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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.2

動作環境:SPARC Enterprise, PRIMEPOWER, S series

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概要

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、PRIMECLUSTER で構築されたクラスタシステム上で Oracle を運用するためのソフトウェア製品です。Oracle Real Application Clusters (以降 RAC と略) によるスケーラブル運用や、切替え型のコールドスタンバイ運用を行う場合の必須製品です。Oracle の起動・停止の制御と異常監視を行い、Oracle システムの可用性および、信頼性の向上を実現します。

【セールスポイント】

  • RAC のスケーラブル運用または、Oracle9i および Oracle 10g のスタンバイ運用を行うことができます。
  • Oracle RAC 10g Clusterware の制御
    Oracle RAC 10g の構成において、Clusterware デーモンの起動・停止制御が可能です。
  • Oracle 異常の自動検出とノードの自動切替えで、Oracle を使用したクラスタシステム運用の可用性をさらに高めます。
  • Oracle リスナーの監視を行うことができます。Oracle リスナーの異常検出時は、Oracle リスナーの再起動や運用ノードの切替えを自動的に行います。
  • 環境設定 Wizard により 容易にかつ安全に PRIMECLUSTER の環境構築を行うことができます。

機能説明

【機能詳細】

  • サポート形態
    PRIMECLUSTER 上で RAC によるスケーラブル運用や、Oracle9i および Oracle 10g のスタンバイ運用(コールドスタンバイ)を行うことができます。
  • 監視機能
    Oracle インスタンスおよび Oracle リスナーの監視を行います。Oracle インスタンスの監視は次の方法で実現しています。
    1.Oracle の system ユーザ にて Oracle へ接続
    2.監視用テーブル の更新を実施
    3.Oracle のエラーコードを確認
    そのため、Oracle インスタンスの"プロセス異常(プロセスの生死)"だけでなく、"論理的な異常"も検出することが可能です。 Oracle リスナーの監視においては、リスナープロセスの監視および、Oracle の tnsping コマンドを使った監視を行うことができます。
  • 起動・停止制御
    Oracle インスタンスおよび、Oracle リスナーをクラスタの状態遷移に従って、自動的に起動・停止します。Oracle インスタンスの起動においては、Oracle インスタンスの状態に従って、リカバリー処理を実施しながら起動することができます。Oracle インスタンスの停止においては、immediate モードで停止を行います。正常に停止できない場合には、abort モードで Oracle インスタンスを停止することにより、高速に切替えを行います。
    PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.2 から Oracle RAC 10g の構成において、Clusterware(*1) デーモンの起動・停止制御が可能です。
    (*1) Oracle RAC 10g Release1(Oracle RAC 10.1.0) では、Cluster Ready Services(CRS) 機能。
  • 環境設定
    PRIMECLUSTER における Oracle リソースの設定および、userApplication の作成を行う、環境定義 Wizard を提供します。
  • その他
    クラスタ運用中にOracleの監視を停止するメンテナンスモードがあります。Oracleデータベースのバックアップ等保守作業が容易に行えます。
    Oracle の起動・停止に連動したバッチ処理やコマンドの実行が可能です。

【利用による効果】

  • 最小限のデータサービス停止時間。
  • 障害検知時間の短縮。
  • 再起動時間の短縮。
  • 待機ノードによる、運用中の保守を実現。
  • ソフト/ハード両方の障害に対応。
  • 自動障害検知、復旧、迅速なサービス再開による高可用性の実現。

【新規機能】

版数 新規機能
4.2A00 ・Oracle RAC 10g Clusterware の制御

システム構成

  • スケーラブル運用(RAC)

    RAC によるスケーラブル運用では、全ノードで Oracle が動作します。クライアントはどちらのノードに接続してもデータベースを使用することができます。

    システム構成図 スケーラブル運用(rac)

    Solaris™ Operating SystemはSolarisと表記します。

  • スタンバイ運用

    スタンバイ運用では、運用ノードと待機ノードが存在します。運用ノードでは、Oracle、論理 IP アドレス、共用ディスクへの接続が活性化され、待機ノードでは、それらが非活性化されています。異常発生時には、待機ノードへの業務の切替えが発生し、待機ノードの資源が活性化されます。クライアントは論理 IP アドレスによる接続を行うことにより、設定を変更することなく運用中のノードに接続することができます。

    システム構成図 スタンバイ運用