)。
- ファイルの複写と参照を行うコマンドのみ実行し、作業領域として/var/tmpファイルシステムを使用します(変更可)。
- 採取情報は圧縮以外の加工をしていないため、各情報用の既存のコマンドによって内容の解析ができます。
Server Default Configuration
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
Server Default Configurationは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- 以下のシステムログを定期的に削除し、ディスク資源の枯渇を防ぎます。
(Solaris 8 OS, Solaris 9 OS)
- /var/adm/messages
- /var/log/syslog
- /var/adm/wtmp(注)
- /var/adm/wtmpx(注)
- /var/adm/vold.log
- /var/adm/sulog
- /var/cron/log
- /var/saf/_log
- /var/saf/zsmon/log
- /var/adm/spellhist
- /var/lp/logs/requests
- /var/lp/logs/lpsched
(注)Solarisのシステムアカウンティングを使用しているときは対象としません。
- カーネルやドライバ関連のトラブル発生時に必要な以下の情報を採取することにより、保守性が向上します。
なお、本機能で採取した情報は、クラッシュダンプやシステム情報採取ツール(fjsnap)で採取されるファイルに記録されます。(SPARC Enterprise, PRIMEPOWER)
- Tracking KMA
- カーネル内動的メモリの不当使用の検出
- KMA Failure Log
- カーネル内動的メモリ獲得失敗時のログ
- TCP/IP内部トレース
- コネクション単位の送受信パケット情報の採取
- Event Trace
- トラップ、割込みなどのカーネル動作のログ
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500において、システムハングアップが発生した場合、システムを強制的にパニックさせて、クラッシュダンプを採取する機能を提供します。PRIMEPOWER 900, 1500, 2500, HPC2500 のパーティションモデルでは、各パーティション毎にクラッシュダンプを採取することが可能です。
SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000 では、同様の機能が Solaris とファームウェアで提供されています。
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500において、メモリの間欠性のシングルビットエラーを監視し、ハードエラーがあれば、syslogにメッセージを出力します。加えて、PRIMEPOWER 650, 850, 1500のSPARC64 GP搭載モデルにおいては、キャッシュメモリについても同様のエラー監視を行います。
SunVTS(Sun Validation and Test Suite), FJVTS(Fujitsu/PFU Validation and Test Suite)
- サポート機種
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
SunVTS,FJVTSは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- SunVTS/FJVTSは、コントローラーとデバイスの設定、機能を検査するオンライン診断で、以下の機能を提供します。
FJVTSは、SunVTSに加えて、富士通製ハードウェア(PCIカードなど)の診断、富士通固有システム(マルチパスディスク制御など)のサポート、およびDisk試験の強化を提供します。
- 診断結果をメニューで表示し、エラー箇所をメニューとメッセージで通知します。
- 2つのモードでテストを実行することができます。
- 機能テスト (Functional Test) モード
- テストの実施に必要な、すべてのシステム資源を使用して、より内容の充実したテスト機能を提供します。このモードでは、他のアプリケーションが実行されていないことが前提になります。
- 接続テスト (Connection Test) モード
- デバイスの使用可・不可、接続を調べる低負荷のテストを実行します。
- ユーザインターフェース
SunVTS/FJVTSは、以下のユーザインターフェースから実行することができます。
- キャラクタユーザインターフェース
- TTY端末のメニューからテストを実行することができます。また、マシン管理のメニューからも実行できます。
- グラフィカルユーザインターフェース
- 共通デスクトップ環境(CDE)またはOpenWindows デスクトップのいずれかを選択してください。デスクトップのメニューからテストを実行することができます。また、マシン管理のメニューからも実行できます。
Solaris 8 OS では、SunVTS 4.0 + FJVTS 4.0 という組合せ、Solaris 9 OS および、Solaris 10 OS では、SunVTS 5.1 + FJVTS 5.1 という組合せになります。
注意:SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000では、Solaris にバンドルされるSunVTSを使ってください。
ダンプ補助
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
ダンプ補助は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- システムクラッシュ後のリブート時に、クラッシュダンプが退避されるのと同時に障害調査に必要なシステム情報を「システム情報採取ツール」を使用して採取します。
ダンプ自動解析
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
ダンプ自動解析は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- コアダンプ関連ファイル収集ツール cocore
cocoreは、プロセスのコアファイルの解析に必要なファイル群(ライブラリなど)を自動収集し、アーカイブを作成します。
cocoreの詳細については、/opt/FJSVana/doc/README.cocore(.ja)を参照してください。
- クラッシュダンプ自動解析 (Solaris 8 OS のみ)
システムクラッシュ後のリブート時に、クラッシュダンプの自動解析を行います。
PRIMEPOWER-DR(Dynamic Reconfiguration機能)
- サポート機種
- SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 900, 1500(SPARC64™ V搭載モデル), 2500
PRIMEPOWER-DRは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
Dynamic Reconfiguration(DR)機能は、使用するモデルによって提供しているDR機能が異なります。
SPARC Enterprise サーバは、eXtended System Control Facility (XSCF) が提供しているDR機能(XSCF-DR)、およびEnhanced Support Facilityが提供するDR機能(PRIMEPOWER-DR)の2つの種類があります。一方、PRIMEPOWER 900, 1500, 2500は、Enhanced Support Facilityが提供するDR機能(PRIMEPOWER-DR)のみです。
本文では、Enhanced Support Facilityが提供するDR機能(PRIMEPOWER-DR)について説明します。
DR機能によって、システムボードのSolaris 動作環境への追加(組込み)・削除(切離し)、パーティション構成の変更(システムボードの移動)が、システムを再起動せずに可能となります。
以下の利用方法があります。
- 故障が生じたI/Oデバイス、メモリ、またはCPUがあるシステムボードを削除する。
- I/Oデバイスを追加または削除するために、一時的にシステムボードを削除する。
- CPU、メモリ、I/Oデバイスの追加のために、新しいシステムボードを追加する。
- 必要に応じて、複数のパーティションでシステムボードの追加・削除を行い、パーティション間でシステムボードを移動する。
システムパラメーター診断
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
システムパラメーター診断は、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- Solaris で変更される可能性が高いシステム設定について、正常動作を妨げる設定を検出し報告します。
- System V IPC関連チューニング可能パラメータ(/etc/systemファイル)の名前と値
- クラッシュダンプ出力先の容量
システムのブート時およびシャットダウン時に自動的に診断を行い、/etc/systemファイルが変更されている場合は、/var/opt/FJSVparam/logディレクトリにバックアップします。
不適切な設定を検出した場合は、システムメッセージを出力します。
さらに、一部のチューニング可能パラメータについては、バックアップした最新の有効な値またはデフォルトに修正します。
ただし、Solaris 10 OS では、System V IPC関連のチューニング可能パラメータを診断しません。
HRM-S
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
HRM-Sは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- HRM-S(Hardware Resource Monitor)は保守作業支援ツールで、以下の機能を提供します。(サポートは日本語のみです。)
- 構成情報表示
- 構成情報比較
- 統計情報表示
- ログ情報表示
- 一括ログ保存
- パトロール診断
- オンライン診断
- 時刻確認
- ネットワーク診断(ネットワーク構成表示)時刻確認
- HRM SANtool(ストレージ結線情報表示)
テープドライバ定義設定ツール
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
テープドライバ定義設定ツールは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- ドライバ定義ファイル(/kernel/drv/st.conf)への定義が必要な特定のテープ装置に対する定義を自動的に設定します。
- ドライバ定義ファイル(/kernel/drv/st.conf)の定義内容を診断します。
パッチ管理ツール用 パッチ版数情報採取コマンド(fjcollect)
- サポート機種
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
パッチ版数情報採取コマンドは、以下の機能を提供します。
機能(保守・サポート)
- パッチ版数情報採取コマンド(fjcollectコマンド)は、システムに適用済のパッチ、
インストール済のパッケージ、機種などのパッチ解析に必要な「パッチ版数情報」を採取します。
この情報は、パッチ管理ツールまたはUpdateAdvisor (Solaris)でシステムを解析するために使用します。
パッチ管理ツールおよびUpdateAdvisor (Solaris)は、システム管理で煩雑な、パッチ適用状況の確認、
未適用パッチの調査、パッチのダウンロードおよびパッチの適用という一連の作業を効率化するツールです。
パッチ管理ツールの入手については当社技術員にお問い合わせください。
SCF/SCSI Fault LED支援オプション
- サポート機種
- SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000
SCF/SCSI Fault LED支援オプションは、以下の機能を提供します。
機能(高信頼性)
- SCF/SCSI Fault LED支援オプションは、SPARC Enterprise Serverのハイエンドモデルおよびミッドレンジモデルが持つRCIインタフェースにアクセスするためのコマンド、およびマシン管理が提供するSCSI DISKのDISK活性交換を支援する機能を提供します。
SCFドライバ
- サポート機種
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
SCFドライバは、以下の機能を提供します。
機能(高信頼性)
- ハードウェアが持つSCF(System Control Facility)を制御し、サーバシステムを運用する上で必要な、以下のRAS(Reliability, Availability, Serviceability)機能を提供します。
- システムの構成情報をコマンドによって表示します。
- POWER スイッチによるシステム停止および電源切断の制御を行います。
- システム起動時のハードウェア診断で、部分的な故障による縮退運転が行われた場合、縮退情報をコマンドによって表示します。
- 電源およびファンの冗長構成が可能なシステムの場合、電源およびファンの故障をオペレーターに通知し、システムの運用を継続します。
- システム運用中にファン異常、温度異常等が発生した場合、システムの破壊を防ぐためにシステムを自動的に停止します。
- システム運用中に内蔵ディスク装置の交換が可能となります。
- 増設ディスクキャビネット・ユニット内の異常(電源異常・ファン異常・温度異常)をシステムに通知します。
- 増設ディスクキャビネット・ユニット内のディスクについて、活性交換が可能となります。
- 外部電源制御装置(F7973RC1)接続時、電源/環境制御インターフェース(RCI)からの指示によるシステムshutdown、および利用者端子盤インターフェースのオペレーターコール信号による制御が可能となります。
注意:SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000のSCFドライバはSolarisにより提供します。
高信頼化対応ドライバ
- サポート機種
- PRIMEPOWER 900, 1500, 2500, HPC2500
高信頼化対応ドライバは、以下の機能を提供します。
機能(高信頼性)
- 基本シリアルポートからシステムコンソールまでの通信経路(コンソールパス)二重化することで、OSコンソールに関連するハードウェア故障が発生しても、OSコンソールでの運用を継続することができます。
XSCF
- サポート機種
- PRIMEPOWER 250, 450
XSCFは、以下の機能を提供します。
機能(高信頼性)
- PRIMEPOWER 250, 450のXSCFファームウェアについて、ドキュメントのみを Enhanced Support Facilityより提供します。
Web-Based Admin View/WWW Server for Admin View
- サポート機種
- PRIMEPOWER 250, 450, 650, 850, 900, 1500, 2500, HPC2500
- 富士通S series, GP-Sファミリー
Web-Based Admin View/WWW Server for Admin Viewは、以下の機能を提供します。
機能(共通基盤)
- 3層アーキテクチャーによる、Web/Javaベースの運用管理プラットフォームで、Web-Based Admin Viewを使用する各アプリケーションをWebブラウザで使用するためのWWWサーバおよび通信基盤です。
- WWWブラウザからアクセスするトップメニューを提供
- 複数のブラウザからのアクセスを可能にする利用者管理
- Web-Based Admin Viewを使用する各アプリケーションの起動/終了管理
- 認証ログ、操作ログの表示機能
- 動作環境の変更
対応ブラウザ
使用できるWebブラウザは以下となります。また、Web-Based Admin View を使用する場合、Java Plug-inが必要になります。
- WindowsPCをクライアントとして使用する場合
- Netscape Communicator 4.5~4.7X, Netscape 7.X
- Microsoft Internet Explorer 5.0, 6.0
-
Solaris OS を使用するクライアントの場合
- Netscape Communicator 4.5~4.7X, Netscape 7.X
- Mozilla™ 1.7(Solaris10 OSの場合)
注意:SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000では、各ミドルウェアにより提供のWeb-Based Admin View/ WWW Server for Admin Viewを使ってください。
本機能により、Solaris OS システム環境を安全に運用/保守できる強固なシステム展開が可能となります。
Enhanced Support Facility 3.0の新機能は、以下の通りです。
Enhanced Support Facility Manuals & Patches 3.0 A30
- SPARC Enterprise T5120, T5220において、Logical Domains (LDoms) 機能をサポートします。
- SPARC64 VIIを搭載した、SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000をサポートします。
Enhanced Support Facility Manuals & Patches 3.0 A20
- SPARC Enterprise T5120, T5220をサポートします。
- SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000における以下の機能は、Enhanced Support Facility 3.0およびEnhanced Support Facility Manuals & Patches 3.0 A20 と、装置のファームウェア(XCP)を1050版以降にアップデートすることにより、サポートします。
- PRIMEPOWER-DR機能
- ソフトウェア調査資料のREMCSセンター送信機能
- 自動電源制御機能
- SPARC Enterprise T1000, T2000, T5120, T5220, M4000, M5000, M8000, M9000においてHRM-Sをサポートします。
Enhanced Support Facility Manuals & Patches 3.0 A10
- SPARC Enterprise T1000, T2000, M4000, M5000, M8000, M9000の必須パッチを集約しました。
全体
- SPARC Enterprise T1000, T2000, M4000, M5000, M8000, M9000をサポートします。
- フラッシュアーカイブをサポートします。
- マニュアル体系を変更します。
- オンラインマニュアルのファイル形式を変更します。
- 同梱ドライバのインストールをします。
- 旧モデルのサポートを終了しました。
以下の機種はサポートを終了しました。
PRIMEPOWER 1, 100, 200, 400, 600, 800, 1000, 2000, GP7000F モデル 200, 200R, 400, 400R, 400A, 600, 600R, 1000, 2000
旧モデルには、Enhanced Support Facility 2.6を使用してください。
Enhanced Support Facility 情報管理
- カスタムジャンプスタート時の機種自動判別をサポートします。
- インストール時のマウント確認機能をサポートします。
SCF/SCSI Fault LED支援オプション
- SPARC Enterprise M4000, M5000, M8000, M9000における、SCF/SCSI Fault LED支援オプションをサポートします。
リモートサポート
システム情報採取ツール
HRM-S
- HRM/watcherからの操作性能を改善します。
テープドライバ定義設定ツール
ライセンスマネージャ