富士通

Workload Organizer 1.x

動作環境:PRIMEPOWER

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概要

「Workload Organizer」はシステムの「リソースの有効活用」と「システムの安定運用」をサポートするために開発されたワークロード管理ソフトウェアです。
Workload Organizer はシステムリソースを業務レベルで可視化させることで、システム導入から運用、保守においてシステムリソースを有効活用できるように支援をします。
また、業務に対して必要なCPUリソースを割り当てることで、複数業務間の干渉をなくし安定稼動を実現します。

PRIMEPOWER(Solaris 9 OE)では、Workload Organizerを本体装置に標準添付しています。(2004年4月12日出荷製品より)

【セールスポイント】

  • スループット最大化 -システムリソースの有効活用-
    システム導入から運用、保守において、業務ごとのシステムリソースの利用状況が可視化され、システム管理者のシステム性能監視とリソース最適化を支援
  • アップタイム最大化 -業務の安定稼動-
    業務ごとにCPUを割り当てることで、別業務からのCPU資源干渉を抑止し、各業務の処理性能安定化を実現

機能説明

【機能詳細】

Workload Organizerは、業務ごとのシステムリソース使用量(CPU、メモリ等)の可視化や、CPUリソースの業務アプリケーション割り当てなどの機能を提供します。本ソフトウェアをご利用いただくと、サーバシステムのノード内のワークロードを制御して、PRIMEPOWERの高性能なCPUを有効利用するための支援をします。
またWebアプリケーション基盤である「Interstage Application Server」、業務のサービス品質を可視化する「Systemwalker Service Quality Coordinator」およびシステム統合管理「Systemwalker Operation Manager」との連携により、より柔軟なワークロード管理が可能になり、高い利用効果を得ることができます。
本ソフトウェアが提供する機能は、以下の通りです。

■基本機能

  • 業務への物理CPU単位の割り当て
    • ノード内のCPU資源を物理的に個数で分割し、業務と対応付けることで、別グループの業務からのCPU 資源の干渉を抑止します。
    • 業務に割当てたCPUの構成を運用中に動的に変更することが可能です。例えば部門間での一時的なCPU資源の貸借や、オンラインとバッチが混在するシステムでの昼夜切り替えなど計画的な負荷変動に 合わせた切り替えに利用でき、安定した運用を守りながらCPU資源を効率的に利用することが可能です。
  • 業務単位の性能情報の可視化
    • 業務単位のリソース使用量(CPU、メモリ等)をリアルタイムに表示します。
    • 過去の業務単位のリソース使用量実績(CPU、メモリ、I/O量等)を表示します。
  • 業務の過負荷事象の通知
    • 業務の負荷が閾値を超えた場合に、メッセージで知らせ、システム管理者の対処を促します。

■Interstage Application Server連携機能

  • 業務単位のCPU資源配分調整
    • 1つのノードに複数の業務が混在しているシステムにおいて、業務間のCPU資源競合が発生した際に、業務のCPU資源使用量が予め決めたCPU資源配分値を超えないように調整します。
    • 高優先の業務で、予想を超える量のトランザクション発生により、レスポンスが悪化した場合、低優先業務のCPU資源配分値の一部を高優先業務に回すことで、レスポンス劣化の解消を行います。
  • 業務単位の性能情報の可視化
    • 過去のInterstage業務単位のトランザクション量、Interstageプロセス多重度、CPU使用量を表示します。
  • 資源配分のスケジュール設定
    • 日々における業務毎の負荷変動の傾向や、業務間の資源配分優先度の変化に合わせ、システム管理者が時間、曜日、日付の単位で資源配分スケジュールを設定し、負荷の変動に対応した柔軟な資源割当てを可能とします。
    • 時間、曜日、日付の単位でInterstageプロセスの多重度をスケジュール設定することができ、トランザクション処理量の調整を可能とします。

■Systemwalker Operation Manager連携機能

  • バッチ業務へのCPU資源割り当て
    • Systemwalker Operation ManagerにおけるWorkload Organizer連携機能の導入により、バッチ業務とWorkload Organizerの関連付けが簡単に行え、基本機能が利用できるようになります。

■Systemwalker Service Quality Coordinator連携機能

  • アプリケーションの性能情報の一元管理
    • Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携させると、アプリケーションサーバやデータベースなどの性能情報とWorkload Organizerが提供する業務ごとのシステムリソース利用情報を一元管理することができます。これにより、それらの相関関係など様々な観点で性能問題を分析したり、「カスタマイズレポート」によりお客様の業務にマッチした分析結果を提供することが可能となります。

【利用による効果】

  • ノード内のCPU資源配分調整により、業務間でのCPU資源の競合を防ぐことができるため、ノード内のCPUを複数の業務で共有しながら各業務の性能安定化を実現します。
  • 業務へのCPU資源配分スケジュール機能により、時間帯によって優先度が入れ替わる業務が混在するシステムで昼夜切り替えを行うなど計画的な資源配分をすることができ、CPU資源の利用効率を向上させることができます。
  • 蓄積された性能データにより、中長期的な資源利用状況の傾向分析、将来のキャパシティ・プランニングに利用するなどサーバシステムの性能管理を支援します。
  • GUIにより、業務へのCPU資源配分の設定や動的な資源配分変更のスケジュール設定がわかりやすく、容易にできます。また、業務単位の資源利用状況もGUIでのグラフィカルな表示により直感的に把握することができます。

【新規機能】

版数 新規機能
1.0 新規提供

システム構成

Workload Organizerの設定や情報表示はGUIクライアントを使用して行います。

  • Windows版GUIクライアントを利用する場合
    クライアントとなるWindows端末にWindows版GUIクライアントをインストールして、使用します。
  • Solaris OE版GUIクライアントを利用する場合
    クライアント端末からXウィンドウを起動して対象サーバにログインします。Workload Organizerに含まれているSolaris OE版GUIクライアントを起動します。(Solaris OE版GUIクライアントを別途インストール必要はありません。)